豊田鉄工-イスコジャパン 観戦記(2022年新春選抜リーグ戦)

1月21日にパロマ瑞穂球場で行われた豊田鉄工-イスコジャパンの観戦記です。
優勝の可能性を残す豊田鉄工は負けられない一戦でした。

豊田鉄工
011200000|4 H7 E1
000000020|2 H6 E0
イスコジャパン

豊田鉄工
井上(19)、伊藤(20)-吉村
イスコジャパン
宮間(19)、宮本(16)-長嶋

投手成績
豊田鉄工
井上仁裕 7回0/3 90球 被安打6 四球1 三振3 失点2(自責点0)
伊藤奏輝 2回 17球 被安打0 四球0 三振4 失点0

イスコジャパン
宮間竜希(千葉学芸-名古屋学院大) 4回 68球 被安打4 四死球2 三振2 失点4

宮本嘉生 5回 68球 被安打3 四死球2 三振5 失点0

(出場選手)
豊田鉄工
D森亮(10) 3小川(25) 9名古路(5) 8工藤(7) 7土屋(23)→H木村(24)→7 6村田(6)→5 4森元(1) 5堀本(3)→6安食(0) 2吉村(27)
イスコジャパン
7山崎(7) 9徳浪(10) 5鈴木(1) 3小川(5) 6村田(24) 2長嶋(22) D近藤(25)→H新垣(23) 4吉田(14)→H平(6) 8野口(8)

(試合経過)
2回表、先頭の4番工藤が打った瞬間レフトに弾丸ライナーで飛び込むホームラン。豊田鉄工が先制。
3回表、先頭の9番吉村が3ベース。1番森亮が犠牲フライを放ち1点。2-0
4回表、1死1,3塁からワイルドピッチで1点。更に1死3塁から7番森元のスクイズが成功。4-0
5回裏、2死1塁から8番吉田、9番野口の連打で満塁とするも1番山崎が倒れ得点ならず。
6回裏、1死から3番鈴木が3ベースを放つも4番小川の中飛が浅く、5番村田も倒れ0点。
8回裏、無死1,2塁から2番徳浪の弱い3ゴロで1塁送球が逸れて、2者生還し、バッターランナーも3塁へ。ここでピッチャー交代、伊藤。伊藤が後続を抑えて2点に留める。4-2
そのまま豊田鉄工が勝ちました。

短評

豊田鉄工が2回に4番工藤の一発で先制。3回、4回にも追加点を奪って優位に進め、そのリードを先発の井上投手、8回の失点後に伊藤投手がしっかりと抑えて勝利を収めました。
井上投手、伊藤投手と亜細亜大出身コンビの好投が光りましたね。
イスコジャパンは新人の宮間投手が先発も4回4失点と踏ん張れず。その後エースの宮本投手が抑えたものの、6回、8回と3塁にランナーを置いて相手の内野手が下がる(1点はどうぞという体勢)ところで得点を奪えなかったのも響きました。
豊田鉄工はこれで4勝2敗と優勝争いに踏みとどまりました。

ピックアップ選手

豊田鉄工 伊藤 奏輝 投手(豊田大谷-亜細亜大 27歳)

8回裏にミスから2点を失い尚も無死3塁からマウンドへ。更にランナーを出すと嫌な流れになるところで見事なパーフェクトリリーフ。勢いのある球が光りました。

豊田鉄工 井上 仁裕 投手(育英-亜細亜大 23歳)

先発で7回まで無失点。8回に2失点したもののエラーも絡んでいたので、しっかりと先発の役目を果たしました。チームにとってもこういう投手が出てくると大きいですよね。

豊田鉄工 工藤 駿 外野手(東邦-名城大 25歳)

先制ホームランは見事な弾丸アーチ。スピードタイプで4番という感じはしないのですが、結果はお見事。期待に応えました。

イスコジャパン 宮本 嘉生 投手(高知-名古屋学院大 28歳)

5回からマウンドに上がり、5回を無失点。エースらしいピッチングでした。ランナーを出しても崩れないところがさすがですね。

イスコジャパン 野口 啓吾 外野手(愛知啓成-愛知大 33歳)

愛知啓成が2006年の選抜甲子園に出た時の1番センター。ベテランになっていますが、この日も2安打と健在でした。

イスコジャパン 徳浪 健太 外野手(享栄-日本福祉大 31歳)

チームの主将で2番ライトで出場。ヒットを1本。8回も弱い3ゴロで全力疾走で相手のミスを誘いました。

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