大成-愛知啓成 観戦記(2022年春季尾張地区2次T)

3月28日に小牧球場で行われた大成-愛知啓成の観戦記です。
勝てば県大会が決まる試合。兄弟校対決となりました。

大成
10010000|2 H4 E3
00310041|9 H8 E0
愛知啓成

大成
白井(10)、二神(13)、石川(8)、栗田(19)、西浦(1)-寺澤
愛知啓成
東(1)、小島(10)-飯盛

投手成績
大成
白井晃靖(2年) 2回2/3 55球 被安打3 四球4 三振0 失点3

二神諒洋(3年) 1/3 2球 被安打0 四球0 三振0 失点0
石川翔梧 3回2/3 71球 被安打4 四球5 三振1 失点5(自責点1)
栗田雄一郎(3年) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

西浦玲央 1/3 25球 被安打1 四死球3 三振1 失点1

愛知啓成
東祥大 6回 98球 被安打4 四死球4 三振7 失点2
小島伶央 2回 25球 被安打0 四球0 三振4 失点0

(出場選手)
大成
8福原(7)→1栗田(19)→7佐藤 6辻本 9矢野 3仙石 7西浦(1)→1 5山尾 4杉本 1白井(10)→H奥山(14)→1石川(8)→8
愛知啓成
8久松 6稲吉 3尾崎 9立岩 7鈴木(18)→7伊藤(17)→H山本(15)→R竹内 5太田→4 1東→H山下(19)→1小島(10) 2飯盛 4柿元(16)→H水野(13)→5片山(14)

(試合経過)
1回表、2死2,3塁から5番西浦のタイムリー内野安打。大成が先制。1-0
3回裏、1死1,2塁から2番稲吉がタイムリー2ベース。更に1死満塁から4番立岩が押し出し四球。5番鈴木が犠牲フライ。ここでピッチャー交代、二神。愛知啓成が逆転。3-1
4回表、1死3塁から7番杉本が犠牲フライ。3-2
4回裏、2死3塁から1番久松の遊ゴロがイレギュラーして弾いてタイムリーエラー。4-2
7回裏、2死1,2塁から7番小島のレフトへのタイムリーヒットにエラーが絡んで1塁ランナーもホームイン。更に2死1,3塁から9番片山が2点タイムリー3ベース。2死1,3塁でピッチャー交代、栗田。8-2
8回裏、1死満塁から7番小島のタイムリー。これでコールド成立。9-2で愛知啓成が勝ちました。

総評

愛知啓成が快勝。
大成が初回に先制してリードするも、3回に大成の先発白井投手が制球を乱して四球から崩れ3失点。
7回も石川投手が2死から四球を出して、そこから連打にエラーも絡んで4失点して試合が決まりました。
大成としては試合全体で12四死球。これでは厳しい流れになります。エラーも含めて自滅を減らしていきたいですね。
愛知啓成は東投手がさすがの投球。6回まで毎回奪三振。図った範囲ではMAX130㎞をマーク。リリーフの小島投手も球威がありました。
打線はしっかりと四球を選んでチャンスを拡大。7回は前の打席の選手の当たりをなぞるようなヒットが多かった。こういうチームとしてつなぐ姿勢は良かったです。
愛知啓成は県大会出場。大成は敗者復活に回ることになりました。

ピックアップ選手

大成 山尾 喜一 内野手(3年)

6番サードで出場。2安打を放ち、2本とも長打(2ベースと3ベース)。3盗を決める場面もありセンスを感じる選手です。

大成 石川 翔梧 投手・外野手(3年)

リリーフでマウンドへ。120㎞前後ながら、変化球との組み合わせて上手く打ち取ります。四球がやや多くちょっともったいなかった。

大成 西浦 玲央 外野手・投手(3年)

5番レフトで出場。初回にタイムリー内野安打を放ちました。最後マウンドに上がりましたが、コントロールに苦しみ抑えきれず。MAX126㎞。角度があるものの、ややフォームがぎこちなかった。

愛知啓成 東 祥大 投手(3年)

左のオーバーハンド。切れのあるまっすぐで、左バッターのインコースも突ける技術があります。MAX130㎞。勝てる投手だな、と感じます。

愛知啓成 小島 伶央 投手(3年)

小柄ですが130㎞を超えるまっすぐを投げていました。2回で三振4つ。

愛知啓成 久松 夏樹 外野手(3年)

1番センターで出場。1安打、四球3つ。4回のイレギュラーした打球も強かった。センター返しの打撃が光ります。

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