中部学院大-西濃運輸 観戦記(2021年JABA高山大会)

8月12日にサン・スポーツランドふるかわ球場で行われた中部学院大-西濃運輸の観戦記です。
中部学院大は今年初めてちゃんと見るので、注目して観戦しました。
雨で帰宅したので5回終了時までの観戦となります。

中部学院大
302010100|7
000103301|8
西濃運輸

中部学院大
瀬田、東原、北田、斎藤、小引-田島輝、塚本
西濃運輸
林、野田、鈴木-森

(スタメン)
中部学院大
8藤本(1) 5森(8) D三塚(9) 3廣部(10) 9鈴村(5) 4山崎(6) 7大江(29) 6藤川(7) 2田島輝(12)
西濃運輸
6北野(6) 8原田(31) D渡邊(4) 9谷(25) 5野崎(28) 4大山(0) 7丹下(23) 3岩城(7) 2森(24)

(試合経過)
1回表、無死2,3塁から3番三塚が変化球を捉えてライトへ3ランホームラン。中部学院大が先制。3-0
3回表、1死2,3塁から7番大江が2点タイムリー。2死2塁でピッチャー交代、野田。5-0
4回裏、無死1,3塁から4番谷のタイムリー。5-1
5回表、2死から6番山崎がソロホームラン。6-1
5回終了時の球場を後にしました。
試合はその後西濃が追いつき、最後サヨナラ勝ちをおさめた模様です。

総評

中部学院大は打線が好調。3番の三塚選手は2本のホームランを放ち、4番の廣部選手が最初の2打席で連続ヒット(2ベース含む)。6番山崎選手にもホームランが出ましたし、長打も打てる打線は脅威になりそう。
先発の瀬田投手も勢いのある球で左腕でMAX143kmをマーク。リーグ戦でも活躍が期待されます。
西濃運輸は林投手が先発でしたが、調子を落としているのか、MAXも139km止まり。立ち上がりに苦しむのはこれまでも見られた傾向でしたが、2回以降もなかなか立ち直れず。納得のいくボールがいかないから、余計に力をいれようとして崩れている印象。ワイルドピッチ2つが余計にらしくないですよね。
無理に球速を出そうとせずに、バランスを考えていい球を投げることかなぁと。疲れも出ているころでしょうし。そもそもは切れで勝負する投手だと思いますしね。
西濃運輸は4回に4安打、1四球で1点しか取れなかったのは反省。何でこういうことが起きたかというと、無死1,3塁でライト前のヒットでタッチアップの体制となってスタートが遅れホームで刺されたことが原因。こういう走塁は反省しないといけないですね。
原田選手の状態が上がってきたし、打線は徐々に形になってきている印象。9月中旬までまだ時間はあるし、上手く調子を合わせていってほしいですね。

ピックアップ選手

中部学院大 瀬田 竜雅 投手(和歌山東 3年)

小柄なのです(168㎝)が体つきはしっかりとしていて努力の跡を感じます。MAXは143kmをマーク。3回までは西濃運輸打線を圧倒する力を見せました。
相手が慣れてきた時にどうするか。簡単に打たせることが出来ると球数を減らせると思うので、そこが課題になってきそう。

中部学院大 三塚 武蔵 外野手(県岐阜商 3年)

2本のホームランを放ちました。1回の3ランは変化球を上手く捉えての一発。しっかりと長打を打てるスイングは魅力ありますね。

中部学院大 廣部 就平 捕手(秀岳館 4年)

捕手登録ですが4番1塁で出場。やはり打者として魅力のある選手。打撃専念で最後の秋のシーズンも暴れてほしいですね。

西濃運輸 野田 晃誠 投手(大垣日大-愛知東邦大 1年目)

リリーフでマウンドに上がり、テンポのいい投球で試合を立て直しました。ファールを取る球質があるので、何か打者を打ち取る球があると楽になるでしょうね。

西濃運輸 林 優樹 投手(近江 2年目)

3回持たずで5失点。MAXは139kmでした。状態が落ちているようですね。
春から多く試合で投げていますし、実質戦力として初めての社会人のシーズン。疲れが来ている感じがします。ここから1か月後の2次予選に向けてどう状態を整えていくか。難しい調整になりそう。
個人的には疲れをとりつつフォームの微調整かな、と思いますが・・・。

西濃運輸 原田 大輔 外野手(宇部商-福岡大 4年目)

ラッキーな当たりもありましたが、5回までに3打数3安打。状態が上がってきましたね。やはり欠かせない選手ですので、2次予選での活躍も期待したい。

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