蒲郡東-西尾東 観戦記(2019年秋季全三河大会)

10月20日に蒲郡球場で行われた蒲郡東-西尾東の観戦記です。
蒲郡東はブログを始めてから初の観戦。ここのところ評判がいいので、どんなチームか楽しみに観戦しました。

蒲郡東
000000300|3 H9 E0
000000000|0 H5 E1
西尾東

蒲郡東
河井-廣田
西尾東
越山、深谷-阿部

投手成績
蒲郡東
河井(1) 9回 111球 被安打5 四死球2 三振3 失点0
西尾東
越山(1) 7回 93球 被安打8 四球2 三振6 失点3(自責点2)
深谷(10) 2回 16球 被安打1 四球0 三振0 失点0

河井投手は右のオーバーハンド。まっすぐは目測で120km中盤~後半。スローカーブなども使い、緩急が使えて、狙ってインコースも投げ切れる。好投手です。

越山投手は右のオーバーハンド。まっすぐは目測で120km前半~中盤。ランナー出しても慌てず、崩れにくい投手。

深谷投手は右のオーバーハンド。細身でまっすぐは目測で120km~120km前半くらい。

(出場選手
蒲郡東
6中川 3羽田 8永田 5鈴木憧 7川口 1河井 9山本康(12) 4西岡 2廣田
西尾東
8石川歩 9石川拓 5鈴木 3永友 1越山→H安井(18)→1深谷(10) 7野村 2阿部 6近藤→H松崎(14)→4 4磯貝→H杉浦(15)→6

(試合経過)
5回表、1死3塁から2番羽田のショート左のライナーをショートが落とし記録ヒットで1,3塁。3番永田が遊ゴロゲッツーでチャンスを活かせず。
7回表、1死1、3塁から1番中川のタイムリー2ベース。2死2、3塁から3番永田の2点タイムリー3ベース。蒲郡東が3点先制。
7回裏、1死から3番鈴木、4番永友の連打で1,2塁とするも代打安井の三遊間のゴロをショートが上手くさばいて3塁に送球しアウトに。6番野村も打ち取って0点でしのぎます。
8回裏には先頭の阿部のヒットのあと、代打松崎の遊ゴロで1塁走者が守備妨害を取られゲッツーに。西尾東はチャンスを活かせず。
蒲郡東が勝ちました。

蒲郡東はチームが16人。試合前のノックを見ていても、決して選手が上手い、とは感じなかったものの、試合では堅実な動きでやれるプレーをしっかりとこなしてノーエラー。バタバタしないプレーぶりに好感を持ちました。

ノーアウトからのランナーはバントでしたが、1死からはエンドランを上手く使ってチャンスを拡大。エンドランではしっかりと右打ちも徹底。ここでもやるべきプレーの選択が出来ているな、と感心。

9番捕手の廣田選手が守備でも冷静なリードが光りましたが、打つ方で3安打とチャンスを広げる活躍。7回はそこで1番中川選手、3番永田選手が応えての3点となりました。

部員が多く、強豪の西尾東と真っ向勝負で撃破。河井投手の好投がもちろん一番大きいですが、チームでのまとまりが相手を上回った印象。今後が楽しみなチームですね。

西尾東は6回まで0-0でしたが、打線が河井投手に圧され、チャンスらしいチャンスが作れず。それでもランナーが出た時は盗塁もしてプレッシャーは与えていたのですが・・・。

8回裏には無死1塁から三遊間寄りの遊ゴロで2塁ホースアウトでもともと1塁は厳しいタイミングだったのですが、1塁ランナーの走塁が、送球の邪魔をしたという判定でゲッツーになる不運。ちょっと気の毒ですが、そういうプレーはダメという、教訓にしてほしいですね。

4番の永友選手は注目されていますが、この日は1本ヒットを放ったものの、会心の当たりは無かった。いかに強いスイングを維持しながらコンタクト率を上げるか。雰囲気を変えられる選手ですので、春までの成長を期待したい。

全体的に強い打球が少なかった。部員も多く、来年の夏に向けて、しっかりと競争をして、全体でレベルUPを図ってほしいですね。

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