名城大-名古屋商科大 2回戦 観戦記(準硬式春季東海地区大学リーグ戦)

5月12日にパロマ瑞穂球場で行われた準硬式の春季愛知大学リーグ、名城大-名商大の2回戦の観戦記です。
試合前に7勝2敗と2位で並んでいる両チーム。勝った方が2位以上が確定する大事な試合となりました。

名城大
101001020|5 H10 E0
00010610X|8 H8 E2
名商大

名城大
山崎、成瀬、川瀬-柴田
名商大
長谷川-稲留

投手成績
名城大
山崎 5回2/3 96球 被安打6 四死球5 三振4 失点6
成瀬 1/3 16球 被安打1 四球1 三振1 失点1
川瀬 2回 23球 被安打1 死球1 三振1 失点1

名商大
長谷川 9回 119球 被安打10 死球1 三振10 失点5(自責点4)

出場選手
名城大
6山形 4岩田 3竹内 9小塚 5山口 D井上→H田中 7玉利→H斎藤 2柴田→H松村 8松本→H堀端
名商大
5余合 4藤原 2稲留 D滝本 3加藤 8小平 7堀→H富田→9 6桑鶴 9深見→7

(試合経過)
1回表、1死2塁から3番竹内のタイムリー。名城大が先制。1-0
3回表、1死1,3塁から4番小塚のタイムリー。2-0
4回裏、1死2,3塁から代打富田の3ゴロの間に1点。2-1
6回表、2死3塁から6番井上のタイムリー内野安打。3-1
6回裏、2死1,2塁から7番富田の2点タイムリー2ベース。更に2死1,2塁から9番深見のタイムリーで逆転。ここでピッチャー交代、成瀬。更に振り逃げで2死満塁となり、2番藤原に押し出し四球。3番稲留が2点タイムリー。打者11人の猛攻で6点を奪い、名商大が逆転。7-3
7回裏、1死2,3塁から8番桑鶴のスクイズが成功。8-3
8回表、無死1塁から4番小塚のタイムリー3ベース。5番山口の遊ゴロの間に1点。8-5
名商大が勝ちました。

総評

名商大が逆転勝ち。
6回表までは名城大ペース。チャンスを確実に活かし試合を優位に進める。
6回裏は2死無走者。5番加藤のセンター前のフライは完全に打ち取った当たりでしたが、センターが前進したもののかなり打球が風に押し戻されて、むしろセカンドに近いところで落ちる2ベースに。ここからアウト1つが取れない間に6点を失う流れになってしまいました。
野球が1プレーから流れが変わる怖さを感じる試合に。
ただ、前の回に1死3塁からかなり力を入れて山崎投手は連続三振に斬ったのですが、こういうのがボディブローのように効いた感じもします。
ただ何にしても、この時の名商大の集中打が見事でしたね。
長谷川投手は名城大打線を要所で三振に斬って取る力のあるピッチングを披露。完投したのは素晴らしかったです。

ピックアップ選手

名城大 山形 祐介 内野手(栄徳 3年)

1番ショートで出場し、3安打、長打2本と素晴らしい打撃を見せました。9回に2死無走者から意地の3ベースは見事。

名城大 小塚 風斗 外野手(至学館 3年)

4番ライトで出場し、タイムリーヒット2本。4番として仕事を果たしました。

名城大 山崎 昂平 投手(南砺福野 3年)

先発で5回までは素晴らしい内容で抑える。ただ、4回、5回とピンチを抑えて、6回にそれが微妙に響いた形。2死無走者からの不運な2ベースで始まるピンチを踏ん張り切れませんでした。

名商大 長谷川 寛人 投手(北陸学院 4年)

10奪三振を奪い、力のある投球を披露。ランナーは出すものの、大崩れをしない投球で、完投勝利。大きな1勝を上げました。

名商大 富田 翔伍 外野手(至学館 1年)

途中出場で3打点。6回の2ベースは貴重な同点2点タイムリーとなりました。3盗を含め2盗塁と脚も披露。

名商大 桑鶴 孔太 内野手(愛産大三河 2年)

8番ショートで出場し、2打数2安打、1四球、1犠打と見事な活躍。7回のスクイズは貴重な追加点となりました。

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