岐阜聖徳学園大-東海学院大 1回戦 観戦記(2023年秋季岐阜大学リーグ)

8月25日にKYBスタジアムで行われた第1試合、岐阜聖徳学園大-東海学院大の観戦記です。
1日遅れの開幕試合となったこの試合。中盤までは競った展開になりました。

岐阜聖徳学園大
1200180|12 H15 E2
0030000|3 H5 E3
東海学院大
(7回コールド)

岐阜聖徳学園大
有賀(20)、長尾(19)-実山
東海学院大
名和(11)、伊藤(14)、城倉(20)、石崎(15)-浅野

投手成績
有賀達彦 6回 82球 被安打4 四球0 三振5 失点3(自責点0)
長尾春空(岐阜聖徳学園 1年) 1回 18球 被安打1 四球0 三振0 失点0

東海学院大
名和寛祥 5回1/3 91球 被安打9 四球4 三振1 失点7
伊藤育汰(大同大大同 3年) 1/3 13球 被安打3 四球0 三振1 失点3

城倉拓馬(高遠 1年) 1/3 14球 被安打1 四球1 三振0 失点2(自責点1)

石崎和志(高山西 1年) 1回 18球 被安打2 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
岐阜聖徳学園大
7佐藤(2)→福村(26) 6横尾(6)→4 8横井(10)→R野田(34)→8 9前田(8) D矢岸(3) 5内田(4) 4新谷(5)→6渡辺春(23) 3結城(16)→R松田(40)→3三浦(1) 2実山(7)
東海学院大
3小山(1) 4横井(4) 5来田(10) 2浅野(8) 9中津(5) D中村(35) 7緒方(24)→H太田(34) 8向井(9) 6水口(3)

(試合経過)
1回表、1死1,3塁から4番前田のタイムリー。岐阜聖徳学園大が先制。1-0
2回表、2死満塁から3番横井が2点タイムリー。3-0
3回裏、2死2,3塁から3番貴田のタイムリー内野安打。2死2,3塁から4番浅野の2点タイムリー。3-3の同点に。
5回表、1死1,2塁から4番横井がタイムリー。岐阜聖徳学園大が勝ち越し。4-3
6回表、1死1,3塁から1番佐藤がタイムリー。ここでピッチャー交代、伊藤。2死満塁から4番前田、5番矢岸が連続タイムリー。ここでピッチャー交代、城倉。6番内田が押し出し死球。7番新谷が走者一掃の3点タイムリー3ベース。更にタイムリーエラーで1点。この回打者12人で8点。12-3に。
7回表、ピッチャー交代、石崎。
7回裏、ピッチャー交代、長尾。
岐阜聖徳学園大が快勝しました。

総評

岐阜聖徳学園大が6回にビッグイニングを作って快勝となりました。
先発の有賀投手はさすがの安定感。3回にエラーからピンチを招き、2本のタイムリーで追いつかれたものの、4回から6回は三者凡退。これでリズムを戻したのはさすが。無四球で大崩れをしないところがいいですね。
打線は4番に入った前田選手が3安打の猛打賞が全てタイムリー。強肩で魅せる場面もありましたし、華がある選手です。
1番佐藤選手、2番横尾選手の新1,2番が上手くはまった印象もありました。新戦力も上手くかみ合っての上々スタート。この後のリーグ戦が楽しみです。
東海学院大の名和投手は1,2回で失点したものの、何とか持ち直して5回4失点。かなりいっぱいいっぱいになっていたので、ここでスパッと変えられていたら流れは違ったかも。リーグ戦の初戦なので、継投が難しかったかもですが・・・。
3回に4番浅野選手のタイムリーで追いついたところは良かったんですけどね・・・。そこで流れを断ち切られたのが痛かった。

ピックアップ選手

岐阜聖徳学園大 前田 大成 外野手(滝川二 2年)

春までは5番が主でしたが、新4番に抜擢。期待に応えるように3安打が全てタイムリーと勝負強さを発揮しました。ライトの守備でもホームでアウトにはできなかったものの間一髪のプレーを披露。チームの中心選手になってきていますね。

岐阜聖徳学園大 佐藤 壮太 外野手(至学館 2年)

春は終盤スタメンもある程度でしたが、この秋は1番に抜擢。この試合では4安打と素晴らしい仕事ぶりを発揮しました。個人的には2回のプッシュ気味でセカンドに転がしてのバントヒットが素晴らしかった。点にもつながりましたし。

岐阜聖徳学園大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 3年)

先発して6回3失点。ただ自責点は0でした。130km前半の球威ながら、上手く変化球を混ぜて的を絞らせない投球。四球を出さないのがいいですね。秋は第1戦を任されました。エースとして、勝たせる投球を期待したいですね。

東海学院大 浅野 誠太 捕手(大垣商 4年)

4番捕手で出場。4年生秋まで続けてチームを引っ張っています。3回には一旦同点に追いつく2点タイムリーを放つ。主将は来田選手に引き継ぎましたが、チームの中心として最後まで引っ張ります。

東海学院大 名和 寛祥 投手(羽島 3年)

先発して130km後半のまっすぐに落ちる球を交えて岐阜聖徳学園大打線に立ち向かいました。5回に勝ち越されたものの1点ビハインド。ただ疲れも出てきていて6回は踏ん張れませんでした。3回、4回は良かったのでこのリズムを増やしたいですね。

東海学院大 小山 健斗 内野手(大垣西 3年)

1番1塁で出場。3回にヒットでチャンスを広げ、同点につなげました。盗塁も1つ。

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