小牧工科-愛知啓成 観戦記(2021年春季全尾張地区予選)

5月1日に小牧球場で行われた小牧工科-愛知啓成の観戦記です。
愛知啓成は1,2年生のチームだったと後で聞きました。
勝つと全尾張大会本戦に出場が決まる試合です。

小牧工科
000000004|4 H3 E2
000000000|0 H11 E0
愛知啓成

投手成績
小牧工科
石川(1) 9回 98球 被安打11 四球0 三振1 失点0

愛知啓成
吉田(1) 7回 96球 被安打1 四球1 三振8 失点0
滝川(10) 1回0/3 24球 被安打1 四球2 三振0 失点2
廣納(18) 1/3 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0
加納(11) 2/3 17球 被安打1 四球2 三振0 失点2

(スタメン)
小牧工科
5尾﨑 6浅見 8刑部 2多和田 9柴田 4市川 7磯部 3有賀 1石川
愛知啓成
2飯盛 8武田 5山谷 7小市 3水野 9藤本 6太田光 1吉田智 4柿元
※小牧工科は全員3年生。愛知啓成は2~4番が1年生、他は2年生。

(試合経過)
4回表、先頭の1番尾崎が3ベース。しかし2番3番が浅い外野フライに倒れ先制ならず。
7回裏、無死1,3塁から7番太田の3ゴロでホームアウトに。牽制アウトもあり、先制ならず。
9回表、1死満塁から4番多和田が満塁ホームラン。小牧工科が先制。
9回裏、無死1,3塁のチャンスを作るも得点ならず。
小牧工科が全尾張大会本戦出場を決めました。

総評

愛知啓成は毎回ヒットを記録。ただ、先頭バッタ-はなかなか出せず、出した5回~7回に得点できなかったことで勝機が遠のいていきました。
9回表は四球絡みでピンチが広がったのも要因の一つですが、まっすぐをしっかりと捉えた多和田選手が見事だったと思います。
エース石川投手の粘投も見事でした。2塁牽制で2度刺し、自分を楽にしました。内野手との連携も見事でしたね。
愛知啓成は吉田投手の投球が素晴らしかった。小牧工科の打者の振り遅れの空振りが目立ちました。

ピックアップ選手

小牧工科 多和田 旺太 捕手(3年)

3打席凡退でしたが、4打席目の1死満塁で値千金の一発。4番の仕事を果たしました。追い込まれていたのですが、そこでもしっかりとフルスイング出来るのはすごくいいですね。

小牧工科 石川 悠斗 投手(3年)

右のサイドハンドに近いスリークォーター。相手がどんどん打ってきたのもありますが、ストライク先行でフライアウトが多かった。2塁牽制で2度相手を刺し、牽制の旨さも光りました。

小牧工科 尾崎 昂矢 内野手(3年)

1番サードで出場し、4回には3ベースを放つ。先発の吉田投手から放ったのもポイントが高いですね。

愛知啓成 吉田 智則 投手(2年)

先発し7回を1安打8奪三振の投球。自分が計った7回は120km前半でしたが、もっとスピードを感じる球で、手元での伸びがあり、小牧工科打者がかなり振り遅れての空振りが目立ちました。特徴を活かしたまま球威を上げていけば、秋以降はエース争いも出来そう。

愛知啓成 太田 光軌 内野手(2年)

7番ショートで出場し2安打。積極的に走っていくのも良かった。

愛知啓成 飯盛 麻人 捕手(2年)

1番捕手という珍しい打順。走塁のスピードがあり、どちらかといいうと打者として能力が高い選手。2ベースを含む2安打。

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