ホンダ鈴鹿-東芝 観戦記(2019年JABA伊勢・松阪大会)
10月6日のダイムスタジアム伊勢で行われたホンダ鈴鹿-東芝の観戦記です。日本選手権前のプレ大会として、どういう試合を見せるかに注目して観戦しました。
ホンダ鈴鹿
0001000|1 H6 E
2000006|8 H E0
東芝
(7回コールド)
ホンダ鈴鹿
瀧中、花城、柳澤、主島-柘植
東芝
近藤、福本、宮川-船木
投手成績
ホンダ鈴鹿
瀧中 3回 58球 被安打2 四球3 三振2 失点2(自責点1)
花城 3回 37球 被安打1 四球1 三振3 失点0
柳澤 1/3 28球 被安打2 四球2 三振0 失点6(自責点4)
主島 1/3 7球 被安打0 四球1 三振0 失点0
東芝
近藤 4回 53球 被安打5 四球1 三振3 失点1
福本 1回1/3 20球 被安打1 四球1 三振1 失点0
宮川 1回2/3 17球 被安打0 四死球2 三振0 失点0
瀧中投手は右のオーバーハンド。ホンダ鈴鹿のエースとして今年は登板していますが、この秋はちょっと調子を落としている印象。この日もなかなかボールと自分の気持ちがかみ合っていない印象を受けました。
花城投手は中央大出身の2年目。右のオーバーハンド。リリーフで出てくることが多いですが、いいボールを投げていて好調ぶりが伝わってきました。
ホンダ鈴鹿 柳澤投手
ホンダ鈴鹿 主島投手
近藤投手は右のオーバーハンド。愛工大出身の3年目。大学の時以来。やや立ったフォームで130km後半の球速でした。見れて良かった。
福本投手は左のサイドハンド。大阪桐蔭-青学大出身。
宮川投手は右のオーバーハンド。上武大出身の2年目。ドラフト候補として名前を売っています。MAX149km。球威があるし、いいピッチャーです。見れて良かった。
(出場選手)
ホンダ鈴鹿
7安慶名 4河津→R澤田→4 9長野 D畔上 2柘植 3庄司 8中村 5金子 6鈴木
東芝
8長沢 7小川 3金子 4松本 5吉田→R木野 D福山→H佐藤 9石川→H松永 2船木→H堀木 6岡部
(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番松本のタイムリー。更に1死1,3塁から5番吉田の犠牲フライ。東芝が2点先制。
4回表、先頭の3番長野が2ベース。進塁打で1死3塁から5番柘植のタイムリー。2-1
7回裏、1死1,2塁から2番小川が2点タイムリー2ベース。更にエラーと四球で1死満塁から5番吉田が走者一掃の3点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、主島。四球で1死1,3塁から代打松永のセンターライナーでランナーが生還。東芝が7回コールドで勝ちました。
ホンダ鈴鹿は選手個々の力はあるんですが、守備があまり良くなくもろさがついて回るチーム。そこが出なければ、強いチームなのですが・・・。
瀧中投手が都市対抗予選時の好調さが失われているのは心配。ただ、悪いなりにも好投を求められるのがエースという立場。本番で上向く可能性はありますが、こういう状態でも抑えられるような術を見せてほしいです。
長野選手(三重高校→青学大)が地元凱旋で長打を1本放ち、ホームに帰ってくる活躍。3番を任されて首脳陣から期待されているのも伝わってきます。選手権での活躍も期待したいですね。
東芝は、点を取るべきところでしっかりと取る、一気にコールドまで持っていくあたり強いな、と感じます。バント、エンドランなど、きっちりと決めますし、7回はバント失敗がありましたが、すかさず盗塁でカバー。こういうところにチーム力の高さがありますね。
宮川投手は間違いなくドラフト指名されると思いますが、選手権での活躍も期待したいですね。
久しぶりに近藤投手が見れてうれしかった。唯一この地区の選手ですし。
日本選手権初戦の王子-東芝は好カードですね。どんな結果か楽しみです。