中部大-名城大 3回戦 観戦記(2022年秋季愛知大学リーグ)

9月26日に春日井球場で行われた中部大-名城大の3回戦の観戦記です。
中京大を追いかける上で、勝った方が優勝戦線に残る一戦でした。

中部大
100002000|3 H11 E1
05012011X|10 H15 E2
名城大

中部大
茶谷(21)、河合(12)、日渡(14)、林(20)、水谷(18)-清水
名城大
眞田(16)、棚橋(15)-野口

投手成績
中部大
茶谷琉斗(愛産大工 4年) 1回2/3 53球 被安打5 四球1 三振2 失点5

河合哲平 2回 19球 被安打1 死球1 三振1 失点0
日渡柊太(市岐阜商 4年) 2回 49球 被安打4 四死球2 三振2 失点3

林正都(藤枝明誠 4年) 2回 36球 被安打4 四球1 三振2 失点1

水谷健吾(星城 3年) 1回 23球 被安打1 四球1 三振2 失点1

名城大
眞田拓(東郷 4年) 5回0/3 81球 被安打8 四球0 三振5 失点3

棚橋直哉 4回 59球 被安打3 死球1 三振5 失点0

(出場選手)
中部大
D藤澤(1) 4近藤(4)→H村上(29) 5大西(13)→H水野(35) 3村木(25) 9濱(5) 2清水(23) 7平尾(3)→8 8佐藤(9)→H畠山(38)→7 6佐野(6)
名城大
5多和田(9) 7小林(1)→7大矢(7) 3伊藤(22) 2野口(35) 8河田(8) D羽切(25) 6馬渕(2) 9塩崎(5) 4藤田(23)

(試合経過)
1回表、先頭の藤澤が先頭打者ホームラン。中部大が先制。1-0
2回裏、1死1,2塁から8番塩崎がタイムリー。更に1死満塁から1番多和田の2ゴロで2塁転送がエラーになる間に1点。1死満塁から2番小林が犠牲フライ。2死1,3塁から3番伊藤がタイムリー。ここでピッチャー交代、河合。4番野口がタイムリー。この回打者一巡で5点取り逆転。5-1
4回裏、2死1,2塁から5番河田がタイムリー。6-1
5回裏、1死2塁から9番藤田がタイムリー3ベース。2死3塁から2番小林がタイムリー。8-1
6回表、先頭の5番濱、6番清水が連続ホームラン。ここでピッチャー交代、棚橋。8-3
7回裏、1死満塁から3番伊藤の1ゴロの間に1点。9-3
8回裏、1死から6番羽切がソロホームラン。10-3
名城大が大勝して勝ち点を獲得しました。

総評

中部大は打線がパワフルという評判でしたが、この日もホームランが3本。ただ、これが全部ソロ。6回、7回にチャンスがあったので、ここで点を取っていたらもう少しもつれたかもですが・・・。踏ん張った名城大の棚橋投手を褒めるべきかな。
中部大としては茶谷投手、日渡投手という2枚看板が崩れてしまったのが痛かった。
残り2カードで勝ち点1。厳しい立場になりましたが、中京大との対戦を残していますし、打線は好調。何とか投打をかみ合わせて勝ち点を取っていきたいですね。
名城大は眞田投手が先発。ヒットは多く浴びたものの、上手く要所で打ち取って連打は許さず。棚橋投手もピンチは迎えたものの抑えて勝利。打線の援護にしっかりと応えました。
打線は先発全員安打。中部大の主力投手を攻略したのは今後に向けても大きいですね。
クリーンアップが全員マルチ。残り2カード勝って中京大にプレッシャーを掛ける意味でも、打線でしっかりと援護していきたいですね。

ピックアップ選手

中部大 清水 智裕 捕手(大垣日大 2年)

6番捕手で出場。肩も2秒を切る強肩で、小林選手の盗塁を阻止する場面も。打つ方でもホームランを放ち、それも含む3安打の猛打賞。今後注目になりそうな選手です。

中部大 藤澤 朋輪 内野手(豊川 4年)

1番DHで出場。先頭打者ホームランを含む2安打のマルチ。チームに勢いを与える活躍がありました。

中部大 河合 哲平 投手(安城東 3年)

投手陣が崩れる中、唯一無失点の好投。高校時代から変則投法が特徴の投手でしたが、この日も上手く活かして好投しました。

名城大 藤田 希和 内野手(福知山成美 4年)

9番セカンドで出場。3安打の猛打賞を記録。5回には3ベースと長打も放ちました。

名城大 伊藤 雄紀 内野手(健大高崎 3年)

春に最多安打を記録。秋はやや苦しんでいたようですが、この日はマルチで2打点。この人が打てば点が増えるな、と改めて実感しました。

名城大 棚橋 直哉 投手(市岐阜商 3年)

6回に直前で眞田投手がホームランを2本浴びて、すぐに交代。緊急登板っぽく難しい場面でしたが、死球やエラーのランナーを何とか防いで相手に流れを渡さなかったのはお見事でした。

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