同朋-瀬戸北総合 観戦記(2022年高校野球選手権愛知大会)

7月12日にパロマ瑞穂球場で行われた同朋-瀬戸北総合の観戦記です。
同朋が16人、瀬戸北総合が17人と20人そろっていないチーム同士の対戦でした。

同朋
000002030|5 H6 E0
000000000|0 H4 E1
瀬戸北総合

同朋
小栗(10)-眞野
瀬戸北総合
加藤(5)、稲垣(1)、上久保(9)-佐伯

投手成績
同朋
小栗太一 9回 114球 被安打4 四球1 三振10 失点0

瀬戸北総合
加藤ジュンイチ 4回1/3 83球 被安打1 四死球5 三振2 失点0
稲垣馨(3年) 3回1/3 60球 被安打5 四死球6 三振0 失点5

上久保龍人 1回1/3 25球 被安打0 四球1 三振3 失点0

(出場選手)
同朋
8田村 5森田 3東爪 2眞野 9吉川(1) 7新井 4森 1小栗(10) 6中谷
瀬戸北総合
1加藤(5)→5 7上久保(9)→1 6内田 2佐伯(7) 3吉村 5辻村(4)→4 9鈴木(14)→R渡邉(17)→9 4三島(12)→H舟橋(15)→5稲垣(1)→1→7 8梶田(11)

(試合経過)
5回表、1死満塁でピッチャー交代、稲垣。ここで1番田村を6-6-3のダブルプレーで斬ってピンチ脱出。
6回表、2死2塁から5番吉川がタイムリー。更に2死満塁から8番小栗に押し出し死球。同法が2点を先制。2-0
8回表、1死満塁から1番田村が犠牲フライ。2番森田がタイムリー。ここでピッチャー交代、上久保。2死2,3塁からワイルドピッチで1点。5-0
同朋が勝ちました。

総評

序盤は5回まで同朋がヒット1本、瀬戸北総合が3本と瀬戸北総合がヒット数で上回る等、互角の展開。ただ、瀬戸北総合の投手が四死球が増えて苦しくなり、中盤以降は足も使われて6回にタイムリーで失点。8回にも四死球が絡んで失点をして試合が決まりました。
同朋は1年生の小栗投手が好投。球威は目立った感じではないですがコントロールが良く要所で三振を取る力投。最後まで球威も落ちませんでした。
走れると分かってからはどんどん仕掛けて得点に繋げました。投手が何とか踏ん張って接戦に持ち込むという試合で次戦以降も戦いたいですね。
瀬戸北総合はスタメンで3年生は1人だけ。若いチームでしたが、ミスも少なく同朋と互角に戦いました。
上久保投手は最後投げて130㎞をマーク。ショートの内田選手は3年生で足も速く守備も安定していていい選手でした。
この経験を新チームに活かしてほしいですね。

ピックアップ選手

同朋 小栗 太一 投手(1年)

3回までは毎回1本ずつヒットを打たれましたが4回以降は1安打に抑えました。終盤に三振も多く取って2桁10奪三振。1年生で最後まで投げ切ったのは大きな経験になりますね。
今後の成長に期待です。

同朋 森田 貴文 内野手(2年)

2番サードで出場。2安打とチーム唯一のマルチを記録。しっかりと振れますし、2年生で秋以降も楽しみ。

同朋 吉川 貴盛 投手・外野手(3年)

5番ライトで出場。6回に均衡を破るタイムリーを放ちました。本来は投手でしょうから、次戦は投げる方も期待ですね。

瀬戸北総合 内田 亮平 内野手(3年)

3番ショートで出場。2安打でマルチ。守備も強い打球もきっちりと守りましたし、1塁駆け抜けは右打者で4.27秒と速かった。主将で能力の高い選手でした。

瀬戸北総合 上久保 龍人 投手(2年)

2番レフトで出場。8回途中からマウンドに上がり、アウト4つのうち3つを三振で奪いました。MAX130㎞と球威があり、秋以降も見たい投手ですね。

瀬戸北総合 加藤 ジュンイチ 投手・内野手(1年)

先発で5回途中まで奮闘。四死球は多くなりましたが被安打は1で試合を作りました。打席でもヒット1本。1年生ですから今後に経験を活かしてほしいですね。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示