西濃運輸-トヨタ自動車 観戦記(2022年JABA東海地区春季大会)

3月19日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第3試合、西濃運輸-トヨタ自動車の観戦記です。
トヨタ自動車は今年初観戦でした。

西濃運輸
001000020|3 H6 E1
02310000X|6 H8 E1
トヨタ自動車

西濃運輸
石田(11)、池田(12)、摺石(21)-城野、森
トヨタ自動車
吉野(17)、松本(16)-高祖

投手成績
西濃運輸
石田雄大(刈谷-静岡大 1年目) 3回 57球 被安打3 四死球3 三振2 失点5

池田尚樹(米子北-大商大 1年目) 3回 53球 被安打5 四球0 三振2 失点1(自責点0)

摺石達哉 2回 29球 被安打0 四球1 三振3 失点0

トヨタ自動車
吉野光樹 6回 96球 被安打2 四死球4 三振4 失点1
松本健吾(東海大菅生-亜細亜大 1年目) 3回 51球 被安打4 四球2 三振3 失点2(自責点1)

(出場選手)
西濃運輸
8丹下 6北野 9谷 7原田 5野崎 D浦岡 4渡邊→4大山 2城野→H柏木→2森 3福山
トヨタ自動車
7八木 5北村 D河村 3今井 9多木→9穴井 6佐藤 2高祖 8坂巻→H金成→8徳本 4和田

(試合経過)
2回裏、1死1塁から6番佐藤が2ランホームラン。トヨタ自動車が先制。2-0
3回表、1死3塁から4番原田のセーフティスクイズ成功。2-1
3回裏、1死1,2塁から4番今井が3ランホームラン。5-1
4回裏、2死1,3塁から1番八木のセーフティバントでサードの送球が逸れ(記録はヒット)3塁ランナーが生還。6-1
8回表、1死1,2塁から4番原田がタイムリー。2死満塁から7番大山の遊ゴロエラーで1点。6-3
トヨタ自動車が勝ちました。

総評

トヨタ自動車が快勝。
2回には6番の佐藤選手、3回には4番今井選手が見事にとらえてホームラン。ここで勝負は決まった感じでしたが、打った佐藤選手、今井選手がお見事だった印象です。
佐藤選手が2年目、今井選手はルーキー。こういった若手がトヨタ打線の印象を変えていきそうです。
吉野投手、松本投手ともに140㎞半ばのまっすぐを投げて、ある程度試合を作りました。若手の活躍が楽しみですね。
西濃運輸は新監督、佐伯さんに代わって、野球が変わってきている印象があります。
足を使う、スクイズも使う。積極的に打っていくというよりは、粘っていくスタイルに感じました。
こういう野球が浸透して、どこまで戦えるようになっていくか。今後に注目です。
新人3投手。それぞれボールの良さはありました。こういう強豪に投げた経験を今後に活かしてほしいですね。

ピックアップ選手

西濃運輸 原田 大輔 外野手(宇部商-福岡大 5年目)

佐伯監督新体制で4番を務めているのが原田選手。この試合では8回にタイムリーを放ちました。3回にはセーフティスクイズを決める等、チャンスを仕留める役割を担っていく形ですね。

西濃運輸 摺石 達哉 投手(福井工大福井-奈良学園大 1年目)

新人リレーで3番手に登板。2回を1四球、3奪三振でノーヒットに抑えました。切れのある球を投げるサウスポー。

西濃運輸 浦岡 真也 捕手(東洋大姫路-東洋大 4年目)

6番DHで出場。チーム唯一のマルチを記録。打撃が好調ですね。

トヨタ自動車 佐藤 勇基 内野手(中京大中京-法政大 2年目)

2ランホームランを含む3安打の猛打賞。6番ショートでの出場でしたが、6番がもったいなく感じる打撃が光ります。

トヨタ自動車 今井 脩斗 内野手(早大本庄-早稲田大 1年目)

1年目で4番を任されています。このまま英才教育されていくのか分かりませんが、かつての4番、田中行長選手を彷彿とさせる選手なのは間違いない。
3ランホームランはお見事でした。

トヨタ自動車 吉野 光樹 投手(日本文理-上武大 2年目)

先発で6回を1失点。やや四死球が多く、不安定な部分も見られましたが、140㎞中盤のまっすぐと変化球で西濃運輸打線の要所を抑えました。

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