桜丘-岡崎西 観戦記(2019年愛知夏大会)
7月14日に岡崎球場で行われた3回戦第1試合、桜丘-岡崎西の観戦記です。
シード校桜丘に対し、秋春県大会に進んでいる岡崎西がどこまで食い下がるかに注目して観戦しました。
桜丘
320242|13 H16 E0
100010|2 H6 E1
岡崎西
(6回コールド)
桜丘
堀尾、吉見-伊藤大
岡崎西
勝田、浅井-渡邊
投手成績
桜丘
堀尾(1) 5回 51球 被安打5 四球0 三振4 失点2
吉見(4) 1回 15球 被安打1 四球0 三振1 失点0
岡崎西
勝田(1) 4回2/3 82球 被安打12 四球1 三振1 失点9(自責点8)
浅井(6) 1回1/3 39球 被安打4 四球2 三振1 失点4
堀尾投手は右のオーバーハンド。130km前半のまっすぐを投げ込む。丁寧に投げてゴロを打たせるタイプ。
吉見投手は右のサイドハンド。120km中盤のまっすぐでテンポ良く投げて打ち取る。
勝田投手は左のオーバーハンド。追い込んでから変化球を打たれるケースが多かった。まっすぐは120km半ば出ていました。
浅井投手は右のオーバーハンド。まっすぐは130前後出ていました。
(スタメン)
(交代選手)
桜丘
1堀尾→R石野(15)→4近藤(13) 4吉見→1
岡崎西
4青山→6 8荒木→H松井(9) 1勝田→9 6浅井→1 9森田(18)→4西田(15)
(試合経過)
1回表、無死2、3塁から3番森が2点タイムリー2ベース。1死3塁から5番中神のタイムリー。桜丘が3点先制。
1回裏、先頭の青山の3ベースから2番荒木の2ゴロの間に1点。3-1
2回表、1死3塁から9番藤野のタイムリー3ベース。2死3塁から2番杉浦のタイムリーで加点。5-1
4回表、1死2、3塁から1番藤代が2点タイムリー。7-1
5回表、1死2、3塁から7番岡本がタイムリー。ここでピッチャー交代、浅井。2死1、2塁から9番藤野が2点タイムリー3ベース。2死1、3塁から2番杉浦のタイムリー。11-1
5回裏、1死1、3塁から8番渡邊がタイムリー。11-2
6回表、8番吉見の2点タイムリー2ベース。13-2
桜丘がコールドで大勝。
桜丘が序盤から勝田投手を攻略。岡崎西は連戦だったのですが、前日に2イニングだけの登板だった勝田投手が特に悪かった感じも無く、桜丘がしっかりと対策を立てていた印象。
今年の春の全三河大会で対戦経験があったんですよね。(その時は5-2で桜丘が勝利)
多分、その時に勝田投手も投げていると思うので、それが影響した気がします。
桜丘は先発全員安打。スタメン全員にヒットが出たのは今後を考えると大きい。
2番杉浦選手、9番藤野選手の2年生選手の活躍も目立ちました。
思った以上に伸びる打撃は他校にも脅威になりそう。投手は絶対的な力がないだけに、打線でのカバーで勝ち上がりたいところですね。
4回戦は誠信-岡崎学園の勝者。5回戦と厳しい相手が続きそうです。この試合の勢いを活かしていきたいですね。
岡崎西は正直ここまで勝田投手が打たれるとは思いませんでした。特徴のある左腕ですし、球威も上がっていた印象。ただ、対戦経験というのは結構大きいですよね。
打線は鋭い打球も多く、チームとしてのレベルの高さも感じました。5回裏に一旦はコールドを回避する6番池澤選手、7番浅井選手、8番渡邉選手の3連打は見事。チームとして地力を感じました。
1年生でスタメンを勝ち取った荒木選手らベンチ入りからも新チームに多く残ります。部員も多くいますし、競争して強いチームを作ってきてほしいですね。