横須賀-西春 観戦記(2022年高校野球選手権愛知大会)

7月9日に一宮球場で行われた横須賀-西春の観戦記です。
県大会出場校同士の好カード。雨で何度も中断し、結果継続試合となりました。

横須賀
000120000|0 H9 E7
06000002X|8 H6 E1
西春

横須賀
大西(7)、伊藤(1)-井土
西春
長谷川(1)、秋田(10)-勅使

投手成績
横須賀
大西浩介 2回 59球 被安打2 四球2 三振3 失点6(自責点0)
伊藤敏珠 6回 被安打4 四死球3 三振4 失点2(自責点1)

西春
長谷川太陽 7回 114球 被安打8 四球1 三振6 失点3
秋田桐琉(3年) 2回 被安打1 四球1 三振2 失点0

(出場選手)
横須賀
8安藤 2井土 1大西(7)→7 3七反田 7塚野(13)→9 5豊島(9) 4佐藤(5) 9成田(12)→1伊藤(1) 6杉浦
西春
9中川 2勅使 6森川→7 5原 3三浦 1長谷川→6 7松岡→8 4尾内 8吉田(19)→1秋田(10)

(試合経過)
2回表、1死2塁、7番佐藤のカウント0-2で中断に。結局1時間20分くらいの中断となりました。
2回裏、1死2,3塁から9番吉田の投ゴロで送球が悪送球となり1点。1死2,3塁から1番中川が2点タイムリー2ベース。1死3塁から2番勅使のスクイズが成功(1塁セーフ)。2死1,2塁からタイムリーエラーで2者生還。この回6点。6-0
4回表、先頭の4番七反田がソロホームラン。6-1
5回表、2死2塁から3番大西、4番七反田が連続タイムリー3ベース。6-3
7回裏、2死7番松岡のところで2度目の中断に。
8回表、先頭バッター四球となったところで3度目の中断に。結局継続試合となりました。
継続試合後は西春が8回裏にパスボールや犠牲フライで加点。8-3で横須賀を振り切って勝ちました。

総評

3度の中断。結局5時間くらいかかっていたのではないでしょうか。そして継続試合に。とにかくお疲れ様でした。
継続試合が終わってから総評を書きたいと思います。
横須賀は2回裏にエラーが5つも出る大混乱が発生。2回表に1時間20分以上の中断。これが大きく影響した形になってしまいました。
ヒットは横須賀が上回る。大西投手、伊藤投手ともにボールに力があるサウスポーで力を見せてくれた。それが雨に影響されてしまったのは残念でした・・・。
西春は逆に雨での中断でもその後に普通に試合をこなしていた。これが大きかったですね。2回表の中断にしても、守っていたのは西春の方。継続試合の後も西春が守備。ここをしっかりと抑えていることがすごいです。
どちらにしても長い試合、お疲れさまでした。

ピックアップ選手

横須賀 七反田 啓司 内野手(3年)

4番ファーストで出場。4回にホームラン。5回にはタイムリー3ベース。持ち前の長打を見せてくれました。

横須賀 大西 浩介 投手・外野手(3年)

先発のマウンドへ。初めて見ましたがMAXは137㎞を記録。左でこれだけの球威があるのはすごいですよね。身体もあるし、上で続けてほしい投手。
打つ方でも3番で5回にタイムリー3ベースをマークするなど3安打のマルチ。センスのある選手です。

横須賀 伊藤 敏珠 投手(3年)

3回からマウンドに上がり、エースらしくしっかりと試合を作り直しました。MAXは125㎞ですが、西春は伊藤投手のが打ちにくそうにしていました。切れのある球が素晴らしかった。

西春 長谷川 太陽 投手・内野手(3年)

先発で雨の中で試合を作りました。MAXは124㎞。中盤は捉えかけられたのですが、落ち着いて3点で抑えたのが勝利につながりました。
打つ方でも1安打1四球。盗塁も決める等センスを感じる選手です。

西春 中川 颯士 外野手(3年)

1番ライトで出場。2安打で2本とも2ベース。左右に打てるバッターですね。

西春 森川 滉史郎 内野手(2年)

3番ショートで出場。唯一の2年生でのスタメン選手ですが、スイングが鋭く、初回には大西投手の速球にしっかりと振り負けずにとらえていました。動きもいいですし、今後も注目したい選手です。

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