三重高虎BC-東海理化 観戦記(2021年都市対抗野球東海地区2次予選)

9月15日に岡崎球場で行われた都市対抗野球東海地区2次予選の開幕戦。
三重高虎BC-東海理化の観戦記です。
クラブチームの三重高虎BCがどこまで東海理化相手に戦えるかに注目して観戦しました。

三重高虎BC
000000000|0 H1 E4
10016000X|8 H13 E0
東海理化

三重高虎BC
山口(12)、西本(14)、本山(17)、上床(16)-粶
東海理化
長田(15)、宮崎(14)、三小田(13)、池田大(19)-池田健、水野

投手成績
三重高虎BC
山口隆 4回1/3 111球 被安打12 四球0 三振2 失点8

西本匡慶(愛産大工-四日市大)2/3 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0

本山喬祥 2回 28球 被安打0 四球0 三振1 失点0

上床慎太郎(伊勢工)1回 15球 被安打0 死球1 三振0 失点0

東海理化
長田悠吾 5回 62球 被安打0 四球0 三振8 失点0

宮崎洸(金光学園-近畿大)2回 27球 被安打0 四球0 三振1 失点0

三小田章人 1回 11球 被安打1 四球0 三振0 失点0

池田大将(柏日体-拓殖大)1回 14球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)
三重高虎BC
9田邉(8) 2粶(80) 7西井(23) 3堤(2) 6宮下(9) 8山ノ内(22) D小川(10)→H野田(1) 5関(21) 4城本(5)
東海理化
D齋藤(1) 9安藤(5) 8木村(27)→7 7井貝(2)→8武藤(8) 6大谷(3) 3米満(24)→3川上(23) 4中野(10)→2水野(9) 5星田(6)→H西(7)→R野田(4)→5 2池田健(22)→H河田(31)→4

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番木村の1塁横のゴロを一塁手が取れず、2塁が取って1塁ベースを踏んでアウトも3塁ランナーホームイン。東海理化が先制。
4回裏、2死1,2塁から9番池田健のタイムリー。2-0
5回裏、1死1,3塁から5番大谷のタイムリー。1死満塁から7番中野の2点タイムリー2ベース。1死2,3塁から代打西のタイムリーにエラーも絡んで2塁ランナーも生還。ここでピッチャー交代、西本。2死3塁から1番齋藤のタイムリー。この回6点。8-0
8回表、2死から6番山之内がレフトへヒットを放ち、チーム初ヒット。パーフェクトを免れます。
東海理化が快勝しました。

総評

東海理化が快勝。
東海理化の先発の長田投手は5回までパーフェクト。三振8個を奪う投球で、そのまま記録もあるので行くかと思いましたが、6回から継投に。
記録よりも、大会を通じての戦いを考えての経験を選択。結果、後続の投手陣もしっかりと抑えて被安打1で完封リレー。今後の戦いにも活かせそうな投手陣のリレーになりました。
打線も逆方向を中心の軽打が多く、ライナーでしっかりとヒットが連なりました。6回以降がノーヒットだったのは残念ですけど、野手も一通り経験が出来て、今後に活かせそうですね。
三小田投手が結果的にはヒット1本打たれましたが、戦力になりそうな感じを改めて見せました。
三重高虎BCは先日見た時からスタメンが4人変わっていて、どうやら平日でこれない選手もいた模様。そう考えれば良く踏ん張りましたし、コールド負けしなかったのは立派。
山口投手は右のサイドハンドで137kmをマークするなど、十分企業チームにも通用する球を投げていました。本山投手も良かったですし、次の戦いに活かしてほしいですね。
何とか一本出てパーフェクトを免れたのも良かった。次は何とか戦力が揃って戦えるといいですね。

ピックアップ選手

※年齢は2021年末の満年齢

三重高虎BC 山口 隆 投手(愛産大三河-東海学園大 27歳)

右のサイドハンドからMAX137kmをマークし、東海理化打線を押しこむ場面も。1回、4回の失点は守備がもう少し守れていたら防げた失点でしたし。
5回は東海理化打線の上手さに攻略されましたが、やはりエースですし、次の試合に切り替えて臨んでほしいですね。

三重高虎BC 本山 喬祥 投手(桜台-愛知学院大 30歳)

3番手で登板。MAX134kmをマーク。2回をノーヒットに抑えて、テンポのいいピッチングが光りました。

三重高虎BC 山ノ内 湧登 外野手・投手(大商大堺-鈴鹿大 23歳)

チーム唯一のヒットを放ち、パーフェクトを免れました。元々はピッチャー登録されている選手。貴重なヒットでした。

東海理化 長田 悠吾 投手(三重海星 22歳)

5回までパーフェクト。MAXは141kmでしたが、サイドハンドからで、相手にはかなりのスピードに感じていた様子。
今年は先発で活躍していますし、この後の試合も見越しての降板だったように思います。活躍が楽しみですね。

東海理化 三小田 章人 投手(文徳-三菱重工長崎-三菱パワー 29歳)

結果的に唯一のヒットを浴びた形ですが、ボールの力強さが目立ちました。左で140kmを超す球威は貴重。戦力としての活躍が楽しみです。

東海理化 大谷 征輝 内野手(豊田西-立命館大 26歳)

ヒット2本。5回のタイムリーは綺麗なタイムリーはこの試合初でしたので、この後の大量点につながる一打になりました。
守備も安定していますし、この後の試合もキープレイヤーになりそうです。

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