三菱自動車岡崎-ヤマハ 観戦記(2022年JABA東海地区春季大会)

3月21日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1試合、三菱自動車岡崎-ヤマハの観戦記です。
ヤマハは今季初観戦でした。

三菱自動車岡崎
000200000|2 H6 E0
001000000|1 H4 E1
ヤマハ

三菱自動車岡崎
山口(12)、坂巻(34)、大井(17)-西川
ヤマハ
近藤(19)、九谷(13)、村木(20)、波多野(21)-川邉

投手成績
三菱自動車岡崎
山口晃 7回 92球 被安打3 四死球4 三振3 失点1
坂巻拳(千葉英和-東京情報大 4年目) 1回 26球 被安打1 四球1 三振1 失点0

大井友登(東邦 8年目) 1回 20球 被安打0 四球1 三振0 失点0

ヤマハ
近藤卓也(秋田商-青山学院大 6年目) 4回1/3 83球 被安打3 四死球3 三振6 失点2

九谷青孝 2回2/3 39球 被安打2 死球1 三振0 失点0
村木文哉(静岡-筑波大 2年目) 1回 24球 被安打1 四球0 三振2 失点0

波多野陽介(日本文理-東北福祉大 6年目) 1回 13球 被安打0 四球2 三振0 失点0

(出場選手)
三菱自動車岡崎
9里見(28) 4宇都口(2) 8飯嶌(23) 7田口(7) D菅原(3) 3堂(0) 5伊藤(26) 2西川(10) 6内藤(8)
ヤマハ
8前野(25) 3秋利(4)→R野澤(23)→5 9網谷(5) D笠松(33) 4青柳(6) 5藤岡(3)→3 2川邉(8)→H大本(22)→R高坏(9) 6永濱(7)→H古川(26) 7鈴木(0)

(試合経過)
3回裏、2死2塁から2番秋利の2ゴロが内野安打になり、その間に2塁ランナーの前野がホームを突き生還。好走塁でヤマハが先制。1-0
4回表、1死2,3塁からワイルドピッチで3塁ランナーに続き2塁ランナーまで生還。2-1と三菱自動車岡崎が逆転。
5回表、1死2塁でピッチャー交代、九谷。
三菱自動車岡崎が逃げ切りました。

総評

三菱自動車岡崎が競り勝ちました。
先制はヤマハ。2死から四球で出た前野選手が盗塁を決めて、秋利選手の内野安打で一気に生還。前野選手の好走塁が活きた試合でした。
その直後の4回表、三菱自動車岡崎は四球、ヒットで出たランナーを相手の近藤投手が制球を乱してワイルドピッチを連発して逆転。そのリードを守り切りました。
三菱自動車岡崎は山口投手の好投が大きい要因でした。あまり最近、先発しているところを見たことが無かったのですが、140㎞弱のまっすぐにコントロールが良く打たせてとってヤマハ打線を翻弄。
そこから坂巻投手、大井投手のリレーで逃げ切りました。
ヤマハは本番さながらの打線で挑みましたが、やや打線が低調。8回裏には無死1,2塁のチャンスでしたが、3,4,5番が倒れ万事休すでした。

ピックアップ選手

三菱自動車岡崎 山口 晃 投手(佐世保実-関西学院大 5年目)

今年5年目。1年目は活躍していましたが、近年はあまり登板が見られず。
この日の先発も珍しいな、と正直感じていたのですが、素晴らしい内容で強力ヤマハ打線を7回1失点に抑える好投。
起用も納得する投球でした。投手陣は割と厚い三菱自動車岡崎ですが、また新たに一枚強い投手が加わったという印象。今後の活躍も楽しみです。

三菱自動車岡崎 里見 治紀 外野手(花咲徳栄-東北福祉大 3年目)

1番ライトで出場。2安打のマルチ。打撃が好調で、1番として勢いを与えています。

三菱自動車岡崎 田口 蒔人 外野手(山梨学院大附-帝京大 7年目)

4番レフトで出場。2安打とマルチでした。しっかりとセンターで打ち返すヒット2本。あとはここぞで一本ほしいですね。

ヤマハ 前野 幹博 外野手(PL学園 9年目)

1番センターで出場。1安打3四死球と出塁10割でした。死球は頭でヒヤッとしましたが大事にいたらず、その後も出場。次の打席で2ベースを放つところに強さを感じます。
盗塁や好走塁もあり、スキルの高い選手です。

ヤマハ 九谷 青孝 投手(南部-東農大 11年目)

昨年は先発で結果を出していましたが、この日はリリーフでチームが困ったときに登板。しっかりと抑えました。どんなポジションでもしっかりと結果を出す頼もしいベテランです。

ヤマハ 川邉 健司 捕手(日大藤沢-明治大 11年目)

7番捕手で出場。2ベースを1本放ちました。チームの主戦捕手として今年も頼りになる存在となりそうです。

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