伏木海陸運送-日本製鉄東海REX 観戦記(2021年JABA高山大会)

8月12日にサン・スポーツランドふるかわ球場で行われた伏木海陸運送-日本製鉄東海REXの観戦記です。
2次予選に向けても大事な試合。他地区同士ですから、余計に貴重ですよね。

伏木海陸運送
300000000|3 H4 E0
000300000|3 H8 E1
日本製鉄東海REX

伏木海陸運送
西納、後藤、下川-田中、坂本
日本製鉄東海REX
新原、片山、松向、続木-阿保

投手成績
伏木海陸運送
西納敦史(17) 7回1/3 86球 被安打7 四球1 三振2 失点3

後藤庸輔(13) 2/3 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

下川智隆(18) 1回 21球 被安打1 四球0 三振1 失点0

日本製鉄東海REX
新原俊哉(15) 1回0/3 50球 被安打0 四球5 三振2 失点3(自責点2)

片山翔太(34) 5回 56球 被安打3 四球0 三振4 失点0

松向輝(19) 1回 15球 被安打0 四球0 三振2 失点0

続木悠登(16) 2回 33球 被安打1 四球1 三振3 失点0

(出場選手)
伏木海陸運送
4島(23) 6番場(3) 7中村天(9) 3乙野(2)→R宮下(4)→3水野(22) 9中村友(0)→H森川(6)→9 D吉村(10) 8越中(20)→H西田(57)→8石黒(24) 2田中(27)→H大野(7)→2坂本(5) 5宮口(1)
日本製鉄東海REX
9加藤樹(26) 6西浦(0) 5吉位(7) 2阿保(22) 3金子(23) D稲葉(6)→R下村(24) 8濱口(25) 7大塚(2) 4平野(4)

(試合経過)
1回表、2死満塁から6番吉村、7番越中が連続押し出し四球。更にワイルドピッチで1点。伏木海陸運送が3点を先制。
2回表、無死1塁でピッチャー交代、片山。
4回裏、1死1,2塁から4番阿保が2点タイムリー3ベース。5番金子の犠牲フライ。日本製鉄東海REXが同点に追いつく。3-3
8回裏、1死2,3塁でピッチャー交代、後藤。ここは後藤が外野フライ2本でしのぐ。
引き分けで9回終了。大会規定により引き分けに。

総評

日本製鉄東海REXは先発の新原投手が乱調。ボールのスピードは出ていましたが、コントロールが定まらず、初回にノーヒットで3失点。2回にも先頭バッターにフルカウントから四球を出したところで交代となりました。
そこから片山投手が立て直し、伏木海陸運送打線を抑えていき、伏木海陸運送の西納投手との投げ合いに。
3回まではほぼ完ぺきに抑えられていた東海REXでしたが、4回に先頭の加藤樹選手のヒットをきっかけに長打も出て3点。追いつきました。
それでも西納投手は以前よりもよりアンダーに近くなった印象でしたが、テンポのいいピッチングで、8回途中まで投げるさすがのピッチング。軟投派になっていますが、モデルチェンジ成功と言えそうです。
お互いにチャンスはあったのですが、決めてを欠き引き分け。
日本製鉄東海REXは投手力には余力を感じました。あとは打線を何とかしたいですね。
伏木海陸運送も打線が課題になっていきそうな印象でした。

ピックアップ選手

伏木海陸運送 西納 敦史 投手(大聖寺-富山大-三菱重工名古屋 9年目)

今年から伏木海陸運送に加入。コーチ兼任なんですね。
アンダーに近いフォームで軟投派になってますが、安定感は増したように感じます。この日も球数は少なく、打たせて取るピッチングがお見事でした。

伏木海陸運送 後藤 庸輔 投手(岐阜中京-名古屋経済大-富山GRNサンダーバーズ 5年目)

ピンチでリリーフ登板し、打者2人をしっかりとフライアウトで抑えました。ボールに力がありました。

伏木海陸運送 吉村 悟央 捕手(流経大柏-流通経済大-石川ミリオンスターズ 2年目)

6番DHで出場し、ヒット1本、四球2つと出塁して仕事を果たしました。

日本製鉄東海REX 片山 翔太 投手(大社-東洋大 4年目)

2回途中からマウンドに上がりました。140km前半のまっすぐと力があり、試合を立て直しました。今年は安定感を感じますね。

日本製鉄東海REX 加藤 樹 外野手(愛知啓成-東海大 3年目)

やはり打線の中心。この日もマルチヒットで活躍。この人が打たないことには打線が始まらない感じがします。

日本製鉄東海REX 阿保 拓真 捕手(弘前工-平成国際大 2年目)

この日は4番捕手で出場。反撃となる2点タイムリー3ベースを放ちました。最後までマスクを被り初回の3点でしっかりとしのぎ、投手陣をきっちりとリードしました。

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