至学館大-名古屋産業大 2回戦 観戦記(2023年春季愛知大学リーグ2部)

5月22日にパロマ瑞穂球場で行われた第1試合、至学館大-名産大の2回戦の観戦記です。
2部Aの方は優勝も最下位も決まり、消化試合となった一戦でした。

至学館大
240000002|8 H8 E3
100001003|5 H9 E2
名産大

至学館大
淺井(16)、西尾(34)-土岐
名産大
久馬(17)、久保田(19)、朝熊(21)、亀本(16)-毛呂

投手成績
至学館大
淺井響 5回2/3 100球 被安打5 四死球5 三振3 失点2(自責点1)
西尾柊哉(至学館 3年) 3回1/3 55球 被安打4 四球1 三振2 失点3(自責点0)

名産大
久馬幸輝(誠信 2年) 1回0/3 36球 被安打3 四球3 三振1 失点4(自責点3)

久保田芳光(菊華 4年) 1回 31球 被安打2 四球3 三振0 失点2

朝熊希心 4回 42球 被安打0 四球1 三振2 失点0
亀本幸誠(大商大堺 4年) 3回 42球 被安打3 四球0 三振1 失点2(自責点1)

(出場選手)
至学館大
5都島(10) D宮下(5) 7早佐(6)→H村岡(8)→7 2土岐(22) 3尾崎(36) 4高柳(23) 8増田(33)→9片岡(3) 9佐藤(26)→8 6中川(12)
名産大
3工藤(10) 5富永(5)→6 8鳥居(1) 9武田(9) 2毛呂(27) 7浅井(26) D後藤力(15) 4尾形(7) 6戸田(6)→H砂川(29)→5後藤響(3)

(試合経過)
1回表、1死満塁から5番尾崎、6番高柳の連続タイムリー。至学館大が先制。2-0
1回裏、1死3塁から3番鳥居の犠牲フライ。2-1
2回表、無死1,2塁でピッチャー交代、久保田。2死1,3塁から4番土岐がタイムリー。2死満塁から6番高柳が2点タイムリー。更に2死満塁から8番佐藤が押し出し四球。この回打者一巡で4点。6-1
3回表、ピッチャー交代、朝熊。
6回裏、2死3塁から6番浅井がタイムリー。2死満塁でピッチャー交代、西尾。6-2
7回表、ピッチャー交代、亀本。
9回裏、1死満塁から強いショートゴロを逸らし、左中間を破って三者生還。8-5
至学館が逃げ切ってこのカード、1勝1敗のタイとしました。

短評

下位に低迷した両チームの消化試合。やはりどうしても緊張感に欠けるプレーも目立ちました。ミスが多かったですし、それが得点に影響する。仕方ないのですけどね。
至学館大は登板した2投手がなかなかの球威。4番の土岐選手はホームランを含む3安打。6番の高柳選手は2打席連続のタイムリーで3打点。好選手もいるチームなので、秋には上位進出を期待したいですよね。
名産大は3番手の朝熊投手が好投。4回を1四球だけでノーヒットピッチングでした。120km前半くらいのスピードなのですが、同じくらいの球速で変化するボールがあって、それで相手を翻弄していました。
3番の鳥居選手は3安打。6番の浅井選手が2安打。こういった下級生の選手個々の成長が上位に行くには不可欠ですよね。

ピックアップ選手

至学館大 土岐 晃優 捕手(至学館 3年)

4番捕手で出場。3安打の猛打賞で2回にタイムリー。9回にはダメ押しのソロホームランを放つ。肩もセカスロで2秒を切る時もあり、レベルの高い好捕手です。

至学館大 高柳 夏輝 内野手(至学館 2年)

6番セカンドで出場。2打席連続タイムリーを放ち、3打点の活躍。

至学館大 淺井 響 投手(中京学院大中京 4年)

先発して5回までは3安打1失点。初回の失点もお見合いでの2ベースからでしたし、6回もエラー絡み。ただ、ちょっと疲れからか6回表に連続四球で交代したのはちょっと残念でした。136kmと球威はまずまずあり、ファールで追い込む場面が多かった。

名産大 朝熊 希心 投手(桜丘 1年)

3回からマウンドに上がり、4イニングをノーヒットピッチング。まっすぐは120km前半くらいと速くないのですが、カットやツーシームもスピードもあまり変わりがなく、打者が芯を外される投球が光りました。

名産大 鳥居 旺雅 外野手(菊華 3年)

3番センターで出場。3安打の猛打賞で犠牲フライもあり、この日の打線を引っ張りました。

名産大 浅井 龍太 外野手(名古屋工 2年)

6番レフトで出場。2安打のマルチでエラーでも出塁もありラッキーボーイでもありました。足のある選手ですね。

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