矢場とんブースターズ-静岡硬式野球倶楽部 観戦記(2021年JABA東海地区クラブ選手権)

6月20日に岡崎球場で行われた第3試合、矢場とんブースターズ-静岡硬式野球倶楽部の観戦記です。
6回終了時までの観戦記になります。

矢場とんブースターズ
000000400|4 H6 E2
11100012X|6 H15 E2
静岡硬式野球倶楽部

矢場とんブースターズ
西浦(2)、東(3)、原井(3)-宗片、名越
静岡硬式野球倶楽部
大沢(7)、宮島(2)-吉永
※()はイニング数

矢場とんブースターズ 西浦 貴志 投手(11)

矢場とんブースターズ 東 海滋 投手(34)

矢場とんブースターズ 原井 康成 投手(18)

静岡硬式野球俱楽部 大沢 達也 投手(16)

(出場選手)
矢場とんブースターズ
7福尾(0)→7菅井(8) 8藤井(9) 3山岡(51) D西村(42) 9伊塚(53) 4鳥居(5)→5 5勝嵜(33)→R中山(6)→4 2宗片(26)→H成木(29)→R平湯(27)→2名越(28) 6高橋利(23)
静岡硬式野球倶楽部
7高取(4) 8安本(24) 2吉永(27) 9上村(12) D有賀龍(1) 3中根(0)→H柿澤(8)→3 6松村(34) 5有賀純(5) 4川岸(3)

(試合経過)
1回裏、無死1,2塁から3番吉永がタイムリー。静岡硬式野球倶楽部が先制。尚も無死満塁でしたが、ここから連続三振と三邪で1点止まりに。1-0
2回裏、1死3塁から1番高取がタイムリー。2-0
3回裏、無死満塁から6番中根の2ゴロゲッツー崩れで1点。3-0
6回終了時に球場を後にしました。
7回表に高橋利の2点タイムリー3ベース等で4点取って矢場とんが逆転。4-3
その裏に5番有賀龍のタイムリーで追いついた静岡は8回裏に相手のタイムリーエラーで再逆転。
静岡硬式野球倶楽部が勝ちました。

総評

静岡硬式野球倶楽部は打線が良く、結局15安打と矢場とん(6安打)を圧倒。その割にはなかなか点が取れず、それでもつれましたが、矢場とん投手陣を攻略したのはお見事。
矢場とんは相手のミスも絡んで一旦は逆転したようですが、最後は自分たちのエラーで失点。最後まで流れが来なかった感じですね。エースの原井投手で踏ん張れなかったのだから仕方ない。
静岡の大沢投手は110km台のまっすぐに90kmを切るくらいの変化球。社会人やクラブチームではなかなか見ない遅い球で矢場とん打線を翻弄。左の軟投派はこういうレベルでも有効だというのが分かる試合内容になりました。

ピックアップ選手

※年齢は2021年12月の満年齢

矢場とんブースターズ 西村 大翼 内野手(港-大阪大谷大 24歳)

4番DHで出場。最初の打席で2ベース。そこから3打席四球。警戒されていました。

矢場とんブースターズ 高橋 利政 内野手(塔南-花園大 27歳)

9番ショートで出場。7回に一旦は逆転となるタイムリー3ベースを放つ。

矢場とんブースターズ 東 海滋 投手(三重-岐阜経済大 25歳)

3回からマウンドに上がり、3回を1失点。何とか試合を作り後半の反撃に繋げました。

静岡硬式野球俱楽部 上村 知哉 外野手(掛川西-立教大 24歳)

4番ライトに入り、4打数4安打と大当たり。

静岡硬式野球俱楽部 吉永 祐太郎 捕手(静岡商-東海大海洋学部 26歳)

リードでも緩急をうまく使って大沢投手をリード。打っても全打席出塁。先制の打点に2得点と活躍。主将としてチームを勝利に導きました。

静岡硬式野球俱楽部 大沢 達也 投手(東海大第三 31歳)

小柄なサウスポー。MAXは113kmとぶっちゃけ遅い。これに80km台のカーブ、100km前後のスライダーを組み合わせて矢場とん打線を翻弄しました。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示