白子-四日市 観戦記(2021年高校野球選手権三重大会)

7月12日に四日市霞ケ浦球場で行われた白子-四日市の観戦記です。
夏の三重大会に来るのは調べたら2015年以来。すごい久々でした。
大会誌、あとわずかとのこと。昨年無かった影響でしょうか。

白子
0030020000|5 H8 E1
202000010|5 H11 E1
四日市
(降雨引き分け再試合)

白子
小林航-内田
四日市
古田-藤井風

投手成績
白子
小林航琉(5) 9回 132球 被安打11 四球1 三振6 失点5(自責点4)

四日市
古田雄紀(10) 10回 137球 被安打8 四死球4 三振9 失点5

(出場選手)
白子
8儀賀(1) 6大西 3小林陽 (8) 2内田 4森(3) 1小林航(5) 7浦野(9)→9 9片岡(10)→H鈴木(13)→7堀木 5堀江(4)
四日市
5小林 7太田(15)→9 6佐々木 2藤井風 4佐藤→R西塚(14)→4 9岡本→8 8宮崎(7)→7 3藤井雄 1古田(10)

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番藤井風の遊ゴロで1塁送球時にアウトに見えたのですが、捕球時に足が離れたという判定でセーフになり、2塁ランナー生還。更に2死2塁から5番佐藤のタイムリー2ベース。四日市が2点先制。
3回表、1死1塁から1番儀賀が2ランホームラン。更に2死2塁から4番内田のタイムリー。白子が逆転。3-2
3回裏、無死1,2塁から4番藤井風のタイムリー2ベース。更に1死2,3塁からボークがあり1点。四日市が再逆転。4-3
6回表、無死1,3塁から5番森のセーフティスクイズでホームに投げるも野選となりセーフ。更に送球が逸れて無死2,3塁。四球で無死満塁から7番浦野の遊ゴロゲッツー崩れの間に1点。白子が再々逆転。5-4
8回裏、1死2塁から6番岡本がタイムリー。5-5。更に2死2塁から8番藤井雄がヒットを放つもセンターからの返球でタッチアウトに。
延長に入ります。
10回表に白子の内田選手が頭部に死球。その後、10回表終了時に、治療で中断。そこから雷雨となり、長期中断になりました。

結局雨で引き分け再試合となったようです。

総評

シーソーゲームの試合。
途中で熱中症による足痙攣での中断もありましたし、最後は雷雨による中断、引き分け再試合。
普段あまり再試合っていいと思わないのですが、この試合に関してはやり直しが出来て良かったかな。
なんとかいい条件で決着がつけられるといいですね。
お互いの4番捕手に注目した試合でしたが、白子の内田選手は4安打。四日市の藤井選手はタイムリー2ベースを放ち存在感を示しました。
ただ、四日市の方がやや攻めあぐねた印象。小林航投手が上手く高めを使うようになって、四日市はてこずりました。
白子の儀賀選手のホームランはお見事。小躍りしながらベースを一周する選手を久々に見た気がします^^

ピックアップ選手

白子 小林 航琉 投手(2年)

右のアンダーハンド。110kmに満たないくらいの球速ですが、途中から高めを効果的に使うようになり、四日市打線が打ちあぐねた。特性を活かした投球は見事でした。

白子 儀賀 達実 外野手・投手(3年)

背番号1ですが、この試合は終始外野に。ホームランを打った時の小躍り感が印象に残っています。どこか不安があったから登板回避したのかな、と感じました。

白子 内田 響 捕手(3年)

4番で4安打の活躍。2得点に絡んでいます。結果論ですが、1番の儀賀選手とくっつけた打順のが面白かったかも。

四日市 藤井 風汰 捕手(3年)

肩が強く、2.04秒~2.06秒と安定したセカンドスローをマーク。タイムリー2ベースも1本放ちました。打球が強く、能力の高さを感じる選手。

四日市 佐藤 雄太 内野手(3年)

2安打のマルチ。初回にはタイムリー2ベースを放っています。勝負どころの8回に盗塁も1つ。同点につなげました。

四日市 岡本 佳大 外野手(3年)

8回に貴重な同点タイムリーを放ちました。

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