中部学院大-岐阜聖徳学園大 2回戦 観戦記(2022年秋季岐阜大学リーグ)

10月11日に長良川球場で行われた第1試合、中部学院大-岐阜聖徳学園大の観戦記です。
勝った方が2位以上が確定し、負けるとリーグ戦終了という大一番。2年生投手対決となりました。

中部学院大
100000002|3 H5 E1
00110013X|6 H13 E1
岐阜聖徳学園大

中部学院大
小川(16)、津川(18)、齋藤(19)、古澤(38)、塚田(15)、長倉(29)-北
岐阜聖徳学園大
有賀(13)、伊藤(11)、橋本(21)-反頭

投手成績
中部学院大
小川夢叶(栄徳 2年) 2回1/3 44球 被安打4 四球2 三振2 失点1

津川颯 3回2/3 70球 被安打4 四球2 三振3 失点1
齋藤烈矢(生光学園 4年) 1/3 11球 被安打1 四球1 三振0 失点1

古澤祐希(呉 1年) 0/3 3球 被安打1 四球0 三振0 失点0

塚田純平(上田西 4年) 1回 20球 被安打2 四球1 三振1 失点3

長倉幸佑(浜松工 2年) 2/3 15球 被安打1 四球0 三振0 失点0

岐阜聖徳学園大
有賀達彦 6回 83球 被安打2 四球3 三振0 失点1(自責点0)
伊藤貴人(浜松湖北 2年) 2回1/3 42球 被安打3 四球1 三振2 失点2

橋本達也(飛騨高山 4年) 2/3 14球 被安打0 四球1 三振1 失点0

(出場選手)
中部学院大
6山崎(10) 3森(8) 5宮坂(3) 9三塚(1) D中川(27) 7大江(5) 8宮崎(25) 4合屋(6) 2北(2)
岐阜聖徳学園大
8長岡(8)→7 4内田力(4) 9前田(22) 3牧内(33) 2反頭(10) 5原田(25) D矢岸(9)→R佐藤(2)→H日高(27) 7松波(3)→8横井(1) 6横尾(5)

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番三塚の強い1ゴロを逸らし、記録タイムリーエラー。中部学院大が先制。1-0
3回裏、1死から1番長岡がソロホームラン。更に1死1塁から3番前田の打球がピッチャーの足に直撃して小川はここで降板。津川がマウンドへ。2死満塁まで行くもここは津川がしのぎます。1-1の同点。
4回裏、2死2塁から1番長岡がタイムリー。岐阜聖徳学園大が逆転。2-1
7回裏、1死1,2塁でピッチャー交代、古澤。ワイルドピッチで1死2,3塁。6番原田がタイムリー。ここでピッチャー交代、塚田。1死1,3塁から代打日高でセーフティスクイズを仕掛けるも3塁ランナーは突っ込めず、1塁アウト。2死2,3塁で8番松波は見逃し三振。1点どまりに。3-1
8回裏、1死1,2塁から3番前田が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、長倉。2死2塁から5番反頭がタイムリー。6-1
9回表、1死2塁から7番宮崎、8番合屋が連続タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、橋本。2死1,2塁から2番森が特大の当たりを放つもファール。結局三振に倒れ試合終了。
岐阜聖徳学園大が逃げ切って、2位を確保。東海地区大学野球秋季選手権大会進出を決めました。

総評

両チーム2年生の投手が先発。6回を1失点(自責点は0)としっかり結果を残した有賀投手に対し、小川投手は3回に打球を受けて降板。1失点となったものの明暗が分かれた形に。
岐阜聖徳大は結局8回まで毎回安打。中部学院大も緊急登板の津川投手が踏ん張り、7回からさらに継投するも、踏ん張り切れずに追加点を奪われてしまいました。
岐阜聖徳大は1番の長岡選手が同点のホームラン、逆転のタイムリーと2打点。打のヒーローとなりました。
ショートの横尾選手の好守備が光るなど、好プレーが目立った岐阜聖徳大の安定感が光りましたね。
有賀投手から1点差でマウンドに上がった伊藤投手も7回、8回は素晴らしい投球。9回は勝ちを意識してか、急にボールの勢いが落ちましたが、最後はエースの橋本投手が締めて勝利。東海大会進出を決めました。
中部学院大は打線がやや低調。6回に2死から満塁としたところで1点欲しかったですね。最後は意地を見せましたが、反撃が遅すぎました。

ピックアップ選手

中部学院大 津川 颯 投手(文徳 4年)

3回1死1,2塁で緊急登板。この回2死満塁まで行くもしのぐと、6回まで毎回ランナーを出しながらも1失点でしのぎました。4年生の意地を感じる投球でした。

中部学院大 宮崎 龍司 外野手(鳴門 3年)

7番センターで出場。9回に反撃のタイムリー2ベースを放ちました。

中部学院大 三塚 武蔵 外野手(県岐阜商 4年)

4番ライトで出場。ヒット1本。初回の1点も強い打球で1塁手が逸らす、ヒットでもいいくらいの当たりでした。

岐阜聖徳学園大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 2年)

初回に味方のエラーもあって1点を失ったものの、2回以降は素晴らしい投球。相手を押し込む球が光りました。6回に2死から満塁とされるもなんとかしのいでこの回で降板。勝利を呼び込みました。

岐阜聖徳学園大 長岡 真男 外野手(中越 4年)

1番センターで出場。3回に同点のソロホームラン、4回には前の打者が2死にしてでも送ったランナーをヒットで返してタイムリー。勝利を呼び込む打撃が光りました。

岐阜聖徳学園大 前田 大成 外野手(滝川二 1年)

3番ライトで出場。8回にはダメ押しとなるフェンス直撃の2点タイムリー2ベースを放ちました。3回にはピッチャー返しの打球で相手のピッチャーの足に当てて結果KO。鋭い打撃が光りました。

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