トヨタ自動車-JR東日本東北 観戦記(2022年JABA静岡大会)

4月5日に浜松球場で行われた第1試合、トヨタ自動車-JR東日本東北の観戦記です。
昨年都市対抗ベスト8のJR東日本東北がトヨタ相手にどういう戦いを見せるかにも注目して観戦しました。

トヨタ自動車
010000000|1 H7 E1
00002001X|3 H5 E2
JR東日本東北

トヨタ自動車
吉野、嘉陽-高祖
JR東日本東北
竹本-園部

投手成績
トヨタ
吉野光樹 7回 99球 被安打3 四球1 三振9 失点2
嘉陽宗一郎(松山聖陵-亜細亜大 5年目) 1回 22球 被安打2 四球0 三振1 失点1

JR東日本東北
竹本祐瑛 9回 118球 被安打7 四球0 三振3 失点1

(出場選手)
トヨタ
7八木(0)→7徳本(29) 5北村(4) D河合(3)→H福井(10) 3樺澤(9) 9多木(7) 6佐藤(6) 2高祖(22) 8坂巻(24) 4和田(8)
JR東日本東北
4菅野(1) 3大保(7) 8鈴木(24) 5大西(10) 2園部(22) 7丸山(33) 9安西(6) D夷塚(2) 6小山(3)

(試合経過)
2回表、1死3塁から7番高祖のスクイズ成功。トヨタ自動車が先制。
5回裏、無死2塁から6番丸山が2ランホームラン。JR東日本東北が逆転。2-1
8回裏、1死1,3塁から1番菅野の遊ゴロの間に1点。3-1
JR東日本東北が勝ちました。

総評

ヒット数が示す通り、押していたのはトヨタ自動車の方。JR東日本東北はチャンスは2回だけでその両方ともで点を取ったところが強さでしたね。
丸山選手の2ランホームランは見事な当たり。8回は逆に1死1,3塁で何とかゴロを転がして1点につなげる等勝負強さが光りました。
竹本投手は140㎞前半のまっすぐでヒットは7本許したものの無四球。上手く打たせて取った印象です。
吉野投手は三振9個奪う等、力のある球を投げていましたが、一発に泣いた形に。
トヨタはヒットがすべて単打。足を使ってチャンスを広げようとしましたが、盗塁死や走塁死も3度ほどあってチャンスを広げられませんでした。

ピックアップ選手

トヨタ自動車 吉野 光樹 投手(九州学院-上武大 2年目)

浜松球場は辛めのガンで140㎞前半くらいの球速でしたが、ボールに力があって三振は9つ。四球も1つだけで安定していました。一球に泣いた形に。

トヨタ自動車 八木 健太郎 外野手(早稲田実-早稲田大 5年目)

1番レフトで出場。2安打とチーム唯一のマルチ。盗塁も1つ決めていました。

トヨタ自動車 坂巻 尚哉 外野手(千葉経大附-中央大 2年目)

8番センターで出場。ヒットの内野安打は普通のピッチャーゴロ。快足を飛ばしてのヒットでした。一芸が光る選手ですね。

JR東日本東北 竹本 祐瑛 投手(八戸西-駒澤大 2年目)

7本ヒットは打たれたもののすべて単打。牽制で誘い出すケースもあり、投球技術の高い投手です。無四球で試合を作れるのも強みですね。

JR東日本東北 丸山 大 外野手(鶴岡東-亜細亜大 2年目)

2ランホームランはしっかりととらえての大きな当たり。長打力が魅力の選手という印象です。

JR東日本東北 小山 倭誠 内野手(富士見-亜細亜大 4年目)

9番ショートで出場。2安打のマルチを記録。センターから逆方向に上手く打てるバッターですね。守備も安定。

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