豊川-豊丘 観戦記(2020年秋季全三河大会)

10月24日に豊橋球場で行われた第2試合、豊川-豊丘の観戦記です。
県大会に届かなかったものの、全三河大会の1回戦で杜若にコールド勝ちした豊丘がどんなチームか注目して観戦しました。

豊川
00066|12 H11 E1
00010|1 H7 E2
豊丘
(5回コールド)

豊川
永井-門田
豊丘
尾形-國嶋

投手成績
豊川
永井(11) 5回 83球 被安打7 四球1 三振5 失点1(自責点0)
豊丘
尾形(1) 5回 108球 被安打11 四死球6 三振2 失点12(自責点11)

豊川
8鈴木 9澤田 6小林→R竹内→6 5近藤 3河合→3彦坂 2門田 4中濱 1永井 7三谷
豊丘
7鈴木啓 2國嶋 6高橋 5大場悠 1尾形 4大場元 8鈴木大 3古越→R鈴木爽 9仁枝

(試合経過)
4回表、1死満塁から8番永井のタイムリーで豊川が先制。尚も押し出し四球、2点タイムリーエラー。盗塁の間にエラーが出て1点。更に1死3塁からセーフティスクイズが決まり1塁もセーフ。この回6点を上げます。
4回裏、1死2塁から5番尾形のヒットでレフトがもたつく間にランナー生還。6-1
5回表、1死1塁から6番門田が2ランホームラン。更に1死2塁から8番永井のタイムリー。2死2,3塁から2番澤田の2点タイムリー2ベース。3番小林もタイムリー2ベース。この回打者一巡で12-1に。
5回裏、2死1塁から2番圀嶋がヒット。3番高橋が四球でつなぎチャンスを作るも4番大場悠が倒れコールド成立。
豊川が勝ちました。

総評

得点経過だけ見れば豊川が圧勝。
ただ、豊丘はMAX133kmを出していた豊川の永井投手の球威に全く負けずに2回までに3安打。しっかりとした強い打球で打ち返し、杜若にコールド勝ちをしたのも伊達じゃないところを見せてくれました。
4回裏にはエラーも絡んだとはいえ、打って取った1点。打線は力があります。
尾形投手もボールに力があり、MAX130kmをマーク。ただ、慎重になりすぎてか4回にコントロールを乱して豊川に一気に付け込まれました。もっと自分のボールの力を信じて投げられるといいですね。
豊丘はスタメンが2年生2人だけであとは1年生というチーム。それがこれだけ戦えるのは驚き。来春のチームが楽しみです。
豊川も3回までも毎回ランナーは出すものの、あと1本が出ずちょっと嫌な展開。それを4回表に永井選手がタイムリーを打って振り払いました。
5回の集中打は見事。一気にコールドまで持っていったのは今後の自信になりそうです。

ピックアップ選手

豊川 永井 大雅 投手(2年)

MAX133kmをマーク。ただ長打は無かったもののクリーンヒットも結構打たれました。ストライク先行で四球が少ないのが強みの右腕。

豊川 門田 実 捕手(2年)

セカスロでは2秒を切ることもありました。ホームランはライナーで飛び込む素晴らしい打球でした。マルチ安打。右投げ左打ち。

豊川 澤田 捷輝 外野手(2年)

3安打の固め打ち。スクイズがヒットになったバントヒットも鮮やかでした。2番にこういう選手がいると打線はつながりますね。

豊丘 尾形 唯士 投手(2年)

MAX130kmをマーク。豊川打線から結構空振りも取って、力のある投手でした。4回からボールが増えて自滅のような形になったのは残念。

豊丘 大場 悠都 内野手(1年)

1年生で4番。ヒットで出た後に盗塁も決め、センスのあるところを感じました。

豊丘 國嶋 大成 捕手(1年)

5回に2死1塁からヒットを打って意地を見せました。キャッチングが今一つで、それでピンチが拡大した場面もあったので、まずはしっかりと取ることを向上させたい。

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