愛知学院大-愛知大 2回戦 観戦記(2022年秋季愛知大学リーグ1部2部入替戦)

10月23日にパロマ瑞穂球場で行われた愛知学院大-愛知大の1部2部入替戦、2回戦の観戦記です。
愛知大の先勝で迎えた2回戦。特に愛知大の応援が多いな、と感じる中、試合が行われました。

愛院大
0000⑩0005|15 H15 E1
000000001|1 H7 E3
愛知大

愛院大
河野(17)、渡邊蒼(19)-三島有、渡邊悠
愛大
大島(15)、河口(21)、安藤(16)、細江(12)-稲吉

投手成績
愛院大
河野優作 7回 90球 被安打4 四球1 三振6 失点0
渡邊蒼(中京 3年) 2回 28球 被安打3 死球1 三振1 失点1

愛大
大島成憧 4回1/3 65球 被安打6 四死球4 三振2 失点6(自責点4)
河口夏輝(桜丘 2年) 1/3 21球 被安打4 四球1 三振1 失点4

安藤大斗 4回 74球 被安打5 四死球4 三振2 失点5(自責点0)
細江竜矢(中京大中京 3年) 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
愛院大
8杉山(24) 6鈴木(10)→6浦川(35) 2三島有(2)→2渡邊悠(21) 7坂上(9)→7竹田(7) 3村北(12)→H志水(34)→3 9中田(3) D横関(22)→H小田(5) 4中濱(6)→4藤田(33) 5恒川(3)→5富田(25)
愛大
8山本(7)→9大川(3) 9山田(24)→8 D阿部(10) 3上田(8)→3田邉(33) 7丸山(25)→7高井(28) 2稲吉(13) 5執頭(2)→5濱邉(27) 6服部(5)→H堀本(11)→6後藤(23) 4大竹(1)→4徳永(6)

(試合経過)
5回表、1死1,2塁から2番鈴木がサードへバントヒット。送球が逸れる間にランナーが2者生還。更に1死1,2塁から4番坂上がセンターオーバーの2点タイムリー2ベース。1死3塁から5番村北のタイムリー。ここでピッチャー交代、河村。1死1,3塁から7番横関がタイムリー。1死満塁から9番恒川が2点タイムリー。2死2,3塁から2番鈴木が2点タイムリー。ここでピッチャー交代、安藤。この回打者14人で10点。10-0
8回裏、ピッチャー交代、渡邊蒼。
9回表、1死満塁から3番三島有の3ゴロ、5-5-3のゲッツーを狙うも1塁送球が逸れ、3塁ランナーが生還。2死満塁から5番志水が走者一掃の3点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、細江。更にタイムリーエラーで1点。この回5点。15-0
9回裏、1死1,3塁から5番高井の遊ゴロゲッツー崩れの間に1点。2死2塁から6番稲吉のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウト。試合終了。
愛知学院大が大勝し、1勝1敗のタイに。

総評

4回までは0-0。立ち上がりはお互いにランナーを出すも1本が出ずにスコアレスで進みます。
均衡が破れた5回のきっかけはやはりミス。1死1塁から1番杉山選手のバントで1塁ベースカバーがいなくて記録ヒット。次の鈴木選手の3塁へのセーフティバントがヒットでこれに送球エラーが重なり2点。そして四球が挟まり、4番坂上選手の長打。これでほぼ試合は決まった形に。
愛大も相手がファールフライが取れなかったりしたチャンスがあったんですが、これを河野投手が踏ん張ったのが大きかったですね。
7回までしっかりと河野投手が0点で抑えて、リリーフの登板も渡邊蒼投手一人にしたことも、愛知学院大にとっては大きかった。
大量点を取った次の日は打線が湿ることはよくありますが、途中からかなりの選手を入れ替えましたし、いい形で3回戦に挑めそうです。
愛大も5回の10失点でこの試合については終わった状況でしたが、リリーフした安藤投手が踏ん張って9回まで投げたことが大きいですね。無駄な投手起用が防げたので大きな貢献です。
最後に1点取りましたし、切り替えて3回戦に挑めそうです。
3回戦は4年生投手の踏ん張りかカギになりそう。大一番、楽しみです。

ピックアップ選手

愛知学院大 河野 優作 投手(創志学園 1年)

7回まで投げて90球で無失点。3回まではランナーを出していましたがここを0でしのぐと4回を三者凡退。10点の援護をもらった5回も味方のミスで出たランナーをゲッツーでしのぎ、7回まで投げた。次の日に繋げた意味でも大きな投球でした。徐々にボールも走ってきて、春の状態になった印象でした。

愛知学院大 坂上 大誠 外野手(東邦 3年)

5回のチャンスで2点タイムリー2ベース。久々にセンターオーバーのらしい当たりでした。試合を決める当たりを打てる打者になってほしいですね。

愛知学院大 鈴木 健太 内野手(東邦 4年)

2番ショートで出場。5回に見事なバントヒットから相手のミスを引き出しました。3安打の猛打賞で主将としてチームを引っ張りました。

愛知大 安藤 大斗 投手(小牧南 3年)

10点取られてからの登板でしたが、そこからランナーは出しながらも6回~8回まで無失点。9回は疲れも見え、味方のミスもあって失点しましたが、無駄な投手を使わずに済ませたのは大きいですね。明日につながる好投でした。

愛知大 大島 成憧 投手(県岐阜商 1年)

先発して4回まで無失点。味方の好プレーもあったのですが、5回は逆にミスから大量失点に。リズムよく投げていましたが、5回はファーストストライクを捉えられました。

愛知大 執頭 剛琉 内野手(豊川 3年)

7番サードで出場。2回にヒットでチャンス拡大。5回には相手のファンブルもありましたが、足で稼いでセーフに。状態は良さそうです。

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