名古屋工業大-名古屋大 1回戦 観戦記(愛知大学リーグ2部3部入替戦)

6月3日にパロマ瑞穂球場で行われた2部3部入替戦、名工大(3部優勝)VS名大(2部最下位)の観戦記です。

名工大
106100200|10 H10 E6
600110000|8 H11 E3
名大

名工大
上田(48)、蒲生(12)、加藤(65)-山中
名大
森(19)、河合(1)、宮崎(18)-三橋

投手成績
名工大
上田健生(広島国泰寺 4年) 2回0/3 59球 被安打6 四球1 三振1 失点6(自責点5)

蒲生光琉(六甲学院 4年) 3回 35球 被安打3 四球0 三振0 失点2(自責点0)

加藤輝行 4回 70球 被安打2 四死球4 三振1 失点0

名大
森裕輝(明和 4年) 2回0/3 59球 被安打2 四死球5 三振0 失点6(自責点5)

河合統貴 3回 61球 被安打4 四球2 三振5 失点2
宮崎太暉(星城 3年) 4回 61球 被安打4 四球1 三振4 失点2

(出場選手)
名工大
6大須賀(10) 4森田(26) 8船橋(20) D花井(1) 3丹羽(25)→5 7落合(27) 2山中(22) 5高橋(7)→3神谷勇(16) 9村瀬(14)
名大
9荘司(52) 8寺岡(9) 4田中奏(10) D佐藤仁(23) 5近藤(6) 2三橋(60) 3田中一(29) 7加藤駿(12)→H石川(26)→R山本(65) 6後藤(53)→H今井(5)

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番花井がタイムリー。名工大が先制。1-0
1回裏、1死満塁から5番近藤のタイムリーにエラーが絡んで2者生還。6番三橋、7番田中一が連続タイムリー。1死満塁から9番後藤の犠牲フライ。更にワイルドピッチで1点。この回打者一巡で名大が6点。6-1と逆転。
3回表、無死満塁から連続押し出し四死球。ここでピッチャー交代、河合。6番落合、7番山中が連続タイムリー。8番高橋が押し出し四球。9番村瀬の3ゴロの間に1点。この回6点取って逆転。7-6
3回裏、無死1塁でピッチャー交代、蒲生。
4回表、2死2塁から6番落合がタイムリー。8-6
4回裏、2死3塁からワイルドピッチで1点。8-7
5回裏、2死3塁からタイムリーエラーで1点。8-8の同点に。
6回表、ピッチャー交代、宮崎。
6回裏、ピッチャー交代、加藤。
7回表、2死1,2塁から2番森田が2点タイムリー2ベース。名工大が勝ち越し。10-8
9回裏、2死満塁まで行くも2番寺岡が三振に倒れ試合終了。
名工大が先勝としました。

総評

序盤からお互いにビッグイニングを作る試合。まぁ分かりやすくお互いにエラー、四球が絡んでいるんですが・・・。
名大は5回に追いついて流れ的にはいけるかな、という感じだったのですが、6回以降、加藤投手を打ちあぐみ、名工大の好プレーにも阻まれ8回、9回のチャンスを活かせませんでした。
全体的に落ち着かないというか、名工大に合わせてしまった印象。個々の力は上回っている印象なのですが。
河合投手は左でMAX140kmを記録。ピンチでマウンドに上がって最初に打たれてバタバタしましたが、3イニングで三振を5つ奪うなど力はあるな、と感じる投球でした。ミスが出て焦らないように、ミスの後に切り替えて失点を抑えるようにしていきたいですね。
名工大は3回に一気に逆転。河合投手に代わってからの連続タイムリーが大きかったですね。
7回の勝ち越しはしっかりとチャンスを作っての長打。打線の思い切りの良さが光るチームでした。
投手陣も四死球は割と少なく、自滅が無かったのが良かった。この勢いを2回戦以降も続けられるか注目です。

ピックアップ選手

名工大 花井 拓巳 外野手(四日市南 4年)

4番DHで出場。3安打の猛打賞。押し出し四球もあって打点も2。初回に先制タイムリーを打って、名工大に行けるぞ、と思わせたのは大きかったですね。

名工大 森田 旭 内野手(明和 4年)

2番セカンドで出場。7回に勝ち越しの2点タイムリー2ベース。終盤での大きな勝ち越し打となりました。

名工大 加藤 輝行 投手(西条 3年)

6回からマウンドへ。MAX132kmで130km前後のまっすぐとスライダーで打たせて取る投球。終盤はランナーを出しても粘り強く投げていました。

名大 河合 統貴 投手(時習館 3年)

3回に無死満塁でマウンドへ。そこから連続タイムリーに押し出しと立ち上がりの難しさが出てしまいましたが、内野ゴロの間に1点を取ってかなり落ち着いてそこから連続三振。MAX140kmをマークして、まっすぐに力があるのを証明していました。見るたびに球威は上がっている印象ですので、ここから来年に向けてどこまで成長出来るか見たい投手ですね。

名大 近藤 佑龍 内野手(横須賀 4年)

5番サードで出場。初回に反撃ののろしとなるタイムリー。これを含むマルチ。センターへ打つ基本の打撃が出来ていました。

名大 田中 一城 内野手(生野 3年)

7番1塁で出場。バントヒットを含む3安打の猛打賞。足もある選手ですね。

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