豊橋中央-豊橋商 観戦記(2023年秋季東三河地区1次予選)

8月16日に豊橋市営球場で行われた豊橋中央-豊橋商の観戦記です。
勝った方が1位確定となり、県大会が決まる大一番。期待通りの接戦となりました。

豊橋中央
200010000|3 H8 E2
011000000|2 H8 E0
豊橋商

豊橋中央
前島(1)、小栗(11)-松井
豊橋商
北添(5)-佐々木

豊橋中央
前島史弥 6回 98球 被安打8 四球2 三振2 失点2
小栗遥大 3回 42球 被安打0 四死球2 三振3 失点0

豊橋商
北添兼失 9回 115球 被安打8 死球1 三振10 失点3

(出場選手)
豊橋中央
6高安→7 9夏目→9湯本 3佐藤 5砂田→5花井→4 2松井 4近藤→6 7水沼→4→4浅原(19)→5 1前島→H高橋(17)→1小栗(11) 8成瀬
豊橋商
5中西(6) 4澤口(14) 9渡辺 1北添(5) 8伊東(1) 3矢田崎 7北野→H古川(8) 2佐々木 6河合(4)→H花里(13)

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番砂田のゲッツー崩れの間に1点。更に2死1塁から5番松井がフェンス直撃のタイムリー2ベース。豊橋中央が2点先制。2-0
2回裏、2死1,2塁から8番佐々木がタイムリー。2-1
3回裏、2死2塁から4番北添がタイムリー。2-2
5回表、2死3塁から2番夏目がタイムリー。豊橋中央が勝ち越し。3-2
6回裏、1死1,2塁から1塁牽制で微妙な判定でアウトに。更に2死2,3塁からこれまたほぼ振ってないハーフスイングを取られて三振に。豊橋中央には不運な判定で無得点に。
7回裏、ピッチャー交代、小栗。
9回裏、無死1塁から8番佐々木の3塁横のゴロを上手く捌いてゲッツー。次打者も三振で試合終了。
豊橋中央が接戦を制して勝利。県大会出場を決めました。

総評

豊橋商は北添投手が先発。MAX134kmで要所で力を入れる投球。三振を10個奪い、私学相手にも全く引けを取らない投球を見せました。
そんな中、少ないチャンスで3点取った豊橋中央の攻撃もお見事。こまめに守備位置や守る選手を代えながらしのぐのもさすがでしたね。
先発の前島投手、リリーフの小栗投手ともに130km以上の球を投げて、豊橋商打線を粘って抑えました。小栗投手は更に伸びそうな投手ですね。
豊橋商としては6回に不利な判定が続いて気の毒でした。9回裏はバントという意見もあると思いますが、強行して紙一重のプレーでのゲッツー。抜けていれば一気にサヨナラもあったかな、と思いますので、個人的には支持したいと思います。全体的に豊橋商に運が無かった試合。力負けではないので、2次での突破に向けて、切り替えたいですね。

ピックアップ選手

豊橋中央 小栗 遥大 投手(2年)

7回からマウンドに上がり、3イニングを四死球2、ノーヒットピッチングでした。MAXは135km。フォームや体格のバランスが良く、まだまだ伸びそうな投手です。

豊橋中央 夏目 将吾 外野手 (1年)

2番ライトで出場。2安打のマルチで5回に勝ち越しタイムリーを放ちました。しぶとく逆方向に打っていましたね。

豊橋中央 松井 蓮太朗 捕手(1年)

5番捕手で出場。2安打のマルチ。1回にはフェンス直撃のタイムリー2ベース。肩も良く好選手でした。個人的には初回の2ベース、全力で3塁を狙う姿勢が欲しかったですね。

豊橋中央 前島 史弥 投手(2年)

先発して6回を8安打2失点。MAX133km。スライダーが2種類あって、それを上手く使ってゴロが多かった印象です。安定感がある分、エースとして先発を任せられる印象でした。

豊橋商 北添 兼失 投手(2年)

先発して9回を3失点完投。8回に三者三振を取る等、10奪三振。豊橋中央相手に真っ向勝負で抑えきる素晴らしい内容でした。MAXは134km。先発ということでマネジメントしていましたね。打っても2安打のマルチでタイムリー1本。8回の無死1,2塁での捕邪はちょっと力が入ってしまったかも。

豊橋商 佐々木 将大 捕手(2年)

8番捕手で出場。2回には反撃となるタイムリーを放つ。最終回も紙一重の3ゴロでした。守備では北添投手を好リード。肩もいいので相手の動きを抑止していました。

豊橋商 澤口 拓真 内野手(2年)

2番セカンドで出場。1安打2四球と出塁していました。牽制アウト、盗塁アウトは勉強ですね。今後に活かしたい。

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