海星-紀南 観戦記(2022年高校野球選手権三重大会)

7月11日に四日市霞ケ浦球場で行われた第3試合、海星-紀南の観戦記です。
雑誌で見ると上位候補に入っていた海星がどんなチームが注目して観戦しました。

海星
2013306|15 H16 E0
0000000|0 H2 E5
紀南
(7回コールド)

海星
服部(19)、堤(20)、深谷(11)-伊藤英
紀南
崎上野(1)-松田

投手成績
海星
服部泰河(2年) 4回 56球 被安打2 四球1 三振5 失点0

堤大和 1回 13球 被安打0 四球0 三振2 失点0
深谷陸登(3年) 2回 22球 被安打0 四球0 三振2 失点0

紀南
崎上野和音 7回 137球 被安打16 四死球6 三振5 失点15(自責点11)

(出場選手)
海星
6森口 8牧志 4山川 9宝山 2伊藤英 3益川 7野村→1堤(20)→H岩野(17)→1深谷(11) 5田中 1服部(19)→H平山(16)→7
紀南
2松田 8佐来 1崎上野 9前地→H牧野(7) 3中嶋 5室 7表(10) 4河上

(試合経過)
1回表、2死2,3塁から5番伊藤英が2点タイムリー2ベース。海星が2点先制。2-0
3回表、2死満塁からワイルドピッチで1点。3-0
4回表、2死3塁から2番牧志のタイムリー内野安打。更に2死3塁から3番山川がタイムリー。2死3塁から4番宝山のタイムリー内野安打。この回3点。6-0
5回表、無死3塁から7番野村の犠牲フライ。更に1死2塁から代打平山のタイムリー3ベース。2死3塁から2番牧志のタイムリー3ベース。9-0
7回表、1死2塁から1番森口が2ランホームラン。2死1,3塁から牽制エラーで1点。更に2死1,3塁から6番益川が3ランホームラン。この回6点。15-0
海星が勝ちました。

総評

紀南は2安打だったのですが、2本とも長打。1回は1死1塁から牽制で誘い出されてアウトになった直後に3番崎上野選手が3ベース。もったいない形になってしまいました。
エースの崎上野投手はMAX132㎞をマーク。海星打線から5三振を奪う等、力は十分にありました。牽制も上手かったですし、かなり抜けた力を感じる選手。打撃も良かったですし、上でやってほしい選手ですね。
海星はなかなか序盤は崎上野投手を捉えられず。3回くらいから徐々に足を使って崩しだして、4回に3点。5回に長打を集めて3点を上げました。できれば、5、6回に終わらせたかったところですが・・・。
個々で目立つ選手はいました。1番の森口選手は足があり、7回にはホームランも。5番の伊藤英吉捕手はセカスロが1.8秒台をマーク。打撃もいいので来年に向けて楽しみ。
2番手の堤投手は1年生で133㎞をマーク。こちらも成長が楽しみです。
点数ほど楽に崩した感じではなかったのですが、後半の打撃を次に活かしていきたいですね。

ピックアップ選手

海星 伊藤 英吉 捕手(2年)

5番捕手で出場。1回に先制の2点タイムリー2ベースを放ちました。セカスロでは1.8秒台を何度もマーク。身体もあるし、注目の選手になりそう。

海星 田中 将弥 内野手(2年)

8番サードで出場。4安打の固め打ち。センターから逆方向に上手く打てる打者ですね。

海星 堤 大和 投手(1年)

2番手で登板。1回で2奪三振をマーク。MAX133㎞は1年生と思えば十分。成長が楽しみです。

紀南 崎上野 和音 投手(3年)

海星相手にしっかりと勝負してMAX132㎞もマーク。打っても3ベースを放つ等センスを感じる選手でした。強いバックがいたら、と思う選手。上で続けてほしいですね。

紀南 室 龍希 内野手(1年)

7番サードで出場。2回に2ベースを放ちました。1年生でこの打撃はお見事。

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