2019年秋季愛知県大会Dブロック展望

Aシード校 中京大中京 岡崎工
Bシード校 知多翔洋

中京大中京ゾーン

圧倒的な力で地区予選を勝ち上がった中京大中京。3人の投手陣(高橋、松島、畔柳)は140kmを超えてくる投手で、 磯村、香村、伊藤稜の各投手を要した2017年世代を彷彿とさせます。
打線も西村選手、中山選手は全国クラスの選手ですし、死角は接戦に持ち込まれた時にどっしりと構えられるかくらい。県大会は圧倒してもおかしくないチームですね。

そういう意味では初戦は嫌な、というか考えられる最悪の相手に。
東邦小牧の勝者と。小牧も投打にバランスのいいなかなかのチームなのですが、さすがに東邦相手には分が悪い。

東邦は2次予選の初戦で中京大中京と当たり、コールド負けの完敗。ただ、私学4強同士でこの短期間での再戦。意地を見せようと気合も入れてくるでしょうし、簡単には引き下がらないと思います。
勝つには打線の奮起が必要。早めに点を取って中京大中京ベンチを焦らせたいですね。ただ、地力は中京大中京が上だと思っています。

その隣は刈谷が中心かな。投手陣が安定していて、安定した戦いをしています。刈谷工に敗れて2位トーナメントの方に回りましたが、三好戦のような苦しい試合も取ってきていますし、県大会でも力を発揮しそう。

日福大付はぎりぎりの5位通過。接戦で惜しい試合を落としてきましたが、なんとか滑り込んだ形。その経験をプラスにしたい。
愛知も崖っぷちを潜り抜けての県大会。目立つ戦力がいない感じですが、接戦を拾って勝ち上がりたい。
渥美農はここのところ戦力が充実し、公立とは思えない力を持っています。愛知との1回戦はどちらが勝ってもおかしくない一戦ですね。

岡崎工知多翔洋ゾーン

岡崎工はAシードながら、同じAシード校のいるブロックということでちょっと不運。
昨秋からのエース柵木投手を擁し、チーム力は高い。ある程度間隔をあけて戦える秋大ですので、上位進出の可能性は十分あります。

初戦は成章豊田の勝者。成章はちょっと低迷していましたが、今大会は最後の7番目の切符を獲得。崖っぷちを潜り抜けた粘りを県大会を見せたいところ。
豊田は1年生左腕の小川投手がかなりの好投手。県大会での活躍を期待したい投手です。

知多翔洋は粘り強い。大府に1次では乱打戦の末敗れましたが、2次では雪辱し県大会切符を獲得。日福大付にも逆転サヨナラをしていますし、接戦に強いのは大きな武器。采配の良さも光りますし、ベンチワークで勝ち上がりたい。

初戦は岡崎学園半田の勝者と。半田も知多地区では上位のチームと接戦を繰り返しています。相武投手は夏も経験していて球威のあるピッチャー。
岡崎学園は細井投手に地力があり、好選手がそろっています。今大会の台風の目になりえるチームだと思いますので、どういう試合をするか楽しみ。

ブロック決勝は中京大中京岡崎工と予想。ブロック代表は中京大中京とします。
中京大中京が負けるとしたら東邦でしょうね・・・。
岡崎工が有力も、岡崎学園知多翔洋の躍進も期待しています。

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