フタバ産業-GTRニッセイ 観戦記(2021年天皇賜杯愛知東部大会決勝戦)

6月22日に刈谷球場で行われた天皇賜杯愛知東部大会決勝戦、フタバ産業-GTRニッセイの観戦記です。
好ゲームを期待しましたが・・・。

フタバ産業
0000000|0 H2 E1
017001X|9 H7 E1
GTRニッセイ
(7回コールド)

フタバ産業
村瀬、木村、奴賀-松瀬
GTRニッセイ
三浦-森

投手成績
村瀬(21) 2回1/3 50球 被安打3 四球2 三振0 失点5

木村(14) 2回2/3 47球 被安打3 四球1 三振2 失点3

奴賀(17) 1回 16球 被安打1 四球0 三振0 失点1(自責点0)

GTRニッセイ
三浦(14) 7回 73球 被安打2 四球0 三振3 失点0

(試合経過)
フタバ産業
6山下(6) 7光部(2) 4豊田(10) 3白井(3) 9荒木(0) 5服部(1) 2松瀬(27) 1村瀬(21)→1木村(14)→H佐々木(25)→1奴賀(17) 8戸松(9)
GTRニッセイ
7清水(24) 5大平(1) 4倉地(10) 9高木(13) 3荒木(25) 8廣田(2) 6松岡(17) 2森(27) 1三浦(14)

(試合経過)
2回裏、1死3塁から6番廣田の初球にエンドランで転がして1点。GTRニッセイが先制。
3回裏、1死満塁から3番倉知が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、木村。1死満塁から5番荒木のタイムリー。6番廣田の2点タイムリー2ベース。7番松岡の犠牲フライ。この回打者一巡で7点を奪い、8-0。
6回裏、2死2塁から1番清水のタイムリー。9-0
7回表、先頭の山下のヒットから2死1,3塁まで攻めるも得点ならず。
7回コールドでGTRニッセイが勝ち、優勝しました。

総評

GTRニッセイが圧勝。
GTRニッセイがそれぞれのやるべきプレーをきっちり決めて得点を重ねた。そして見事な畳みかけ。これだけ点差になるほど力の差があるわけではないのですが、それでもこういう試合になってしまうこともあるのが野球の怖さ。
2回に先頭の4番高木が2ベース。次打者の荒木は追い込まれながらもしっかりと進塁打を放ち1死3塁。6番の廣田は初球をエンドランで転がして1点。
3回は先頭の森が四球の後、ピッチャーの三浦が初球を見事にバント。そして中軸がタイムリー。流れるような攻撃がお見事でしたね。
フタバ産業は村瀬投手はきわどいところが決まらずボール先行、木村投手はストライクボールがはっきりしてどちらも不調。3回で勝負が決まってしまいました。
打線もスイスイと投げるGTRニッセイの三浦投手から5回に荒木選手が初ヒットを打ってパーフェクトを止めるのがやっと。
GTRニッセイが3年ぶりの天皇賜杯の本戦出場を決めました。

ピックアップ選手

フタバ産業 荒木 大輔 外野手(三重海星-愛産大)

5回にチーム初安打を放つ。

フタバ産業 奴賀 大樹 投手(八幡商-三重中京大-永和商事ウイング)

3番手でマウンドへ。1点は失ったものの、不運な当たりのランナーでした。楽天の則本投手の一つ先輩なんですね。全く同じ高校、大学出身。

GTRニッセイ 高木 祥宏 外野手(東邦-名城大)

2回に先制点の口火となる2ベースを放ち、その後ホームイン。4番としてさすがの仕事でした。

GTR 三浦 勝志 投手(豊田大谷-国際武道大)

いまやエースとなっていますね。前日も投げていたそうですが、連投で味方の援護もあり見事な完封でした。

GTRニッセイ 倉地 茂雄 内野手(豊田大谷-愛知大)

3回にリードを広げる2点タイムリー2ベースを放つ。これを含む2本とも長打。主将として勝利に貢献。

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