東海学院大-岐阜協立大 1回戦 観戦記(2022年秋季岐阜大学リーグ)

8月27日に長良川球場で行われた第2試合、東海学院大-岐阜協立大の観戦記です。
徐々に力をつけてきている東海学院大の戦いぶりに注目して観戦しました。

東海学院大
000000000|0 H5 E0
00000013X|4 H8 E0
岐阜協立大

東海学院大
伊藤慈(19)、北村(17)-浅野
岐阜協立大
飼沼(13)、林(15)、井崎(11)-西谷

投手成績
東海学院大
伊藤慈 6回 73球 被安打3 四球2 三振5 失点0
北村凌晟(春日井西3年) 2回 46球 被安打5 四球1 三振2 失点4

岐阜協立大
飼沼大地(麗澤瑞浪2年) 5回 72球 被安打4 四球0 三振1 失点0

林泰輔(武儀4年) 3回 33球 被安打0 四球0 三振2 失点0

井崎虹汰(海星4年) 1回 17球 被安打1 死球1 三振1 失点0

(出場選手)
東海学院大
9永江(4) 5小山(5)→H河村(2)→R伊藤(23) 2浅野(10) 3袋本(6) D杉村(1) 7古田(33) 6遠藤(3) 4吉川(7) 8印牧(25)
岐阜協立大
D一ノ瀬(9) 6西村竜(10) 8中塚(1) 7勢田(7) 3高谷(3) 5高木(6) 2西谷(2) 9外岡(25) 9金子(24) 4小寺(4)

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番袋本のところで1塁ランナーがスタートを切って打つもセンターライナー。3塁ランナーがタッチアップもその前に1塁ランナーが戻れずにアウトに。東海学院大は先制ならず。
7回裏、無死2塁から7番西谷のバントがピッチャーと1塁手の横をうまく抜けて、処理が遅れる中、2塁ランナーが一気にホームイン。岐阜協立大が先制。1-0
8回裏、1死1塁から4番勢田が2ベース。1塁ランナーがスタートを切っていて長躯ホームイン。更に1死2,3塁から6番高木が2点タイムリー。4-0
岐阜協立大が先勝。

総評

お互い先発投手が好投し、5回まで0-0。このまま投手戦が続くかと思ったのですが、先に岐阜協立大が投手を交代。正直飼沼投手が良かっただけにびっくりしましたが、あとを継いだ林投手もしっかりとベンチの期待に応えて好投。ベンチワークを正解にする投球でした。
一方の東海学院大も伊藤慈投手が好投。こちらもまだ行けそうでしたが7回にスイッチ。北村投手もボールは良かったのですが、バント処理の失敗から1点を失い、8回に踏ん張り切れず計4失点。結果継投失敗となってしまいました。ただ、こればかりは仕方ないですよね。
岐阜協立大は監督が田原さんに交代。大垣日大、岐阜経済大(現協立大)、西濃運輸で活躍された選手。大垣日大での活躍の印象が強いですよね。自分の色を出しながら、チームを強くしていってほしいですね。
東海学院大は打撃の形は良かったですし、徐々に力をつけています。初回にいい当たりがゲッツーになってしまったので、これが抜けていればまた違ったと思います。上位校を苦しめる存在になってほしいですね。

ピックアップ選手

東海学院大 伊藤 慈 投手(池田 3年)

先発し6回を3安打無失点。ボールに力があってピンチも少なく安定していました。球数も少なかったですし、もう少し投げても良かったかな、と感じる投球でした。

東海学院大 浅野 誠太 捕手(大垣商 3年)

3番捕手で出場。初回にヒットでチャンス拡大。リードでも奮闘しました。

東海学院大 杉村 大地 内野手(高岡第一 3年)

5番DHで出場。第2打席でヒットを放ち、盗塁も決めていました。

岐阜協立大 高木 寛夢 内野手(市岐阜商 2年)

6番サードで出場。3安打の固め打ち。8回にはダメ押しの2点タイムリーを放ち試合を決めていました。

岐阜協立大 西村 竜馬 内野手(藤枝明誠 4年)

2番ショートで出場。1安打1四球と出塁。守備での安定感が光り、セカンドの小寺選手とのコンビも素晴らしかった。「アライバ」も披露。アウトにはできませんでしたがあわやの好プレーでした。

岐阜協立大 西谷 涼輔 捕手(遊学館 3年)

7番捕手で出場。2安打のマルチ。7回のバントヒットはちょうど野手の間に転がる素晴らしいバントでした。

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