静岡大-三菱自動車岡崎 観戦記(2021年JABA高山大会)

8月11日に飛騨サン・スポーツランドふるかわで行われた静岡大-三菱自動車岡崎の観戦記です。
静岡大が企業チーム相手にどこまで食い下がれるかに注目して観戦しました。

静岡大
000000000|0 H3 E0
01000200X|3 H9 E1
三菱自動車岡崎

静岡大
石田、加藤、吉田-西林
三菱自動車岡崎
富田-西川

投手成績
静岡大
石田雄大(20) 6回1/3 104球 被安打7 四死球3 三振2 失点3

加藤翔太(16) 0/3 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0

吉田哉太(15) 1回2/3 被安打1 四球0 三振2 失点0

三菱自動車岡崎
富田蓮(13) 9回 111球 被安打3 四球2 三振12 失点0

(出場選手)
静岡大
9出口(7)→7→H東條(4)→7市田(33) 3吉川(27)→H槙野(9)→3竹田龍(34) 4佐藤(22) 8木川(5)→H小栗(12)→9→R上田(8) D速水(24)→H竹田耕(2) 6原田(6) 2西林(1) 7永井(10)→8 5荒井(23)
三菱自動車岡崎
5冨澤(4) 6宇都口(2)→4 8大西(25)→R山田(19)→3 3田口(7)→6内藤(8) D堂(0)→H星野(20) 9大工原(27)→7里見(28) 4荒(5)井→H伊藤(1)→9 2西川(10) 7飯嶌(24)→9→8

(試合経過)
2回裏、1死2塁から7番荒井のタイムリー3ベース。三菱自動車岡崎が先制。1-0
6回裏、2死2塁から8番西川のタイムリー2ベース。9番飯嶌のタイムリー。3-0
三菱自動車岡崎が勝ちました。

総評

三菱自動車岡崎の富田投手が完封。3安打2四球と危なげないピッチングで静岡大打線を圧倒しました。
MAX145kmと過去最高を更新したとのことですし、確実に力を伸ばしてきています。2次予選でも先発の抜擢があるかも。成長著しいですね。楽しみです。
静岡大の石田投手もMAX146km。ちょっとばらつきはあったものの、球威で押し切る場面も多く、常時140km以上を投げる力強さもありました。秋の活躍が楽しみです。
打線は3安打と厳しい結果でしたが、下位打線の永井選手、荒井選手、途中出場の小栗選手にヒット。こういうのを自信にしてほしいですね。
三菱自動車岡崎も下位の7,8,9で点を取りました。まんべんなくヒットが出ましたし、レギュラー組を突きあげていってほしいですね。

ピックアップ選手

静岡大 石田 雄大 投手(刈谷 4年)

MAX146kmを記録。常時140kmをマークするなど、ボールの力の安定感は増してきています。ただ少しボールがばらつく。四死球はそんなに出していないのですが、上位チームほど見極めてくるので、ストライクを先行出来るようにしていきたいですね。

静岡大 吉田 哉太 投手(浜松西 2年)

右のサイドハンド。先日もリリーフで好投していましたが、サイドでボールに力があるので、特に初見では対応が難しいピッチャー。リリーフで活躍出来そうな投手。

静岡大 永井 結登 外野手(彦根東 3年)

チームのキャプテン。8番レフトで出場し、ヒットを1本放ちました。攻守で引っ張ってほしいですね。

三菱自動車岡崎 富田 蓮 投手(大垣商 2年目)

見事な完封勝利。MAX145km。確実にボールの力は増していて、静岡大打線を寄せ付けず。この内容なら2次予選での先発もありそう。やはり西濃運輸の林投手との投げ合いが見てみたい。

三菱自動車岡崎 荒井 海斗 内野手(前橋育英-明治大 4年目)

7番セカンドで出場し、先制のタイムリー3ベースを放ちました。あまり通常の公式戦では出番のない立場。アピールしていってほしいですね。

三菱自動車岡崎 西川 尚希 捕手(比叡山-青山学院大 2年目)

8番捕手で出場。6回に追加点となるタイムリー2ベースを放ち貢献。富田投手の完封を引き出すリードも見事でした。

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