明豊-健大高崎 観戦記(2019年明治神宮大会)

11月17日に神宮球場で行われた第1試合、明豊-健大高崎の観戦記です。
球場に入ったのは4回からですので、そこからの観戦になります。

明豊
2100000100|4 H9 E0
0011100101|5 H11 E1
健大高崎
(延長10回タイブレーク)

明豊
若杉-居谷
健大高崎
橋本拳、長谷川、朝井、下-戸丸

投手成績
明豊
若杉 9回2/3 120球 被安打11 四死球2 三振7 失点5(自責点3)

健大高崎
橋本拳 3回 60球 被安打4 四死球2 三振3 失点3
長谷川 2回 27球 被安打0 四死球2 三振1 失点0
朝井 4回 71球 被安打5 四球0 三振3 失点1(自責点0)
下 1回 11球 被安打0 死球1 三振1 失点0

若杉投手は左のオーバーハンド。130km台中盤のまっすぐを投げてコントロールも安定。全国で勝てるタイプの投手ですね。

長谷川投手は右のオーバーハンド。2年生。

朝井投手は右のオーバーハンド。130km後半のまっすぐを投げる。2年生。

下投手は左のスリークォーター。130km前半のまっすぐ。2年生。

(試合経過)
1回表、4番狭間の犠牲フライと5番小川のタイムリーで明豊が2点先制。
2回表、1番中村のタイムリー。3-0
3回裏、相手の悪送球で1点。3-1
4回裏、2死2塁から6番橋本脩のタイムリー2ベース。3-2
5回裏、2死1塁から2番戸澤のタイムリー2ベース。3-3に追いつく。
8回表、2死2塁から8番宮川の1ゴロをタイムリーエラー。明豊が勝ち越し。
8回裏、1死2塁から4番山本のタイムリー。同点。尚も1死1,2塁でしたが、ここは逆転ならず。
延長タイブレークに入ります。
10回表、無死1,2塁で5番の小川が三振。2死後死球で満塁になり、8番宮川の当たりはセンター前に落ちそうな当たりでしたがこれをセンターの戸澤が飛び込んでキャッチするビッグプレー。0点で抑えます。
10回裏、送って1死2,3塁から満塁策。4番山本のレフト後方のフライで犠牲フライとなり、健大高崎が競り勝ちました。

どちらも守備が良くてレベルの高い試合でした。さすがに甲子園出場を確実にしている地区王者同士の試合だな、と。

明豊は九州地区大会でたくさん点を取って勝ってきたチーム。それを継投で各イニング少ない失点で踏ん張る健大高崎の試合巧者ぶりは光りますね。

ただ健大高崎もバントが決まらず自分たちを苦しくした試合でもありました。どちらかというと当てていく打撃。単打に足を絡めて点を取るスタイルですね。守備も良く中京大中京に似ている印象です。

延長タイブレークでのセンター戸澤選手のビッグプレーが無ければ、勝敗は変わっていたと思います。正直ヒットだと思いましたし。飛び込んできたプレーはすごかったです。見れて良かった試合でした。

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