安城南-東浦 観戦記(2022年高校野球選手権愛知大会)

7月16日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第1試合、安城南-東浦の観戦記です。
東浦はずっとエースだった神谷投手が11番になっていて、代わって1番をつけた清水投手が先発。投球に注目して観戦しました。

安城南
100000000|1 H8 E1
10001020X|4 H7 E0
東浦

安城南
米津(4)、杉山(6)、長澤(1)-中島
東浦
清水(1)、神谷(11)-山口

投手成績
安城南
米津董司(2年) 3回 64球 被安打1 四球3 三振1 失点1

杉山友斗(3年) 2回 36球 被安打3 四球0 三振2 失点1

長澤栄汰 3回 45球 被安打3 四死球2 三振2 失点2

東浦
清水秋翔(3年) 3回 58球 被安打3 四球4 三振1 失点1

神谷知宏 6回 77球 被安打5 四球1 三振3 失点0

(出場選手)
安城南
6杉山→1→6 7前田(9)→9 3長澤(1)→1 5加藤 9中村(3)→3 8横井 1米津(4)→6→4→H鈴木(7) 2中島 4小納谷(15)→7
東浦
9外山 5加藤 8杉本 3榊原 4寺本 2山口 7成瀬 1清水→1神谷(11) 6夏目

(試合経過)
1回表、2死1,3塁から5番中村がタイムリー。安城南が先制。1-0
1回裏、2死1塁から4番榊原がタイムリー2ベース。1-1の同点。
5回裏、2死2塁から2番加藤がタイムリー。東浦が勝ち越し。2-1
6回表、無死1,3塁からセーフティスクイズが1飛となり打者アウト。7番米津が6-4-3のゲッツーに倒れ得点ならず。
7回裏、2死2,3塁から4番榊原が2点タイムリー。4-1
東浦が競り勝ちました。

総評

初回に1点ずつ取り合ったものの、どちらも尚も2死満塁というチャンスを逃すと試合は膠着状態に。
4回にこれまたお互いに投手を交代。そんな中、勝ち越したのは東浦。2死2塁から加藤選手のタイムリーで勝ち越し。ただ、ここでも2死2,3塁と尚ものチャンスを活かせず。
そして6回表は神谷投手が連打で無死1,3塁とピンチ。ここで安城南はセーフティスクイズをフライにして失敗。ゲッツーで逃すと勝機を失った形に。
9回表は1死1,2塁と最後のチャンスを作るも反撃ならず。
7回裏は2死3塁で申告敬遠をして榊原選手と勝負。これが裏目に出て2点タイムリーを浴びました。直前の打席を考えたんでしょうが・・・。0で抑えたかったのでしょうから仕方ない部分もありますけどね。
東浦は清水投手がピリッとせず。それでも3回を投げ切ると、4回からは本来のエース神谷投手がマウンドに上がり、しっかりと抑えきりました。やはり経験値からして違った神谷投手の投球。今後も彼が中心で戦っていくことになりそうです。

ピックアップ選手

安城南 前田 和慶 外野手(3年)

2番レフトで出場。コンタクト率が高く、足もある選手。5回は2ゴロでアウトの判定だったものの、セーフに見えた足はお見事。守備でも好プレーでチームを救いました。

安城南 中村 太一 外野手(3年)

5番ライトで出場。途中からファースト。2安打のマルチで先制タイムリーも放ちました。

安城南 長澤 栄汰 投手(3年)

190㎝と大きな投手。3番打者としては目立たなかったものの、投手としては6回からマウンドに上がり133㎞をマーク。まだまだ身体が使えていない印象で、上で伸びてほしい選手ですね。

東浦 榊原 雅貴 内野手(3年)

4番ファーストで出場。2本のタイムリーで3打点。7回は直前で申告敬遠をされての勝負。見事に跳ね返す1打で試合を決めました。

東浦 神谷 知宏 投手(3年)

4回からマウンドへ。ランナーは許すもしっかりとゴロを打たせて打ち取る術はお見事。MAXは129㎞。6回の打ち取り方は鮮やかでした。実質はエースですよね。

東浦 杉本 凌太郎 外野手(3年)

3番センターで出場。5回に2ベースを放ち、プレッシャーをかけたことで7回は申告敬遠をされた形に。2度ホームを踏み、チームに貢献しました。

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