2021年選手権愛知大会Hブロック展望

シード校は享栄。
今年の享栄は間違いなく選手層ではナンバーワン。投手陣も140km以上投げる投手が揃っていて、誰を投げさせるんだ、と監督なら悩むレベル。打線も活発ですし、優勝候補の筆頭に挙げられるのも分かるチームです。
後は近年勝ち切れない、甲子園に届かない。勝負弱さをどう克服するか。現チームで負けているのは県内では東邦(2敗)と名電。ここといつ、どう当たるかもカギになりそうです。
初戦は蒲郡-知立東の勝者と。どちらも県大会に出て勝っている好チーム同士。地力のあるチームですが、享栄はさすがに問題にしないか。蒲郡の板井投手、知立東の岡部捕手は好選手。
隣のゾーンは県大会進出校が争う。岡崎工科、碧南、名城大附。
名城大附-岡崎城西はなかなかのカード。どこが享栄への挑戦権を得るか、読みにくいですね。ただ、享栄が頭一つ抜けているのも事実ですが・・・。実績からは名城大附かな。
反対の山は混戦。明和、大成、名古屋国際、半田あたりが中心か。
ただ、上記の各校もなかなかの好チームと初戦を当たります。明和と当たる五条はチームが出来て最初の学年が3年生。経験を活かして明和を慌てさせたところ。
名古屋国際と当たる南山は昨年1年生で好投した木村投手がいます。どう成長したか注目。
大成の初戦で当たる旭丘は藤田投手が好投手。大成打線を抑えて競り合いに持ち込みたいところですね。
半田は岩山投手がかなり球が速く、注目ピッチャー。なかなか厳しい組み合わせですけど、勝ち上がる力を十分備えます。
桜台、杏和も地力のあるチーム。混戦ですね。
5回戦は享栄-明和。ベスト8は享栄と予想します。どこが5回戦に上がってくるかは楽しみですね。
享栄 蒲郡 知立東 岡崎工科 安城農林 昭和 碧南 名城大附 岡崎城西 桜台 名古屋工 明和 五条 一宮工科 稲沢 犬山南 海翔 杏和 岩津 南山 名古屋国際 半田 安城東 大成 旭丘