東郷製作所-三京アムコ 観戦記(2022年天皇賜杯愛知県大会(東部))

6月17日に刈谷球場で行われた第1試合、東郷製作所-三京アムコの観戦記です。
力をつけてきている三京アムコが新春にも出ている東郷製作所にどういう試合を見せるか注目して観戦しました。

東郷製作所
100100000|2 H7 E1
11010030X|6 H8 E2
三京アムコ

東郷製作所
久保田(11)、山口(18)-橋本
三京アムコ
山本(19)、横井(20)-村上

投手成績
東郷製作所
久保田裕介(中部大第一-中京大 5年目) 5回 90球 被安打5 四球4 三振1 失点3

山口義生(享栄-東海学園大 3年目) 3回 55球 被安打3 四死球3 三振0 失点3

三京アムコ
山本淳貴 7回 91球 被安打6 四球0 三振3 失点2
横井希(菰野-中京大 3年目) 2回 34球 被安打1 四死球2 三振1 失点0

(出場選手)
東郷製作所
8松田(2) 9石井(23) 6飯田(5) 3手崎(7) 5野瀬(9) 4小代田(10) 1久保田(11)→1山口(18)→H上村(15) 7岩崎(1) 2橋本(22)
三京アムコ
8松山(3) 7木場(7) 4牛島(1) 9藤江(9) 6平戸(10) 3本道(25) 2村上(27) 1山本(19)→H高木(29)→R加藤(2)→1横井(20) 5山口(4)

(試合経過)
球場入りしたときは1回裏の途中でした。東郷製作所は1回表に先制していました。
1回裏、2死2塁から4番藤江がタイムリー。1-1の同点に。
2回裏、1死3塁から9番山口の叩きで1点。三京アムコが勝ち越し。2-1
4回表、1死3塁から4番手崎のタイムリー。2-2の同点に追いつく。
4回裏、2死1,3塁から2番木場の3ゴロをタイムリーエラー。三京アムコが再度勝ち越し。3-2
7回裏、2死満塁から7番村上の押し出し死球。代打高木が2点タイムリー。6-2
8回表、四死球とエラーで1死満塁となるも、4番5番が倒れ得点ならず。
三京アムコが勝ち2回戦進出。

総評

序盤から三京アムコのペースで試合が進みました。
東郷製作所としては点の取られ方が良くなく、四球やエラーが絡んでの4回の勝ち越し点が痛かったですね。先発の久保田投手はややコントロールに苦しんだ印象でした。
7回裏も山口投手が押し出しで失点。更に代打の高木選手にタイムリーを浴びて試合が決まった形に。
いい当たりが正面を突く等、三京アムコにツキもあった印象。ただ、外野守備のシフトでアウトにしたり、流れを渡さなかったゲーム運びがお見事でした。
山本投手は4回~7回までランナーを許し得点圏に背負うも冷静なピッチングで抑え、好投が光りました。
東郷製作所はランナーを出すも散発になり、盗塁等で得点圏に進めたケースでもあと1本が出ませんでした。
やや狭い審判さんのゾーンに東郷製作所の2投手が苦しんだ印象でした。

ピックアップ選手

東郷製作所 手崎 椋介 内野手(至学館-法政大 6年目)

4番1塁で出場。4回に一旦同点になるタイムリー。8回のチャンスで三振に倒れ、ここで一本欲しかったですね。

東郷製作所 石井 和麿 外野手(中京大中京-中京大 15年目)

2番ライトで出場。2安打のマルチ。1死球と大当たりでした。

東郷製作所 小代田 健志 内野手(大府-東海学園大 6年目)

6番セカンドで出場。2安打、1犠打と活躍。盗塁も1つ決めました。

三京アムコ 山本 淳貴 投手(富士学苑-朝日大 7年目)

先発で7回を2失点。基本ボールを動かして打ち取る中、たまに投げる4シームに勢いがありました。コントロールが良く、それが打たせて取る投球につながっていました。

三京アムコ 牛島 翔紀 内野手(星城-中部大 1年目)

3番セカンドで出場。2安打のマルチで2得点と活躍。

三京アムコ 村上 滉一 捕手(栄徳-東海学園大 3年目)

7番捕手で出場。2回には先頭で2ベース。7回には押し出し死球でガッツポーズも見せていました。
リードでも2投手をしっかりと引っ張り、ピンチでも冷静に打ち取っていました。

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