丹羽-清林館 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)
7月19日に一宮球場で行われた丹羽-清林館のTV観戦記です。
丹羽
000101100|3 H10 E1
00500000X|5 H11 E1
清林館
丹羽
日下部、寺田、宮島-大野
清林館
石丸、平野功、鷲見-川部
投手成績
丹羽
日下部(9) 3回 63球 被安打7 四球0 三振2 失点5
寺田(10) 3回 35球 被安打3 死球2 三振0 失点0
宮島(1) 2回 18球 被安打1 四球0 三振1 失点0
清林館
石丸(1) 5回2/3 102球 被安打6 四球3 三振4 失点2(自責点1)
平野(11) 1回 27球 被安打3 四球1 三振2 失点1
鷲見(17) 2回1/3 被安打1 四球0 三振5 失点0
丹羽
7宮西 8伊藤 4北折 5寺澤 2大野 6橋本 1日下部→9 3嶋→1寺田→1宮島 9三浦
清林館
6竹本 4山川 7森下 9藤島 5伊藤 3吉田 1石丸→1平野→1鷲見 2川部 8小林→H棚橋→8小川
(試合経過)
3回裏、1死2,3塁から2番山川がライトへ上手く落としてタイムリー。3番森下もライトへタイムリー。4番藤島のショート後方へのポテンタイムリー。1死満塁から6番吉田の犠牲フライ。2死1,3塁から7番石丸のタイムリー。清林館が5点先制。
4回表、2死1,3塁から9番三浦の3ゴロの難しいバウンドを弾きランナー生還。5-1
6回表、2死1,2塁から9番三浦がタイムリー。ここでピッチャー交代、平野功。
7回表、1死1,2塁から5番大野のタイムリー。2死1,2塁でピッチャー交代、鷲見。5-3
清林館が逃げ切りました。
丹羽はチャンスは比較的作っていたのですが、ノーアウトのランナーを一度も出せず。そうなると攻め手が限られて大量点も厳しくなる。得点を奪った4回、6回も2死無走者からの得点でした。そうなると複数点ってのは難しくなりやすいですよね。
唯一、1死から四球、連打で得点を奪った7回に、1死1,2塁から6番橋本選手のヒットで2塁ランナーがホームを刺されたプレーが大きなプレーになりました。ただ、ここは清林館の藤島選手の好返球を褒めるプレーだったと思いますが・・・。
ここで鷲見投手には抑えられてしまったので、結果は分かりませんが、もう少しプレッシャーを与えられたかもでした。
長打を一本も打てませんでしたがこれは清林館の外野守備を褒めるべきかな?ポジショニングがヒットを防ぐ場面もあり、見事でした。
1イニング5失点もものすごく連打を浴びて、とかではなく、清林館の上手くおっつける打撃でつながれた、という形でした。その回以外は3投手で上手く打たせて取っていました。自分たちのやれるプレーはやりきったかな、という試合だったと思いますね。
清林館は1チャンスで5点取ったのが大きかった。このイニングは打者一巡でヒット6本出たのですが、会心の当たりは最初の川部選手のヒットくらい。後は逆方向に上手く打って、野手の前に落ちる、という感じ。でもそれが持ち味なんでしょうね。
内外野、守備がしっかりとしていて、石丸投手、平野功投手を上手く支えました。
鷲見投手は秋に先発しているように、2年生ということでリリーフに回っていますが、本来はエース格と思われるピッチャー。こういう力のある投手をリードして出せる展開にもっていくのが勝つ流れになりますね。
川部捕手は唯一の2年生でのスタメンで、159㎝とキャッチャーとしてはかなり小柄ですが、打撃でも2本ヒットを打ち、リードで投手を引っ張りました。楽しみな選手です。