東海学園大-愛知学院大 2回戦 観戦記(2019年秋季愛知大学リーグ)

10月14日に豊田球場で行われた東海学園大-愛知学院大の2回戦の観戦記です。
勝ち点を取った方が入替戦を回避できる裏天王山。東学大先勝で迎えた2回戦でした。

東学大
000100000|1 H10 E0
01200000X|3 H6 E1
愛院大

東学大
木原、山口、浦野-倉田
愛院大
荒島-太田

投手成績
東学大
木原 2回2/3 64球 被安打4 四球2 三振3 失点3
山口 5回 69球 被安打2 四球2 三振3 失点0
浦野 1/3 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0

愛院大
荒島 9回 148球 被安打10 四死球3 三振7 失点1

木原投手は愛知黎明出身の3年生。・・・もう3年生なんですね。
この日はMAX137kmを記録。ボールそのものは良かったと思います。

山口投手は享栄出身の4年生。右のオーバーハンド。MAXは139km。引退まで東学投手陣を支えました。

浦野投手は藤枝明誠出身の2年生。MAX141kmを記録。左のオーバーハンド。来年以降も楽しみな投手。

荒島投手は左のオーバーハンド。東邦出身の1年生。130km中盤のまっすぐ、カット、スライダー、チェンジアップを組み合わせて、完投勝利。ピンチでもしっかりと腕を振って投げ切ったのは見事でした。

(出場選手)
東学大
8清水 6野瀬 5三村 9名古路 7吉田悠 D木村→H日名子 3榊原 2倉田 4三輪
愛院大
D河村 8福本 6岡 7清水→R井手口→7松野 3渡邊 9山内 2太田 4佐々木→R鈴木→4 5恒川

(試合経過)
1回表、2死1,2塁から5番吉田悠のライトへのヒットで2塁ランナーがストップするも1塁ランナーが2塁をオーバーランして挟まれてタッチアウトに。
2回裏、無死1、3塁から6番山内の犠牲フライ。愛院大が先制。
3回裏、1死2、3塁から3番岡がタイムリー。1死満塁から5番渡邊の犠牲フライ。ここでピッチャー交代、山口。3-0
4回表、2死3塁から7番榊原がタイムリー。3-1
5回表、先頭の三輪のヒットを足掛かりに、エラーと四球で1死満塁となるも4番名古路、5番吉田悠が倒れ得点ならず。
9回表、先頭の三輪がヒット。1番清水が2ベースを放ち、無死2,3塁。ここで愛院大は前進守備を引き、2番野瀬の遊ゴロで3塁ランナーくぎ付け。3番三村三振、4番名古路が右邪に倒れ試合終了。
愛院大が勝ってタイに。

東学大は3戦目を取って1部残留を決めました。入替戦は断固として拒否する力はすごいですね^^;

この試合では初回に3本のヒットがありながら、走塁ミスで点を奪えず。そこからチャンスで点が取れない流れになってしまいました。
ただ、こういうギリギリの試合では4年生の活躍が大事だな、と改めて感じますよね。この日も山口投手がしっかりと抑えて終盤勝負に持ち込みましたし。
野崎投手が1,3戦目に勝ってチームを救いましたし。榊原選手、三輪選手の活躍も光りました。

若い選手が多いですし、各チームに善戦で終わらず、勝ち点を取れるチームにしていきたいですね。

愛院大は荒島投手が前回の名城大戦で初勝利を上げましたが、この試合は初完投勝利で2勝目を上げました。
疲れは終盤あったと思いましたが、最後まで強いボールが来ていました。エースの佐藤良投手も復調してきていますし、入替戦に回ったとはいえ、投手は目途が立った感じがします。

この試合では2番福本、3番岡、4番清水選手の4年生が得点に絡む活躍。やはりこの3人が入替戦でもカギになりそうです。

このカードの3試合は全て接戦。好ゲームを展開していました。入替戦まで間隔が空くのがどうなるか分かりませんが、状態は悪くないと思うので、なんとかいい形で迎えて1部を死守したいですね。

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