上武大-富士大 観戦記(2023年明治神宮大会 大学の部)

11月16日に神宮球場で行われた第3試合、上武大-富士大の観戦記です。
大学の部の2回戦、レベルの高いチーム同士で好ゲームを期待して観戦しました。

上武大
000000000|0 H3 E1
01000000X|1 H5 E0
富士大

上武大
笹森(16)、井出(17)、木口(11)、山形(14)-進藤
富士大
佐藤(21)-坂本

投手成績
上武大
笹森公輔(白樺学園 4年) 4回 68球 被安打4 四球1 三振4 失点1

井出海翔 3回 34球 被安打1 四球0 三振5 失点0
木口永翔(筑陽学園 1年) 2/3 24球 被安打0 死球1 三振1 失点0
山形一心(日本航空 2年) 1/3 1球 被安打0 四球0 三振0 失点0

富士大
佐藤柳之介 9回 136球 被安打3 四球3 三振8 失点0

(出場選手)
上武大
7川端(4) 9西原(35)→R白神(2) 6島村(1) 5村田(5) 2進藤(10) 3荒巻(3) 4高岡(6) 1笹森(16)→H山下(32)→1井出(17)→H栄喜(23)→1木口(11)→1山形(14) 8松本(7)→H伊藤(38)
富士大
9赤瀬(25) 4後藤(35) 8麦谷(1) 3渡邉(28) 6佐々木(3) 2坂本(19) 5山澤(6) 1佐藤(21) 7三浦(36)

(試合経過)
2回裏、1死1,3塁から8番佐藤がタイムリー2ベース。富士大が先制。1-0
5回裏、ピッチャー交代、井出。
8回裏、ピッチャー交代、木口。2死1,2塁でピッチャー交代、山形。
佐藤が3安打完封勝利。富士大が準決勝進出を決めました。

短評

富士大の佐藤投手が素晴らしく、MAX145kmのまっすぐとカーブで試合のほとんどを組み立てて、上武大打線を抑え込んでいきました。来年はドラフト候補になりそうな投手。
2回裏には自らのタイムリー2ベースで先制。素晴らしい活躍でした。
上武大も投手陣はそんなに打たれていないですし、ドラフト指名された進藤捕手が上手くリードしていた印象です。
ただ打線が最後まで打てず。最終回にヒットが出たものの、盗塁死もあってチャンスを活かせず。富士大のバッテリーがお見事でした。
レベルの高い好ゲームでしたね。

ピックアップ選手

上武大 井出 海翔 投手(佐久長聖 2年)

5回からマウンドに上がり、3イニングを1安打無失点。奪三振5の力投でした。左でストライク先行の投球がお見事でした。チームに流れを引き戻す好投でした。

上武大 西原 太一 外野手(宮崎商 2年)

2番ライトで出場。初回にヒットを放ち、これを含む2安打マルチ。初回のヒットが無ければ、9回までノーヒットだったわけで、もっと追い込まれた試合になったかもでした。

富士大 佐藤 柳之介 投手(東陵 3年)

左でMAX145km。基本まっすぐとカーブという投球でしたが、それで上武大打線を翻弄。最後まで投げ切って3安打完封はすごいですよね。打つ方でもタイムリー2ベースを放ち、この試合ではさながらワンマンショーでした。

富士大 佐々木 大輔 内野手(一関学院 3年)

5番ショートで出場。2安打のマルチで先制点のホームを踏みました。広角に打つ打撃が光りました。

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