東海大静岡キャンパス-日本大国際関係学部 1回戦 観戦記(2023年春季静岡大学リーグ)

5月6日に浜松球場で行われた東海大静岡-日大国際関係学部の1回戦の観戦記です。
東海大静岡キャンパスは1差で首位に立ち、連勝すれば優勝という状況。日大国際は連勝すればプレーオフに持ち込む可能性がある、という厳しい状況で勝利が求められる試合でした。

東海大静岡
001600001|8 H12 E0
100000010|2 H10 E1
日大国際

東海大静岡
佐藤孝(16)、佐藤真(11)-塩川
日大国際
山崎(14)、石川(15)、勝間田(13)、今野(21)、佐橋(17)-中込

投手成績
東海大静岡
佐藤孝介 8回 122球 被安打9 四死球3 三振6 失点2
佐藤真拓(下田 4年) 1回 15球 被安打1 四球0 三振0 失点0

日大国際
山崎泰幹(三重海星 2年) 3回1/3 67球 被安打5 四球2 三振2 失点5(自責点4)

石川琉(鹿沼南 4年) 2/3 18球 被安打4 四球0 三振0 失点2

勝間田康生 4回 44球 被安打1 四球0 三振1 失点0
今野太雅(我孫子東 3年) 2/3 11球 被安打2 四球0 三振0 失点1

佐橋稔也(幕張総合 4年) 1/3 5球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
東海大静岡
7米山(7)→9 D飯田(23) 8山本(10) 5横澤(1)→7 9岡崎(24)→9可児(28)→H浅沼(8)→5車谷(25) 4徳山(5) 3勝又(9)→3村松(3) 2塩川(22) 6中尾(2)
日大国際
5長沼(3) 8川腰(2) 6伊藤(6) 3伊部(24)→H山崎(7) 2中込(10) 7田中(1) D青島(12)→渡邉(25) 9小林(20)→9小田(27)→H平尾(26)→9 4水野(9)→H深代(28)→4内田(16)→H伊藤(33)→R森本(4)→4住谷(5)

(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番伊部の1ゴロの間に1点。日大国際が先制。1-0
3回表、2死3塁からタイムリーエラーで1点。1-1の同点に。
4回表、1死1,3塁から8番塩川のタイムリー2ベース。9番中尾の2点タイムリー。ここでピッチャー交代、石川。更に1死満塁から3番山本が2点タイムリー。2死満塁から5番岡崎がタイムリー。この回打者11人で6点を上げて東海大静岡が勝ち越し。7-1
5回表、ピッチャー交代、勝間田。
8回裏、1死1,2塁から代打渡邉がタイムリー。7-2
9回表、ピッチャー交代、今野。1死1,3塁から4番横澤のゲッツー崩れの間に1点。ここでピッチャー交代、佐橋。8-2
9回裏、ピッチャー交代、佐藤真。
東海大静岡が勝って優勝に王手をかけました。

総評

首位で勢いのある東海大静岡キャンパス。前節に連敗して、優勝の可能性がかなり少なくなっていた日大国際関係学部。その差がはっきり出た試合でした。
先制は日大国際がしたのですが、東海大静岡が3回にエラーで追いつくと、4回は四球で出たランナーを送って、そこから3連打。ピッチャーが石川投手に代わってからもさらに3連打が出て一気に突き放し、この回6点。試合を決めた形になりました。
エースの佐藤孝投手がしっかりと8回を2失点に抑えて勝利。球威がそんなにあるわけではないのですが、ややスリークォーターから130km半ばのまっすぐとスライダー等でテンポ良く投げる投手。逆転してもらってからは安定して投球出来ていましたね。
打線は長打は少ないのですが、集中打で点を取るスタイル。4回の連打は素晴らしかった。
日大国際は何か元気の無さが目についてしまいました。先制した時はそのまま勢いにのるかと思ったのですが、3回にエラーで失点すると、4回はピッチャーが踏ん張れず。結果論ですが、3番手の勝間田投手が4回を1安打無失点投球。こちらが先発だったら、という内容になってしまいました。
信頼する先発がいなかったという印象。秋に向けて投手陣を立て直したいですね。

ピックアップ選手

東海大静岡キャンパス 佐藤 孝介 投手(清流館 4年)

右のスリークォーターでテンポよくストライクを投げて打たせて取る投球でした。リードした4回以降は特に良かったですね。

東海大静岡キャンパス 米山 力 外野手(東海大諏訪 3年)

1番レフトで出場。3安打の猛打賞で2度ホームイン。1番としての役割を果たしていました。広角に打つ打撃も良かったですね。

東海大静岡キャンパス 飯田 達樹 外野手(津商 3年)

2番DHで出場2安打のマルチ。犠打も2つ決めてつなぐ打撃を披露。

日大国際関係学部 伊藤 駿 内野手(取手一 4年)

3番ショートで出場。2安打1四球と出塁。7回が1死満塁でサードライナーゲッツー。ここは不運でした。

日大国際関係学部 田中 蒼剛 外野手(大垣日大 4年)

6番レフトで出場。2ベースを含む2安打のマルチ。

日大国際関係学部 勝間田 康生 投手(静岡商 4年)

5回からマウンドへ。打たせて取る投球で三振は1つだけもエラーっぽいヒット意外は完璧に抑えました。フライアウトが多かった。

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