名古屋経済大-名古屋大 2回戦 観戦記(2019年秋季2部3部入替戦)

11月3日に豊田球場で行われた2部3部入替戦の2回戦、名経大-名大の観戦記です。名大先勝で迎えた2回戦、名経大が意地を見せられるかに注目して観戦しました。

名経大
0010000001|2 H5 E1
0000000010|1 H5 E0
名大
(延長10回タイブレーク)

名経大
益留-安井
名大
長谷川、本田-井上

投手成績
名経大
益留 10回 133球 被安打5 四球3 三振9 失点1

名大
長谷川 5回 85球 被安打3 四球3 三振4 失点1
本田 5回 75球 被安打2 四球3 三振4 失点1(自責点0)

益留投手は宮崎日大出身の1年生。右のオーバーハンド。カーブを上手く使って、緩急でまっすぐを速く見せる。MAX133km。

長谷川投手は渋谷教育幕張出身の4年生。右のオーバーハンド。MAX138kmを記録。カットボール等使って上手く打ち取る。

本田投手は明和高校出身の1年生。右のオーバーハンド。MAX138km。まだもう少し球威はあがりそうですし、来年は中心投手となるくらい成長してほしいですね。

出場選手
名経大
6田中 4竹内→白江→中村 7蛯原 3木原 D神谷 9今村→R三橋→平湯 5北尾 8大木場 2安井
名大
4大沼→6 5竹田 8鈴木 7森→R本山→4杉山 9岩崎 2井上 D小林→H遠山 3清水 6渋谷→H楠嶺→4竹内→H富田

(試合経過)
3回表、1死1、3塁から1番田中がタイムリー。名経大が先制。
9回裏、1死満塁から8番清水の犠牲フライ。1-1
10回表、1死2、3塁から1番田中のスクイズ成功。名経大が勝ち越し。2-1
名経大が勝ってタイに。

お互いに毎回のようにランナーを出しながら、得点は名経大の3回の1点だけ。ジリジリした展開でした。

名経大はやはり2部で最下位になったということで、打線も強さが感じられないし、追加点が奪えないと終盤もつれそう、と思っていたら、その通りの流れに。

益留投手が1年生ながら、粘り強い投球でチームを一旦は救いました。

キャッチャーの安井捕手も1年生。埼玉栄出身。2安打を放ち、バッテリーでチームを引っ張りました。タイブレークの10回には先頭バッターできっちりと送りバント。送れなかった名大と対照的でこの試合をものにする大きなプレーに。
すぐに2部復帰できるように、バッテリーで立て直してほしいですね。

名大は土壇場で同点犠飛を打ったのが1年生の清水選手(大垣西)。4年生が主力の中で、唯一の1年生スタメン。2部で来季戦う上では、本田投手とともに重要な立場になりそうです。来年にも期待したいですね。

井上捕手(刈谷)はこの日はノーヒットでしたが、肩で2つ盗塁を刺して、進塁を許さず。松田投手が大きな話題ですけど、彼がいたからこその2部復帰だとやはり感じました。最後に昇格を果たせて、肩の荷が下りたでしょうね。後輩は大変ですけど、4年生の頑張りを引き継いでほしいです。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示