和合病院-中庸スプリング 観戦記(2021年軟式野球国体愛知県大会)

5月18日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた和合病院-中庸スプリングの観戦記です。
強豪の和合病院相手に中庸スプリングがどこまで食らいつけるかに注目して観戦しました。

和合病院
100000030|4 H9 E1
000000000|0 H4 E0
中庸スプリング

和合病院
水野-山田
中庸スプリング
岸本、榊原、池田、小田-伊東

投手成績
和合病院
水野 9回 116球 被安打4 四球0 三振6 失点0

中庸スプリング
岸本 3回 55球 被安打5 四球1 三振1 失点1
榊原 2回 28球 被安打1 死球1 三振2 失点0
池田 2回 28球 被安打1 四球0 三振1 失点0
小田 2回 46球 被安打2 四死球3 三振1 失点3

(出場選手)
和合病院
9丸山 4安井 3前田 7落司 6柘植 2山田 8小野 1水野 5山本
中庸スプリング
8堀田 6青山→H高岡 4坂田 7奥村 3山本 9長深田 5後藤 2伊東 1岸本→H山村→H中村→1小田

(試合経過)
1回表、2死1,3塁から5番柘植がタイムリー。和合病院が先制。
2回表、2死1,2塁から2番安井のヒットで2塁ランナーがホームを突くもタッチアウトに。
8回表、無死満塁から5番柘植が見事に叩いて1ゴロの間に1点。1死2,3塁から6番山田が上手くピッチャーの頭を高いバウンドで超える2点タイムリー。4-0
和合病院が勝ちました。

総評

和合病院の快勝。
中庸スプリングも小刻みな継投で和合病院打線を上手く交わしながら終盤勝負に持ち込んだのですが、4番手の小田投手が誤算で四死球で満塁にして上手く3点を奪われました。継投の難しさと和合病院のしたたかさを感じる8回表の攻防となりました。
中庸スプリングもなんどかチャンスがあり、5回は1死1,2塁のチャンスを作ったのですが、代打策が実らず。
あと1本をきっちりと出す和合病院の強さが光りました。

ピックアップ選手

和合病院 水野 駿也 投手(愛産大工-東海学園大)

さすがのピッチングで完封勝利。無四球、先頭バッターを出したのはエラーとヒットの2回だけ。これが勝てる投球ですよね。1番~5番までノーヒットに抑えたのも見事でした。

和合病院 柘植 亮佑 内野手(静清-愛知工業大-永和商事ウイング)

5番ショートで出場し、2打点。先制タイムリーも見事な逆方向へのヒットでしたが、8回の無死満塁での叩いての内野ゴロが鮮やかすぎました。軟式野球のお手本のような点の取り方。さすがです。

和合病院 山田 聡 捕手(名城大)

8回表にダメ押しとなる2点タイムリー。これもしっかりと1点を取りに叩いた打球がピッチャーを超えて2点タイムリーになった形。徹底がすごいです。

中庸スプリング 榊原 諒 投手(岐阜中京-関西国際大-日本ハム-オリックス)

日本ハム時代に新人王も取った右腕。軟式で見るのは初めてでした。2回を1安打1死球で無失点ピッチング。今年36歳になるベテランですが、まだまだ頑張っていますね。

中庸スプリング 池田 郁歩 投手(高浜-名経大)

2回を1安打無失点。味方の好守備もありましたが、テンポのいいピッチングで和合打線をしっかりと抑えました。

中庸スプリング 山村 大生 外野手(享栄-星城大)

代打で登場し2ベースを放つ。数少ない捉えた打球で1打席で終わるのがもったいない感じでした。

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