中部大-中京大 2回戦 観戦記(2022年秋季愛知大学リーグ)
10月9日にパロマ瑞穂球場で行われた第1試合、中部大-中京大の2回戦の観戦記です。
中部大先勝で迎えた2回戦。中京大は優勝するためには負けたくない一戦でした。
中部大
000000000|0 H4 E2
00010000X|1 H3 E0
中京大
中部大
水谷(18)、茶谷(21)-清水
中京大
清水(15)、河村(14)、高木(34)-関岡
投手成績
中部大
水谷健吾 7回1/3 107球 被安打3 四球5 三振5 失点1(自責点0)
茶谷琉斗(愛産大工 4年) 2/3 11球 被安打0 四球0 三振1 失点0
中京大
清水隆之介 6回2/3 92球 被安打3 四球1 三振4 失点0
河村信吾(津田学園 4年) 1/3 5球 被安打0 四球1 三振0 失点0
高木快大(栄徳 1年) 2回 29球 被安打1 四球2 三振0 失点0
(出場選手)
中部大
3藤澤(1)→R村山(10)→3 6佐野(6) 5大西(13) D濱(5) 2清水(23) 7川口(24)→H橋本(33)→7村瀬(8)→H寺島(7) 9永野(28)→H村木(25) 4水野(35) 8佐藤(9)
中京大
8秋山(24)→H鶴田(7)→5原(13) 9澤井(5) 7岡田(1) D太田(26) 3松山(3) 4福岡(6) 5土井(25)→R飯嶌(8)→8 2関岡(12) 6杉浦(10)
(試合経過)
4回裏、1死1塁から盗塁に送球エラーがあり1死3塁に。5番松山の打席で四球の球がワイルドピッチとなり3塁ランナーが生還。中京大が1点を先制。1-0
7回表、2死2塁でピッチャー交代、河村。この直後に申告敬遠して2死1,2塁とするも8番水野が倒れ得点ならず。
7回裏、無死2塁から8番関岡のバントが3塁野選に。無死1,3塁とするも、連続三振と1ゴロで得点ならず。
8回裏、1死でピッチャー交代、茶谷。
9回表、2死1,3塁のチャンスも代打村木が倒れ試合終了。
中京大が逃げ切りました。
総評
お互いの先発が好投。清水投手は序盤、大きなフライは打たれていたものの、ヒットは許さず、6回まで内野安打2本。7回に2ベースを打たれて2死2塁のところで降板しましたが、見事な投球でした。今季飛躍している投手の1人ですね。
そこから河村投手、高木投手とつないで虎の子の1点を守り抜きました。高木投手はややボールが上ずっていたものの、それでも高めの球は威力がありました。きっかけにしたいですね。
4回の1点は四球→盗塁に送球エラー→ワイルドピッチでノーヒットでの得点でした。打てない中でもこういうしぶとい点の取り方が出来たのは大きいですね。
中部大の水谷投手もランナーを出しながらの粘り強い投球が光りました。四球は5つ出したものの、しっかりとインコースを攻める投球が出来ていて、要所での力強い投球が光りました。
打線は良い感じで最初捉えていたのですが、ランナーが出なくなり、終盤はチャンスもありましたがあと1本が出ませんでした。
これで1勝1敗。中部大は次が秋の最終戦になります。4年生にとっては最後の試合、力を出し切ってほしいですね。
中京大は次負けると名城大に並ばれてしまいます。こちらとしても負けられない1戦になりますね。
ピックアップ選手
中部大 水谷 健吾 投手(星城 3年)
8回1死まで投げて1失点。見事なピッチングでした。7回まで毎回ランナーでしたが、粘り強い投球。7回は無死1,3塁から三振、三振、1ゴロでピンチをしのぐ素晴らしい投球でした。安定感が光ります。
中部大 清水 智裕 捕手(大垣日大 2年)
5番捕手で出場。7回に2ベースを放ってチャンスメイク。肩でも圧倒的な送球でアウトにしていました。ただ、自身の送球エラーからワイルドピッチでの1失点。ここは本人には悔しい流れだったかと。これも糧にしていってほしいですね。
中部大 藤澤 朋輪 内野手(豊川 4年)
1番1塁で出場。2安打とチーム唯一のマルチを記録。やはりスピードのある選手です。
中京大 清水 隆之介 投手(清林館 3年)
7回途中まで3安打無失点の投球。四球も1つだけとコントロールの良さが光る。変化球をうまく使える投手ですね。
中京大 関岡 隼也 捕手(中京大中京 3年)
8番捕手で出場。1安打1四球、バントで野選を誘う場面も。8回には代走のランナーの盗塁を阻止。これも大きなプレーでした。
中京大 岡田 光輝 外野手(盛岡大附 3年)
四球で出塁したときに、強肩の清水捕手に盗塁を仕掛けてエラーを誘い3塁へ。更にワイルドピッチでホームを踏みこれが決勝点に。ノーヒットながらチームに勝利をもたらせました。
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