星城大-名古屋学院大 2回戦 観戦記(2023年春季愛知大学リーグ2部)

5月22日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、星城大-名院大の2回戦の観戦記です。
星城大は優勝するにはここからこのカード2連勝で確定。負けると優勝がかなり厳しくなる状況。
一方名古屋学院大も最下位の危険があり、このカードで勝ち点を取れば最下位が回避できる状況。
どちらも勝ちたい試合は見ごたえのある試合になりました。

星城大
000010000|1 H5 E3
00301000X|4 H5 E1
名院大

星城大
奥田域(17)、松本(11)、鈴本(19)-佐藤
名院大
松山(34)-片岡

投手成績
星城大
奥田域太(菰野 4年) 4回1/3 79球 被安打5 四球3 三振2 失点4(自責点3)

松本涼太朗(真颯館 2年) 1回 26球 被安打0 四球1 三振0 失点0

鈴本晃也 2回2/3 26球 被安打0 四球0 三振2 失点0

名院大
松山海大 9回 96球 被安打5 死球1 三振3 失点1

(出場選手)
星城大
D住(1) 9秋山(9) 5竹田(3) 3清田(25) 8小澤(8) 4尾関(5) 7林(26) 2佐藤(10) 6西川(7)
名院大
7渡邊(3) 8中野(2) 9猿渡(24) D石橋(38) 6三浦(10) 4家入(50) 5弓口(4) 3出口(8) 2片岡(5)

(試合経過)
3回裏、1死満塁から2番中野が走者一掃の3点タイムリー2ベース。名院大が3点を先制。3-0
5回表、2死1,3塁から1番住がタイムリー。3-1
5回裏、1死1,2塁でピッチャー交代、松本。2死1,2塁からタイムリーエラー。4-1
6回裏、1死1,2塁でピッチャー交代、鈴本。
名院大の松山が1失点完投料理で勝ち点を獲得。4位を確定させました。

総評

やはりお互いに負けられない試合ということで、選手の動きも良く緊張感がありました。
ただ、名院大が1週間ぶりの試合だったのに対し、星城大は3連戦の3日目。勝って次の日にも行かないといけない状況だった部分で差があったかもしれません。星城大にミスが多かったのですが、そういう疲れがあったかもですね。そして名院大の松山投手は前回も星城大の1回戦で完投勝利。そこから雨で伸びたおかげでこの試合でも登板。自信を持って投げられたのも大きかったです。
松山投手はこの試合でも5回に1失点したものの、連打はこの回にあった1度だけ。星城大打線がなかなかいい当たりを打てなかった。1点取った直後の5回裏にエラーで失点。そして6回表に先頭がヒットで出た後に4番清田選手がゲッツー。これで勝負あったという感じになりました。
奥田域太投手は立ち上がり2イニングはボールの勢いもあって良かったですが、3回に捕まって4連打。それでも4回のピンチはしのいで踏ん張っていたのですが、5回にピンチで松本投手に継投して、エラーでの失点。もったいなかったです。
ただ、6回途中から登板した鈴本投手が素晴らしい球を投げて、パーフェクトリリーフ。MAXも141kmをマーク。好左腕だな、と改めて感じました。
最後まで松山投手を打てず。これで星城大は7勝5敗の勝ち点3で終了。2部Bの優勝を逃し3位という結果に。
惜しい試合を落として乗り切れなかったという印象のリーグ戦でしたね。

ピックアップ選手

星城大 鈴本 晃也 投手(杜若 4年)

6回の1死1,2塁から登板。そこからノーヒットピッチングで抑え込みました。MAXも141kmと走っていて、何とか勝利につながってほしかったところですが・・・。改めて好左腕だな、と感じる投手でした。

星城大 林 稜真 外野手(愛知黎明 4年)

7番レフトで出場。2安打のマルチで唯一松山投手とあっていた印象です。ポテンヒットっぽいエラーでの出塁時は2塁を陥れる好走塁もありました。

星城大 住 柊磨 内野手(福井工大福井 4年)

1番DHで出場。5回にチーム唯一のタイムリーを放つ。8回には惜しい飛球もありました。

名院大 松山 海大 投手(日福大付 2年)

96球で1失点完投。星城大相手には2試合連続での完投勝利で自信を持ったでしょうね。130km中盤のまっすぐもありますが、やや抑えた球速でのまっすぐや動く球で上手く芯を外していた印象。ここぞのまっすぐで差し込んでいました。

名院大 中野 翔太 外野手(豊川 4年)

2番センターで出場。貴重な走者一掃の3点タイムリー2ベースを放ちました。5回には四球で出てホームへ返ってきましたし、この試合のキーマンでしたね。

名院大 片岡 将 捕手(豊橋中央 2年)

9番捕手で出場。3回には得点につながるヒットで上位へ。松山投手と同学年の息のあったバッテリーで星城大打線を抑え込みました。

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