中京学院大－岐阜協立大 1回戦観戦記（2023年秋季岐阜大学リーグ）

8月25日にKYBスタジアムで行われた第2試合、中京学院大－岐阜協立大の観戦記です。
中京学院大はプロ注目の赤塚投手が先発。どんな投球を見せるか注目して観戦しました。

中京学院大
００００００００２｜２　H7　E0
０００００００２１｜３　H6　E0
岐阜協立大

中京学院大
赤塚(20)、北地(13)、玉田(16)－櫻庭
岐阜協立大
相良(19)、徳山(14)、飼沼(17)－西谷

投手成績
中京学院大
赤塚健利 7回2/3 119球被安打5 四死球2 三振0 失点2
北地一星（箕島 2年） 2/3 17球被安打0 四死球3 三振0 失点1

玉田優斗（南筑 2年） 0/3 2球被安打1 四球0 三振0 失点0

岐阜協立大
相良雅斗 6回 90球被安打4 四球3 三振3 失点0
徳山虎宇平（神戸第一 2年） 2回0/3 26球被安打2 四球0 三振1 失点2

飼沼大地（麗澤瑞浪 3年） 1回 23球被安打1 四球1 三振0 失点0

（出場選手）
中京学院大
8前田(1) 7瀧本(10) 4豊田(2) 5廣田(7) 6大村(8) D大本(9)→R樋口(21) 3尾田(26)→H石井(25)→3森岡(35) 2櫻庭(22) 9西村(33)
岐阜協立大
9古畑(21) 7伏木(7) 4高木(1) 3佐藤(10) 2西谷(2) D竹節(27)→H水野(29)→H浅田(25)→R立木(28) 8金子(9) 6位田(6) 5池口(23)

（試合経過）
7回表、ピッチャー交代、徳山。
8回裏、2死1，2塁から3番高木が2点タイムリーベース。岐阜協立大が均衡を破る。ここでピッチャー交代、北地。2－0
9回表、無死1，3塁でピッチャー交代、飼沼。1死満塁から9番西村の遊ゴロ2塁封殺の間に1点。2死1，3塁から1番前田のタイムリーで同点。2－2
9回裏、1死1，2塁、9番池口が初球に大きなファールを打ったところでピッチャー交代、玉田。池口がタイムリーを打って岐阜協立大がサヨナラ勝ちをおさめました。

総評

中京学院大の赤塚投手が先発。MAX150kmの球もあり、140km中盤から後半をコンスタントに投げました。ただ、1回から3回まではほぼまっすぐオンリー。中盤からスプリットも投げましたが、変化球は少なめで140km前後の動く球を軸に投げていた印象でした。それもあってか三振は0。岐阜協立大のバッターから空振りを取る場面もあったのですが、当てられることも多く、そこが気になりました。それでも7回までは0点。8回に2点取られたところで降板。内容的には悪くないのですが・・・。
評価的には物足りない、となってしまいます。ドラフトまでにどういう評価になっていくか、今後も注目です。
岐阜協立大は相良投手が好投。6回までランナーは出す場面も結構ありましたが、得点圏に置いてから落ち着いて打ち取りました。コースが安定していて試合が作れる投手ですね。
徳山投手も7，8回と3人で抑えたのですが、9回は勝ちを意識したのか連打を浴びて降板。結局飼沼投手が追いつかれましたが、最後サヨナラで勝ったのでまぁ良し、ですよね。
岐阜協立大打線は4番の佐藤選手が4回の打席で15球投げさせる等、何とか食らいつこうという姿勢が見えました。それが疲れの見えた8回に捕まえられた要因かな、と。チームの粘りがお見事でした。
中京学院大は打線の奮起が無いと厳しいですね。赤塚投手以外の投手も不安がありますし・・・。厳しいリーグ戦になるかもです。