岐阜聖徳学園大-東海学院大 2回戦 観戦記(2023年春季岐阜大学リーグ)

4月23日にKYBスタジアムで行われた第3試合、岐阜聖徳学園大-東海学院大の2回戦の観戦記です。
首位争いをしている岐阜聖徳学園大にとっては負けられない試合。2本柱の有賀投手が先発しました。

岐阜聖徳学園大
013321|10 H11 E0
000000|0 H4 E1
東海学院大
(6回コールド)

岐阜聖徳学園大
有賀(14)、蓮尾(15)-大村、知野
東海学院大
伊藤(19)、名和(36)、北村(17)、柴栄(22)-浅野

投手成績
岐阜聖徳学園大
有賀達彦 5回2/3 73球 被安打4 四球1 三振4 失点0
蓮尾洸大(沖学園 4年) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

東海学院大
伊藤慈(池田 4年) 2回2/3 57球 被安打5 四死球4 三振2 失点4

名和寛祥(羽島 3年) 1回 28球 被安打3 四死球2 三振2 失点3

北村凌晟(春日井西 4年) 1回 32球 被安打1 四死球4 三振2 失点2

柴栄竜也(彦根総合 3年) 1回1/3 26球 被安打2 四球0 三振1 失点1(自責点0)

(出場選手)
岐阜聖徳学園大
7原田(9)→7福村(26) 4内田(4) 8横井(10) 3富井(1)→3三浦(24) 9前田(8) D矢岸(3) 5山本(6) 6横尾(7) 2大村(22)→H金森(36)→2知野(27)
東海学院大
3小山(1) 4吉川(7) 2浅野(10) 5来田(8) 7勝野(25) 8印牧(28) D岡(35) 9藤田(27) 6平田(21)→H岡本(24)→6

(試合経過)
2回表、2死1,2塁から8番横尾がタイムリー2ベース。岐阜聖徳学園大が先制。1-0
3回表、1死1,2塁から5番前田がタイムリー。1死満塁から7番山本が犠牲フライ。8番横尾がタイムリー。ここでピッチャー交代、名和。4-0
4回表、1死満塁から5番前田が押し出し四球。2死満塁から7番山本が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、北村。7-0
5回表、2死1,2塁から4番三浦が2点タイムリー2ベース。2死満塁でピッチャー交代、柴栄。9-0
6回表、2死1,3塁から3番横井がタイムリー2ベース。10-0
6回裏、2死でピッチャー交代、蓮尾。
岐阜聖徳学園大が6回コールドで勝ちました。

短評

岐阜聖徳学園大が快勝。
四死球等で作ったチャンスを着実に活かした岐阜聖徳学園大の攻撃が見事でしたが、ポイントになったのは8番横尾選手。守備がいい選手で、打撃が期待されている選手ではなかったと思うのですが、勝負強さを持っていて、この日も2本のタイムリーがかなりチームを楽にしました。こういう意外性の選手が活躍するとチームは乗っていきますよね。
有賀投手はさすがのピッチングで6回途中まで無失点。5回に3本ヒットは浴びたのですが、その間にゲッツーを挟んでいてきっちりと無失点。安定感はさすがです。
投打ともいい状態になってきているので、いい形で次節の中部学院大戦を迎えられそうです。楽しみですね。
東海学院大はしぶとい投球をする印象の伊藤投手が粘れず失点。リリーフ陣も踏ん張れませんでした。
代打で出た岡本選手がそのまま守備に入って、素晴らしいプレーを見せていました。ちょっと注目したい選手ですね。

ピックアップ選手

岐阜聖徳学園大 横尾 慎一郎 内野手(島田樟誠 3年)

8番ショートで出場。守備が買われている選手ですが、この日は先制タイムリー2ベースから2打席目もタイムリー。かなりチームを楽にしました。自分が見ている時に勝負強さを見せる選手なんですよね。

岐阜聖徳学園大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 3年)

先発して6回2死まで0点。MAXは134kmくらいでしたが危なげないピッチングが光りました。盗塁で2つ、盗まれていたのは気になりますが、キャッチャーと連携してスタートを簡単に切らせないようにしたいですね。

岐阜聖徳学園大 内田 力斗 内野手(誉 4年)

2番セカンドで出場。2安打1四球と出塁し全てホームへ返ってきました。中軸が好調だけに、1,2番が出られると点が入りますよね。

東海学院大 岡 龍輝 外野手(津商 3年)

7番DHで出場し、2安打のマルチ。有賀投手に合っていましたね。

東海学院大 岡本 蒼生 内野手(近江兄弟社 2年)

代打で登場しヒット。それ以上に守備の上手さが光りました。スタメンで見たい選手ですね。

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