愛知学院大-愛知工業大 2回戦 観戦記(2022年秋季愛知大学リーグ)

10月9日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、愛知学院大-愛知工業大の2回戦の観戦記です。
愛知学院大が先勝の中で行われた1戦。序盤から雨が降り出して、厳しいコンディションでの試合となっていきました。

愛院大
001000000|1 H3 E0
10100004X|6 H13 E1
愛工大

愛院大
石原(16)、渡邊(19)-三島有
愛工大
樋口(19)、野嵜健(14)-野嵜翔

投手成績
愛院大
石原和馬(愛産大三河 1年) 3回1/3 66球 被安打9 四球0 三振2 失点2

渡邊蒼 4回2/3 91球 被安打4 四球5 三振1 失点4

愛工大
樋口新 4回2/3 84球 被安打3 四球4 三振3 失点1
野嵜健太 4回1/3 47球 被安打0 四球3 三振1 失点0

(出場選手)
愛院大
8杉山(24) D小田(5) 2三島有(2) 3坂上(9)→3村北(12)→R浦川(35)→3横関(22) 7瀧野(37)→7竹田(17) 9藤代(8) 6藤田(33)→H中田(39) 4中濱(6) 5冨田(25)
愛工大
6清水(10) 9宮川(51) 4白井(3) 7尾藤(27) 5谷川(9)→3 3高井(11)→3二村(55)→H深見(7)→3→5奥山(24) D平石(26)→H福山(8) 2野嵜翔(2) 8後藤(1)

(試合経過)
1回裏、1番清水が先頭打者ホームラン。愛工大が先制。1-0
3回表、2死2塁から3番三島有がタイムリー。1-1
3回裏、1死1,2塁から5番谷川が勝ち越しタイムリー。2-1
4回裏、1死1塁でピッチャー交代、渡邊。
5回表、2死1,2塁でピッチャー交代、野嵜健。
8回裏、1死満塁から2番宮川が2点タイムリー。3番白井が2点タイムリー3ベース。この回4点。6-1
愛工大が勝って1勝1敗のタイにしました。

総評

3回くらいから雨がひどくなり、コンディションが悪くなる中での試合。そんな中投げ抜いた野嵜翔投手、渡邊投手は本当に素晴らしかった。
8回裏に愛工大が4点取りましたが、もうこの時は投げるので精いっぱいの状態。試合も成立していたし、止めてあげてほしいと思う状態だったので、渡邊投手は責められない。良く投げ切ったと思います。
愛工大としても、最終カード。落とすと最下位の危険が残る中での試合でした。6番に偵察メンバーを使い、勝ちに行った試合だったので、勝ってタイに持ち込んだのは大きいですね。
野嵜健投手は雨の中でも安定した投球が光りました。兄弟バッテリーでの登板でしたが、そういう絆が大きくものを言った気もしました。
勝ち点を取った方は入替戦がほぼ回避となる対戦。3回戦は注目の一戦になりますね。
ただ一つ、いくらちょっとやそっとの雨ではやる瑞穂球場、とはいえ、このマウンド状態等は危険だったと思います。万が一滑って頭に投球が行ったら・・・。試合成立を優先させるのはある程度仕方ないとはいえ、成立したところで止めてほしかったです。

ピックアップ選手

愛知学院大 渡邊 蒼 投手(中京 3年)

4回途中からマウンドに上がり、かなりひどい雨の中、7回まで無失点投球。8回はマウンドがひどかったので責められない。粘り強い投球が光りました。今後の自信にしてほしい投球でしたね。

愛知学院大 三島 有貴 捕手(享栄 3年)

3番捕手で出場。3回には同点タイムリーを放ちました。ピッチャーのマウンドがひどい中、終盤まで持たせたリードも光りました。

愛知工業大 野嵜 健太 投手(愛工大名電 1年)

5回途中からマウンドに上がり、9回までノーヒットピッチング。ひどい足場をものともしない投球は見事でした。兄弟バッテリーで息が合っていたのも大きかったかもですね。コントロールの良さが光る投手です。

愛知工業大 清水 颯大 内野手(北海道栄 4年)

いきなり先頭打者ホームラン。これを含む3安打2四球と全打席出塁。見事な活躍でした。

愛知工業大 宮川 怜 外野手(星城 2年)

2番ライトで出場。8回には貴重な追加点となる2点タイムリーを放ちました。足の速さが目立つ選手。1芸が光ります。

愛知工業大 樋口 新 投手(千葉経済 2年)

左のオーバーハンド。手元で強いまっすぐが来るタイプで、MAXはマイガンで141㎞。チェンジアップも切れがあり、かなり楽しみな投手です。

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