皇學館大-鈴鹿大 3回戦 観戦記(2019年秋季三重大学リーグ)

10月13日に津球場で行われた皇學館大-鈴鹿大の3回戦の観戦記です。
皇學館大は勝てば優勝。負けるとプレーオフという試合でしたので、優勝が見れることを期待して観戦しました。

皇學館大
300001001|5 H6 E2 
000000000|0 H3 E0
鈴鹿大

皇學館大
中山-中妻
鈴鹿大
北村、岡崎、坂口-今村

投手成績
皇學館大
中山 9回 122球 被安打3 四球1 三振6 失点0

鈴鹿大
北村 1/3 31球 被安打0 四球5 三振0 失点3
岡崎 7回2/3 104球 被安打4 四球2 三振3 失点1
坂口 1回 21球 被安打2 四球0 三振2 失点1

中山投手は相可高校出身の4年生。右のオーバーハンド。MAX130kmくらいで、球速よりは速く感じるタイプ。ボールが動いている感じもしますね。

北村投手は日星高校出身の2年生。右のオーバーハンド。まっすぐは130km後半。大きく外れる感じでは無かったですが、少しずつ外れて苦しんだ形でした。

岡崎投手は右のサイドハンド。綾羽出身の3年生。まっすぐは120km後半を記録。安定したピッチングで試合を立て直しました。

坂口投手は右のアンダーに近いサイドハンド。海星出身の4年生。

(出場選手)
皇學館大
6宮崎 4大野 9森本 3広 8奥谷 2中妻 D村林 5八重田→H菅尾→5山本 7三輪
鈴鹿大
8大峯 4藤塚→4高村 D市川 9松本→H小池 5西口→H名嘉 3宮本→3大熊 7上甲 2今村 

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番森本の1ゴロでホーム転送。3塁ランナーが挟まれるも、ランダンプレーを交わし3塁セーフに。更に四球で1死満塁から5番奥谷、6番中妻、7番村林と3連続押し出し四球。ここでピッチャー交代、岡崎。岡崎が後続を打ち取って3点で終了。3-0
6回表、2死2塁から1番宮崎がタイムリー3ベース。4-0
9回表、1死3塁から3番森本がタイムリー2ベース。5-0
皇學館大が勝って優勝を決めました。

皇學館大は初回からしっかりとボールを見極めて、北村投手を苦しめた形に。
中山投手のピッチングが見事でした。
正直言うと、中山投手は球速表示的には速くないので、なんで打ちづらいのか分からなかったですが、正面から見ると思った以上に速く感じるし、緩急もあってコントロールもいい。相手にするとやっかいなタイプなんでしょうね。

打線はプロ志望届を出している宮崎選手が目立ちました。点数の入ったイニングではすべて絡んでいますし、180㎝と上背があり、スピードもある。伸びしろがまだありそうですし、プロで指名されるか分かりませんが、能力の高さは感じました。ドラフトが楽しみです。

エラー2つも個人的にはヒットでもいいような打球でしたし、優勝にふさわしいチームだったと思います。
3連盟では、相手が強くなります。この日のように先手を取って試合を優位に進めたいですね。

鈴鹿大は初回の北村投手の乱調で決まってしまった形に。ただ、そんなに大きく外れていた投球ではなかったですし、まだ2年生ですので、来年に向けての成長を期待したい投手。

1番の大峯選手(城北、2年)が2安打で孤軍奮闘。初回も粘っていましたし、いい1番だな、と感じる選手でした。

岡崎投手が良く試合を作りましたね。野手は1年生3人を含む若いチーム。来年に向けていい経験にしてほしいです。

コメントを残す

関連記事を表示