新川-尾北 TV観戦記(夏季愛知県高等学校野球大会)

コウスポ

7月18日に小牧球場で行われた新川-尾北のTV観戦記です。

新川
000000110|2 H8 E2
00000104X|5 H5 E1
尾北

新川
三浦-森下
尾北
竹山-石本

投手成績
新川
三浦(1) 8回 148球 被安打5 四死球6 三振9 失点5(自責点2)
尾北
竹山(1) 9回 115球 被安打8 四球0 三振4 失点2

新川
6藤田 2森下 3神谷 5熊谷 9近藤 8南 4市川 7森山→7丸山 1三浦
尾北
8信田 3伊藤 9榊 5佐々木 1竹山 4岡 7服部 2石本 6勇

(試合経過)
6回裏、2死から3番榊がチームで初回以来となるヒットが2ベースとなり出塁。続く4番佐々木がライトへタイムリーヒット。尾北が均衡を破り先制。1-0
7回表、1死3塁から7番市川の2ゴロの間に1点。同点。
8回表、2死1塁から3番神谷がライトオーバーの当たり。スタートを切っていた1塁ランナーが長躯ホームインで新川が勝ち越し。2-1
8回裏、1死満塁から7番服部が押し出し四球を選び同点。8番石本のショートゴロでホーム投げるも1バウンドになりキャッチャー後逸。2者生還し尾北が逆転。1死2,3塁から9番勇の犠牲フライ。5-2
尾北が逆転勝利を収めました。

中盤までは投手戦。終盤はお互いに点を取りあっての接戦。好ゲームとなりました。
その要因は両エースの好投。お互いに180㎝という長身右腕。そして細身。新川の三浦投手が57㎏、尾北の竹山投手が61㎏。投球内容もお互いにストライク先行で0を並べる。唯一球数が新川の三浦投手が多く、尾北の竹山投手が少なかった。それが終盤の得点差につながったかな、と感じます。

ストライクを積極的に打つ新川とじっくりと見る尾北の違いも出たかな、と思います。こればっかりはどっちが良くてどっちが悪いというものでもないですし、運が尾北にあったと。

新川のが序盤はチャンスもあり、3回までに毎回得点圏でした。ここで1点でも取っていれば流れは違ったと思います。

尾北は結構ファールで粘る場面も多く、ヒット数は少なかったものの四球を終盤取った。この攻撃は見事でした。

どちらも内野守備が良く、引き締まった好ゲームでした。四球とエラー。これが野球では勝敗を分ける。そういう結果になっていく野球の面白さ、怖さが詰まった試合でした。

尾北の竹山投手は現時点で127kmくらいでしたが、もっと出そうな雰囲気もあり、上で見てみたい投手ですね。

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