一宮南-長久手 観戦記(2019年愛知夏大会)

7月9日にパロマ瑞穂球場で行われた2回戦第1試合、一宮南-長久手の観戦記です。
どちらも初戦。過去に試合を見て力は拮抗していると思ったので好ゲームを期待して観戦しました。

一宮南
100100000|2 H7 E0
00003100X|4 H9 E2
長久手

一宮南
柴田-鷲見、須藤
長久手
大櫃-田中

投手成績
一宮南
柴田(1) 8回 129球 被安打9 四球2 三振8 失点4
長久手
大櫃(1) 9回 133球 被安打7 四死球5 三振6 失点2(自責点1)

柴田投手は右のスリークォーター。まっすぐはそこそこ。クロスステップして投げ込むフォームでコントロールがいい。最後は足に来ていましたがなんとか投げ切りました。最近では珍しい振りかぶるタイプ

大櫃投手は右のオーバーハンド。まっすぐはまぁまぁ。スライダーと縦に落ちる球に切れがあり空振りが取れる。

(スタメン)

選手交代
一宮南
4大杉(16)→H加藤(7)→4土屋(14)→H木全(4)→串尾(10) 2鷲見→H服部(13)→2須藤(12)
長久手
7川本→7木村(17) 5花本→金澤(16)

(試合経過)
1回表、2死1塁から4番武馬のタイムリー2ベース。一宮南が先制。
2回表、1死2,3塁のチャンスでしたが、9番1番が連続三振で得点ならず。
3回表、2死から4番武馬、5番森の連打と四球で2死満塁となるも7番半田が3ゴロに倒れ0点。
4回表、1死3塁から1番田辺がレフト前に落ちるタイムリー2ベース。2-0
5回裏、1死2、3塁から2番木本がタイムリー。3番小林が2点タイムリー。長久手が逆転。3-2
6回表、先頭の半田が3ベースを放つも、8番鷲見が遊ゴロ、9番柴田が三振、1番田辺が1ゴロで得点ならず。
6回裏、2死1塁から9番柳澤がタイムリー3ベース。4-2
8回表も先頭の森の2ベースと四球で無死1,2塁とするも後続が倒れ0点。
長久手が逃げ切りました。

ロースコアながら毎回のようにお互いにチャンスがある展開。上の試合経過にあるように、一宮南が押している展開でした。得点圏でのあと一本。これがなかなか出ないんですよね。

一宮南は人工芝のパロマ対策もしっかりやってきたように感じました。守備位置も考えていることが多かったですし。8回表に無死1,2塁で同点を狙ってのバントをせずに強行したことも、個人的には好きな采配。ただ、それが正解になるかどうかは分からないんですよね・・・。野球は難しいです。

スタンドに部員も増えていますし、確実に力を付けているな、と感じました。秋からもまたどこかで見たいチーム。2年生5番で2安打放った森選手らが中心になっていいチームを作ってほしいですね。

長久手は1チャンスでひっくり返した攻撃が見事。逆転打となった3番小林選手は守備でも光りました。
その5回の攻撃も見事でしたが、6回裏の2死無走者からの8番田中選手のヒット、9番柳澤選手の3ベースでの1点が試合で大きくものを言いました。

9番の柳澤選手は2打数2安打1四球と見事な活躍。あえて9番に置いている打者なのかな、と感じました。上位を打ってもおかしくないバッター。結局両イニングの得点に絡みましたし。

大櫃投手は落ちる球がウイニングショットなのですが、その分暴投も増えた印象。なんとかキャッチャーに止めてほしいところですね。致命傷になりかねない。

2年生の3選手(横山選手、花本選手、田中選手)がそれぞれヒットを放ち活躍。秋からも活躍しそうですね。

長久手は次は旭丘-同朋の勝者と。相手より間隔があくのは有利かな。しっかりと対策を立てて、勝ち上がれるように頑張ってほしいですね。

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