西春-誉 観戦記(2023年春季全尾張大会)
5月27日に小牧球場で行われた春季全尾張大会の1回戦、西春-誉の観戦記です。
西春がまだ見れていなかったので見たかったと、誉の黒野投手、子迫投手が見たくて足を運びました。
西春
0000000|0 H2 E0
500020X|7 H9 E2
誉
(7回コールド)
西春
丹羽(1)、加藤(20)、野本(10)-横田
誉
黒野(10)、井戸田(1)、子迫(11)-矢島
投手成績
西春
丹羽柚斗(3年) 1/3 16球 被安打5 四球1 三振0 失点5
加藤悠雅 4回2/3 83球 被安打4 四死球3 三振3 失点2
野本寛太(3年) 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0
誉
黒野颯太 4回 59球 被安打2 四球1 三振4 失点0
井戸田拓真(3年) 2回 22球 被安打0 四球0 三振3 失点0
子迫創太 1回 15球 被安打0 四球0 三振2 失点0
(出場選手)
西春
6高森 4喜多村→H野中(15)→4鈴木 5森川 2横田 8野本(10)→1 7櫻澤 3須田 9松江 1丹羽→1加藤(20)→8小堀
誉
6松下 9後藤 8田所 2矢島(12) 4田中 1黒野(10)→7 3黒田(5) 5宮下(16)→H瀧田(2)→R平池→5上田 7篠田→H高須(19)→1井戸田(1)→1子迫(11)
(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番田所がタイムリー。4番矢島がタイムリー3ベース。1死1,3塁から6番黒野がタイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、加藤。7番黒田のセカンド後方のフライが犠牲フライに。誉が5点を先制。5-0
5回表、ピッチャー交代、井戸田。
5回裏、1死3塁から5番田中がタイムリー3ベース。2死1,2塁から代打瀧田のタイムリー。7-0
6回裏、ピッチャー交代、野本。
7回表、ピッチャー交代、子迫。
誉が7回コールドで快勝。
総評
春の大会の予選を辞退した誉はこの大会が貴重な公式戦の場。注目の黒野投手が先発。最後には子迫投手が投げてくれました。
黒野投手はMAX146km、子迫投手はMAX142kmをマーク。力のある球が来ていました。夏に注目される投手たちですね。
打線は強い打球で外野を抜く場面が多かった。破壊力のある打線ですし、夏は相手からすると怖いチームになりそう。
井戸田投手もまずまず良かったですし、夏の連戦にも対応出来そうです。
西春は先発の丹羽投手が捕まりましたが、2番手の県大会でエースだった加藤投手がマウンドへ。こちらはMAX134kmを投げて誉打線にも負けない球を投げていました。身体もがっしりしていますし、かなり楽しみな投手ですね。
3番の森川選手、ショートに入っていた高森選手の動きの良さも光りました。公立として力のあるチームですので、夏にこちらも期待したいです。
ピックアップ選手
西春 加藤 悠雅 投手(3年)
背番号20番でしたが、春の県大会ではエース。ボールに力があり、MAX134kmをマーク。体格も良く、誉打線を押し込む力がありました。上でも成長が出来そうな投手。また見たいですね。
西春 森川 史郎 内野手(3年)
3番サードで出場。黒野投手の140kmを超える球をしっかりと引っ張って1塁線を破る3ベースを放ったのはお見事。打撃センスが光ります。
西春 高森 暁央 内野手(3年)
1番ショートで出場。ヒットは無かったものの、守備でいい動きを見せていました。森川選手が昨年はショートをやっていたのですが、その彼をサードに追いやってショートをやるだけはあるな、という印象でしたね。
誉 黒野 颯太 投手(3年)
先発して4回を2安打無失点。MAXは146kmをマーク。ほぼ140kmを超えていましたし、4月に見た時より状態は上がっている印象です。打撃でも3ベースの際にスピードがあり、身体能力が高いのも特徴的ですね。
誉 子迫 創太 投手(3年)
7回にマウンドへ。昨年秋はサイドハンドになっていましたが、スリークォーターに戻した感じ。MAX142kmでスライダーの切れが良かった。ちょっと押し出す感じのフォームでやや見やすそうですが、これだけスピードがあれば相手からは脅威ですよね。
誉 松下 音生 内野手(3年)
1番ショートで出場。2ベース2本のマルチで小柄ですが打球が速く、身体の強さがある選手ですね。守備でも安定感がありました。
誉 田所 璃乙 外野手(2年)
3番センターで出場。2安打のマルチでバットコントロールの良さが光ります。元々足の速い選手。逆方向の意識が強いのですが、出来れば引っ張る打球も打てるようになるともっと怖い打者になりそう。
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