大森石油-小林クリエイト 観戦記(2023年東海五県軟式野球愛知県大会)

3月10日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、大森石油-小林クリエイトの観戦記です。
東海五県軟式野球愛知県大会の準々決勝。新春選抜リーグ戦で優勝をした小林クリエイトにリーグ戦後半から連勝している大森石油がどう戦うか、注目して観戦しました。

大森石油
100020300|6 H7 E1
000202000|4 H11 E1
小林クリエイト

大森石油
長島(18)、原田(16)-熊谷
小林クリエイト
田中(17)、八木(21)-宮城

投手成績
大森石油
長島啓太 7回 84球 被安打10 四球0 三振0 失点4(自責点3)
原田宥希(大体大浪商-OBC高島-香川OG-BC福井 28歳) 2回 25球 被安打1 四球1 三振0 失点0

小林クリエイト
田中眞人(誉-朝日大-熊本ゴールデンラークス 9年目) 6回2/3 98球 被安打7 四球2 三振4 失点6(自責点4)

八木亮祐(享栄-ヤクルトーオリックス 32歳) 2回1/3 45球 被安打0 四球2 三振4 失点0

(出場選手)
大森石油
3松岡岳(3) 6財前(10) 4宝楽(1) 5石坂(7) D中村(2) 2熊谷(27) 7藤田(4) 9西野(9) 8樋口(13)
小林クリエイト
8浜崎(9) 2宮城(10) 4都筑(0) 7村西(5) 6葛西(1) 9大西(24) 5近藤(6) D奥田(27) 3小杉(30)

(試合経過)
1回表は大森石油が3ベースから叩きで1点を取ったとのこと。大森石油が先制していました。1-0
4回裏、2死2塁から6番大西、7番近藤が連続タイムリー2ベース。小林クリエイトが逆転。2-1
5回表、2死2塁から2番財前が2ランホームラン。大森石油がすかさず逆転。3-2
6回裏、1死2,3塁から6番大西が2点タイムリー。小林クリエイトが再逆転。尚も1死満塁のチャンスを活かせず。4-3
7回表、1死3塁から1番松岡岳が転がして内野安打となりタイムリー。2死1塁から3番宝楽のピッチャーゴロで少し投手の田中がもたついて1塁へトスしようとした送球が大きく逸れて1塁ランナーが一気に生還。ここでピッチャー交代、八木。2死満塁から6番熊谷が三振振り逃げ。3塁ランナーが生還。この回3点取って再々逆転。6-4
8回裏、ピッチャー交代、原田。
大森石油がシーソーゲームを制して準決勝進出を決めました。

総評

大森石油が初回に先制。それを4回裏に2死2塁からの6番大西選手7番近藤選手の連続2ベースで逆転したところで、さすが新春選抜リーグ戦優勝チーム、強いなぁと思ったのですが・・・。
すかさず大森石油が財前選手の2ランホームランで逆転。
6回裏には大森石油にミスが出て1死2,3塁から大西選手が2点タイムリーを放ち再逆転。しかし、さらに1死満塁から9番の小杉監督兼選手のところでエンドランが空振りとなり3塁ランナーが憤死。このチャンスでダメを押せなかったのが結果的に響きました。
7回表は同点のプレーは3塁打からの叩き(内野安打)なので仕方ない。その次の2死1塁からの投ゴロでのエラーが痛かった。慌てなければ、1塁はセーフだったとしても、一気に生還にはならなかっただけに。
お互いにミスが絡んでの得点が多かったですが、最後の大森石油の6点目も振り逃げでの1点だけに、ミスといえばミス。
野球はやはりミスが出ると厳しくなるスポーツですね。
大森石油は得点には長打が絡んでいます。長打で点を取って継投で逃げ切る。準決勝、決勝は連戦となるだけに投手が厳しくなるかもですが、まずは1戦必勝で頑張ってほしいですね。
小林クリエイトは監督の小杉さんが出場していたように、新人が出れない今大会はメンバーがきつかったかな、と。新人が加わる4月以降に期待ですね。

ピックアップ選手

大森石油 西野 祥史 外野手(関西中央-四日市大 3年目)

8番ライトで出場。5回に2ベース、7回には3ベースを先頭で放ち、いずれもホームイン。長打でチームが逆転する流れを作りました。

大森石油 財前 貴男 内野手(西日本短大附-駒澤大-ブリッツー巨人 36歳)

2番ショートで出場。5回に目の覚めるような2ランホームランで一旦は逆転。試合を動かす一発となりました。

大森石油 長島 啓太 投手(中部大第一-中京学院大 4年目)

7回を投げて失点は4(自責点3)。毎回のようにランナーは出したものの四球が無く粘り強かった。特に逆転した直後の7回裏、先頭バッターがイレギュラーした2ベースという嫌な場面でそこから3連続投ゴロという投球。これが大きかったですね。

小林クリエイト 大西 隆太 外野手(津田学園-名商大 9年目)

6番ライトで出場。3安打の猛打賞でうち2本がタイムリー。3打点の大活躍でした。

小林クリエイト 近藤 宏城 内野手(愛産大工-愛産大 6年目)

7番サードで出場。マルチがいずれも2ベース。当たっていました。

小林クリエイト 浜崎 裕太 外野手(中部大春日丘-至学館大-BC福井 30歳)

1番センターで出場。イレギュラーのヒットを含めて3安打の猛打賞。

この試合の写真アルバムはこちら

コメントを残す

関連記事を表示